スピードワゴン財団(略称表記:SPW財団)とは、ジョジョの奇妙な冒険の物語に登場する団体である。
概要
ロバート・E・O・スピードワゴンが創設者を務める財団。スピードワゴンはアメリカにて油田を見つけ、世界有数の大金持ちとなり、財団として起動させるためにその金を全額つぎ込んでできた財団である。
医学、薬学、考古学までをも専門として人々の生活と福利厚生の為に動く財団。このことは当然ながら嘘偽りのない真実なのだが、スピードワゴンがこの財団を設立した本当の目的は「石仮面」の謎にせまることであった。
この部門は超常現象を解明する部門であり、のちに石仮面だけではなく柱の男の特性までも調べることになる。またのちの戦闘にてジョセフ・ジョースターがカーズに追い詰められたときでもジョセフを助ける目的でシュトロハイム率いるドイツ軍と共に「スピードワゴン財団特別科学戦闘隊」としてうまれた。
その後、スピードワゴン死去後もスピードワゴンの遺言に基づいてジョースター家の闘いを陰から支える団体となっている。便利屋になり代わったとか言ってはいけない。
本部は1938~1939年当時はアメリカ・ワシントンD.C.にあったが、1999年頃までにはテキサス州ダラスに移っている。東京・目黒にも支部がある。
また、第三部以降も上記にある数々の専門知識と技術は健在で、ヘリや船などの移動手段の管理・運転技術や、人間の目の損傷や犬の足の治療に至るまでの幅広い医療技術、果ては伝書バトの管理まで、あらゆる技術と物資、人脈をとおして、日本・エジプト・アメリカなどなど、舞台が二転三転と変わるジョースター家ならびに「黄金の精神」を持つ者たちの闘いを支え、見守っている。
スティール・ボール・ランの世界のスピードワゴン財団
ジョジョの世界観がパラレルワールドに移ったPart7「スティール・ボール・ラン」の世界では、今までのスピードワゴン財団は存在せず、「スピードワゴン石油会社」として、スティール・ボール・ラン・レースの出資会社のひとつとして紹介されている。
その後、1901年時点では科学の発展のための団体「スピードワゴン財団」として設立されている。上述したスピードワゴン石油会社が前身であると思われる。
このSPW財団には、SBRレースのプロモーター、スティーブン・スティール氏の妻であるルーシー・スティールが植物学と地形学専門の職員として所属しており、1901年と1941年に職務として日本・S市の、後に紅葉区杜王町となる地区に訪れている。
また、この世界でのSPW財団に勤務していた女性職員、スージーQは1952年にジョニィ・ジョースターの子孫であるジョセフ・ジョースターと結婚し、一人娘として後の「吉良・ホリー・ジョースター」を儲けている。
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