スパイラル・ゲートとは、デュエル・マスターズのカードの一つである。
概要
デュエマの創成期に登場して以来、「デーモン・ハンド」などとともに使われてきたカード。効果は以下の通り。
スパイラル・ゲート
水文明 (2)
呪文 S・トリガー
クリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻す。
※殿堂入り
MTGの「差し戻し」や「剣を鍬に」、遊戯王の「強制脱出装置((海外限定)使用制限あり)」などを彷彿とさせる、シンプルかつ非常にえげつない除去効果を持つ軽量バウンスカード。
その短い文章と"手札に戻す"というワードから、TCGを多少経験したものであれば、デュエマ自体は知らなくても、このカードの危険度をひしひしと感じてしまった人もいるかもしれない。
無論、こんな短い文章内にデメリット効果まで用意できるはずもなく、大型から軽量、進化クリーチャーなどなど、様々なカードがこのカードの餌食となり、多くのデュエマプレイヤーが被害に遭った。
おまけにレアリティも高くないので、財布に余裕のないユーザーも利用できた。そのため、初心者や上級者まで数多くのプレイヤーを支えてきたカードでもある。相手だけでなく自分のクリーチャーも戻せるため、時には効果の使いまわしのために、敢えて自分のを戻すという運用法も。
そのマナの軽さと使い勝手の良さから、さすがにスタッフもずっと野放しにできなくなったようで、2010年に殿堂入り。その後は、同様の効果を持つS・トリガー系クリーチャー「アクア・サーファー」が無傷だったこと、3マナながら非常に強力なスキップ効果を持つ「終末の時計 ザ・クロック」の登場などにより、活躍の場は少し(?)減ったようだが、いまだその汎用性と強さは健在。
今後も、その強さと扱いやすさでニコニコ動画内外問わず暴れていくことだろう。
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関連項目
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