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━━━━ルーク・スカイウォーカー
スター・ウォーズ/最後のジェダイ(Star Wars:The Last Jedi)とは、スターウォーズシリーズのエピソードⅧにあたる、ライアン・ジョンソン監督による映画である。2017年12月15日公開。
概要
「フォースの覚醒」から始まった「シークエル・トリロジー」(続三部作)の2作目となる作品。
「最後のジェダイ」というタイトルは単数形であり、ルーク・スカイウォーカーひとりを指すとジョンソン監督は語っている。
ストーリーについては前作の直後からのスタートとなり、ジョン・ボイエガらキャスト曰く、「よりダークでビッグな」ものになりこれまでのファンのあらゆる予想を裏切る、衝撃的な展開が待っているとのこと。
タイトルロゴはこれまでの黄色からシスのパーソナルカラーといえる赤に変更となり、何を意味するのかメディアやファンをはじめとして議論されている。
キャストには前作からの主要キャラクターに加え、ベテラン俳優ベニチオ・デルトロが謎の人物「DJ」として参加するほか、ナンバリングシリーズでは初のアジア系主要キャストとしてケリー・マリー・トランがレジスタンスの仲間ローズ・ティコとして登場。
レイア・オーガナを演じるキャリー・フィッシャーの遺作となる。(遺作ではあるが、次作に「フォースの覚醒」の未公開映像を使って登場)
作風・評価
ジョンソン監督の単独脚本によるこれまでのスター・ウォーズの方向性や価値観から脱却を志向した大胆な展開や描写が数多く盛り込まれる。
本作のファンによる評価は絶賛か全否定かの真っ二つに割れ、議論を呼び起こしている。
アメリカのレビューまとめサイトRotten Tomatoesでは上記の事柄が評価されプロ批評家のレビューをまとめた点数が90点台と高評価だが、一般の観客によるオーディエンススコアは50点台とシリーズワーストクラスの低評価を受けている。その理由としてはスターウォーズの根幹を否定された気になった、というような根本的なものからナンセンスな展開、キャラクターやフォースやテクノロジーの扱い方、過剰なギャグシーンなど多岐に渡る。
ルークを演じるマーク・ハミルは当初ライアン・ジョンソン脚本におけるルークの扱いに難色を示し「侮辱されていると感じたが、議論を重ねた」「君(ジョンソン監督)のこのキャラクターについて考えていることは1から10まで同意できないが、役者としてベストは尽くす」と発言したという。
一方で「フォースの覚醒」の保守性・懐古趣味を嫌っていたシリーズの創造主ジョージ・ルーカスは本作の親離れ的な革新性を評価したのか、「素晴らしい出来」と称賛し、前作と次作の監督を務めるJ・J・エイブラムスは次作を作るにあたり、大きく影響を受けたと語っている。
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関連項目
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