ステルスバイパーとは、『ZOIDS』シリーズに登場するヘビ型隠密戦用ゾイドである。
発売当初の名称はスネークスだったが、1999年の復刻の際は商標登録の問題から名称を改められた。
よって本稿ではスネークスについても合わせて記載する。
機体解説
ステルスバイパー STEALTH VIPER |
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基本情報 | |
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型式 | RMZ-025 RZ-020 |
所属 | ヘリック共和国 |
モチーフ | ヘビ型 |
スペック | |
全長 | 20.8 m |
全高 | 3.0 m |
全幅 | 4.2 m |
重量 | 23.6 t |
最高速度 | 180 km/h (220Km/hという記載もあり) |
武装(旧) | |
武装(新) | |
ゾイドテンプレート |
ヘリック共和国が奇襲戦用に開発したヘビ型ゾイド。
完成当初はスネークスという名称であった。
その細長く柔軟な機体は岩場や森林といった入り組んだ不整地形において高い走破性と侵入性を発揮し、さらに地中および砂地などに潜り込んでの待ち伏せや遁走も可能になっている。
それでいてコンパクトな体型と移動時の静寂性から敵の認識性も低く、奇襲や不意打ちにおいても大きな効果を得られている。
マシンガンや対空ミサイルなど豊富な射撃武器を持ち、目視性の悪い場所に潜り込んで接近してきた敵ゾイドを撃ち倒すというスナイパーのような戦法を得意とするが、その分格闘兵装に乏しく、直接的な対ゾイド戦は苦手と思われるものの、いざとなればその長い胴体に巻きつけて締め上げる事で敵ゾイドを攻撃できる。
活躍したのは中央大陸戦争の一時期だけで、時代を経るに連れてその有用性は失われていったが、第2次大陸間戦争ではその名称をRZ-20“ステルスバイパー”に改められて再就役を果たし、西方大陸での戦いにおけるゲリラ戦で大きな戦果を上げ、地上ゾイドでありながら敵飛行ゾイドを恐れさせる数少ない存在となった。
劇中での活躍
バトルストーリー
ZAC2034年ロールアウト。第2世代共和国ゾイドとしてスネークスの名で開発された。
とは言え、この頃は特に具体的な活躍の機会のないまま歴史の中に消えていった。
しかし、その後の第2次大陸間戦争においてステルスバイパーとして再就役された際には未開の地の多い西方大陸でそのステルス性を遺憾なく発揮する機会を与えられ、砂漠や森林地帯を侵攻しようとした帝国軍を尽く妨害し、その攻撃を失敗に終わらせている。
アニメ
『ゾイド -ZOIDS-』と『ゾイドジェネシス』まで登場。
『ゾイド -ZOIDS-』では第2部よりヒルツの配下の乗機として登場。
ヒルツのオーガノイド、アンビエントが貸し与えられており、このアンビエントが融合する事で全長が倍近く延長し、基地一つ落とせるほどの戦闘力を発揮できるようになっている。バンのブレードライガーとの戦闘では口内に仕込まれた煙幕攻撃でバンを翻弄したが、バンにその能力を利用されて逆転された。
他にもモブ役としてステルスバイパーが登場する場面もあった。
チーム・チャンプの所属機としてベンジャミンがチーム・ブリッツと交戦。他にもこのステルスバイパーのみで構成された別チームが存在したが、ゾイドバトルに臨もうとしたバックドラフト団の乱入を受けて全滅した。
『ジェネシス』ではルージ達が最初にやってきたハラヤードの町を縄張りとするならず者の乗機として登場。
他の仲間と共にルージ達に因縁をつけて襲いかかったが、レインボージャークとムラサメライガーの前に最終的には敗れ去った。
余談だが、上山道郎版『機獣新世紀ZOIDS』のアーバインはコマンドウルフではなくこのステルスバイパーを愛機としており、さらに後にはステルスドラゴンとして強化されるに至っている。
お絵カキコ
関連動画
スネークス
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