ステークホルダーとは、「利害関係者」を意味する外来語・ビジネス用語・経営学用語である。
概要
その組織の行動の結果により、得をしたり損をしたりする人や組織、もの全体を指す言葉。
がある。状況次第では、
も含み、非常に広い概念となる。
単に「関係者」だと社員のみを指すように受け止められてしまい、「利害関係者」だと「利害」という言葉から「金銭的な利害関係」を中心に連想されてしまうため、「ステークホルダー」という言葉を使っていると思われる。
ただし、これは誤解によるイメージダウンを避ける必要がある企業・組織が使う場合の話である。記者会見や発表資料などの場ではない個人が言っているときには、なんとなく響きがかっこいいためという理由で使っていることもある。
狭義には株主のみを指して「ステークホルダー」と呼ぶことがある。この場合は「ストックホルダー」とも言われる。
なお、英単語の綴りは「steakholder」(ステーキを持つ人/道具)ではなく、「stakeholder」である。やはり「耳慣れない言葉で、ステーキを連想してしまう」という人もおり、英語圏でもジョークの題材にされている(→参考)。
ちなみに「stake」の意味は「利害関係」の他に「杭、(杭を打って)土地を区画する」、「賭け、(金・命を)賭ける」「(複数形で)賭け金、特別賞金競馬・ステークス」、「火刑・火あぶりにする」といった意味がある。
関連項目
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