ストリウスとは、特撮ドラマ『仮面ライダーセイバー』に登場する人物である。
演:古屋呂敏
概要
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世界の均衡を保つ組織「ソードオブロゴス」と対立している敵対勢力・メギドの一人。物語のメギドを司る。普段は人間態で活動しているが、本来の姿は樹木のような角を持った怪人である。冷静沈着で落ち着いているように見えるが、その本性は慇懃無礼で皮肉屋。知略に富んだ策略家としてレジエルやズオスを動かし、自らの興味を引く物語を作るべく画策する。「物語には結末があるからこそ美しく、人は死ぬ時が一番美しい」と考える危険な思想の持ち主。ドクター真木かな?
第26章で、彼は最初にワンダーワールドの世界に降り立った「始まりの5人」の1人であることが判明する。全知全能の書の力に魅入られ、ズオス、レジエルと共に本の一部であるアルターライドブックを取り込み、メギドへと変貌した。なお、メギドになる前は詩人だった模様。
初期は3人の幹部の1人に過ぎず、カリバーやイザク(マスターロゴス)に接触し、表向きは彼らに協力していた。しかし、イザクが敗戦続きで役に立たないと分かるとあっさり裏切り、「貴方の物語はここで終わりです」と告げて彼を消滅させてしまう。残ったオムニフォースを手にすると、「これからの物語は私が紡ぎます」と決意を新たにし、ラスボスとして飛羽真たちの前に立ちはだかる。
第43章では、もう1人のソフィアやアルターライドブックに変えられた人々をカリュブディスメギドに食わせ、最後に始まりの5冊(オムニフォース、ズオス、レジエル、ストリウス、タッセル)を持つ自分自身を食べさせる。文字通り全てを喰らいつくし、苦しみ消えたカリュブディスメギドの中から新たに現れたストリウスは、今までに取り込んだものが全て纏められたグリモワールワンダーライドブックを手にしていた。彼はその力で仮面ライダーストリウスへと変身し、世界を破滅的な終焉に導き始める。
第46章で、ストリウスが歪んだ理由が明かされた。元々彼は詩人であり、飛羽真同様物語を紡ぐ存在だった。しかし会心の出来と思われた詩は、最初から全知全能の書に全て書かれており、彼はそれをなぞっただけの模造品を作ったに過ぎなかった。その事を全知全能の書に触れた時に知ってしまう。同時に「人間が生み出した技術や物語は何一つ無い」「世界の滅亡まで記されていて、既に確定している」事も悟り、絶望の淵へと追いやられる。ここからストリウスの考えは歪み、世界滅亡を画策するようになった。本に裏切られて絶望したストリウスと、本に希望を見出す飛羽真の対比となっている。
仮面ライダーストリウス
グリモワール
WHEN THE HOLY SWORD AND THE BOOK
INTERSECT REWRITE THE WORLD
「変……身!」
OPEN THE GRIMOIRE
THE END OF THE STORY!
KAMENRIDER STRIUS!
「物語の結末は、私が決めます!」
仮面ライダーストリウス グリモワール |
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基本情報 | |
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身長 | 214.1cm |
体重 | 144.9kg |
パンチ力 | 68.0t |
キック力 | 116.8t |
ジャンプ力 | 120.8m(ひと跳び) |
走力 | 0.4秒(100m) |
必殺技 | |
仮面ライダーテンプレート |
ストリウスがグリモワールワンダーライドブックをドゥームズドライバーバックルにセットして変身した姿。変身時は周囲がどす黒い液体に染まり、ストリウスを包み込んで姿を変える。ストリウスの背中には6枚の漆黒の翼が広がり、変身が終わるとマントへと変化している。本来のストリウスの姿をさらに発展させた姿をしており、『セイバー』に登場する仮面ライダーの中では、唯一頭部にソードクラウンと思わしきパーツが存在しないのが特徴と言えよう。
グリモワールワンダーライドブックに内包されている「ワンダーライドブック」や「アルターライドブック」の力を紡ぎ、広範囲に強大な現象を引き起こすことが可能。思考に反応する特殊な錬成鋼を主材としており、変身者は強く念じるだけで自身の身体能力を遥かに超えた挙動を実現できる。
関連静画
関連リンク
関連項目
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