スバル・ジャスティとは、富士重工業が販売している小型車である。
概要
1984年発売時は自社開発のコンパクトカーとして発売、当時各社から発売されていた「1リッターカー」をライバルとしていた。
1994年の国内販売終了後は海外にて同車名のモデルが販売されていたが、自社開発ではなくスズキ車(2,3代目)、ダイハツ車(4代目)のOEM供給モデルであった。
2016年にはトヨタ・ルーミー/タンク、ダイハツ・トールのOEM供給車として名称が復活した。
歴史
初代(自社モデル、1984年~1994年)
1984年販売。
軽自動車のレックスをベースに開発された車で、ボディを拡大して1Lのエンジンが搭載されていた。
ドア数は3ドアと5ドアを設定。
1985年には1.2Lエンジンを追加。
1987年には量産車世界初となる無段変速機「ECVT」搭載モデルが設定された。
1988年にはマイナーチェンジを実施、外装デザインが大きく変わった。エンジンは1.2Lのみとなる。
1989年には特別仕様車「マイム」を追加、1990年にはカタログモデル化された。
1994年には生産を終了した。
2代目(2016年~)
2016年11月発売。
ダイハツ・トールのOEM供給車となり、ボディタイプも2ボックスタイプのハッチバックからトールワゴンに変更となった。
基本的な仕様はトールと同じではあるが、装備面で一部変更が加えられているため他車に比べ若干価格差がある。
また、トールにおけるカスタム、トヨタ・タンク相当の外装デザインのものがノーマルグレードとして、ノーマル、トヨタ・ルーミー相当のデザインのものがカスタムとして販売されている。
海外での販売
日本国内では1994年に販売を終了したが、海外ではその後も販売が続けられた。
欧州ではモデルチェンジされ2011年まで販売が続けられた。
ただし、自社生産ではなく、他メーカーからのOEM供給であり、
2代目がスズキ・スイフト(日本におけるカルタス) 3代目がスズキ・イグニス(日本におけるシボレー・クルーズ) 4代目がダイハツ・ブーンが供給されていた。
台湾では現地パートナーである大慶汽車で生産され、90年代後半まで販売されていた。
日本仕様と同じハッチバックモデルだけでなく5ドアリフトバックモデルも製作され、名称を変更して販売されていた(ハッチバックモデルはジャスティのままであったが、5ドアリフトバックモデルには金美満[TUTTO]の名称で販売されていた)
関連動画
関連商品
スバル・ジャスティに関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
関連項目
関連リンク
スバルFRANCE 4代目ジャスティ http://www.subaru.fr/accessoires.asp?modele=9
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