スピンスピンとは、フエーヤー?フエーヤー……チョッ!wwwwwww
概要
「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」
「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピン……回れよ独楽よ、回れよ回れ。」
「フェーヤー?フェーヤー……チョッ!幾度聞いても駄目だ、直ぐに忘れる。」
これらは2013年のセンター試験(国語)に出題された、大正時代の小説「地球儀」で出てきた謎の文である。
この小説は劇中劇の入れ子構造になっており、『』で括られた範囲を把握できていないと内容の把握が難しく、さらにこの謎な言葉によって国語が苦手な多くの受験生が混乱し、スピンアウトしてしまった。
また、この年は評論も内容が難しかったため国語の平均点が50%を割るという史上最低点をマークした。来年はまず間違いなく大幅に易化するため、恐らく上位陣は阿鼻叫喚である。
他にも2013年のセンター試験は「動点PAt」、「555-456-0721」、「厚化粧おばさんin田舎」など、例年通りネタ要素が多い内容だった。
なお、試験で使用された全文は青空文庫で読むことができるので、興味をもたれた方はぜひ一読してほしい。
注釈
該当する部分のみを小説本文から引き写すとこうなる。
同じ部屋の丸い窓の下で、虫の穴がところどころにあいている机に向って彼は母からナショナル読本を習っていた。
「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」と。母は静かに朗読した。竹筒の置ランプが母の横顔を赤く照らした。
「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピン――回れよ独楽(こま)よ、回れよ回れ」と彼の母は続けた。
こう言われると、母は得意げな手つきで軽く球(地球儀)を回してすぐに指でおさえた。
「フェーヤー? フェーヤー……チョッ! 幾度聞いてもだめだ、すぐに忘れる」
「ヘーヤーヘブン」と母はたちどころに言った。
この前の部分で「祖父の十七年の法要があるから帰れ――という母からの手紙で、私は二タ月ぶりぐらいで小田原の家に帰った。」とあるので、この母親は神奈川は小田原の生まれなのだろう。そりゃなまるのも致し方なし。
なお「シイゼエボオイ・エンドゼエガアル」は"see the boy,and the girl"、ヘーヤーヘブンは"fairhaven"(アメリカ・マサチューセッツ州の地名)のことだろう。
明治・大正時代の英語教育がどんなものであったか、ここなどで見ることができる。
余談だが、当時の英語参考書には「さむもあこんぽじしゃん」(Some more compositionのこと)なんというタイトルもあったりする。
ちなみに両方とも本文後ろに注として説明があり、しかも設問自体には絡まないため基本通り対応していれば十分に捌ける内容なので、「スピンスピンしたせいで点数が低かった」などとのたまうのはまごうことなき甘えであることに注意が必要である。
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ぐ る ―  ̄ __ ∩2z、
る ん _ - ハ,,ハ ― ニ二./ /
十 ん ( ゚ω゚ ) /`/ シイゼエボオイ
, ' _ l´ '⌒ヽ-‐ / / } } + エンドゼエガアル
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 ̄ 〉 ー- ノ三二 + スピンアトップ
十  ̄―/ ,' /二  ̄ _ スピンアトップ
ニー/⌒∨ / 二/ /⌒'l  ̄ スピンスピンスピン
_ / l /二 / ,イ |二_
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彡ニ ,ノ __( )_ 〈__ 三ミ +
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