スフィンクス・アンドロジュネス単語

スフィンクスアンドロジュネス

スフィンクス・アンドロジュネスとは、映画遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 光のピラミッド」に登場するカードである。

概要

冥界の王アヌビスが使用する、「に仕えしモンスターの長」。

光のピラミッド」を破られたアヌビスが特殊召喚した。「闇との狭間でさまようすべてのモンスター」にを与えられて攻撃35000となったが、遊戯は「リバースオブリバース」で海馬が残していた最後の伏せカードを発動、「異次元からの帰還」によって除外されていた三幻神を復活させ、「オベリスクの巨神兵」の効果でこのカードを破壊、デュエルに決着をつけた。

デュエル遊戯勝利で終了したが、それでもアヌビスはあきらめず、「ヘルテンペスト」と「フォール・アウト」を発動、遊戯海馬モンスターを全て除外し、もはや敵なしかと思われたが、まだ遊戯たちにはモンスターが残されており……。


攻撃上昇の際には、光のピラミッドと千年パズルから亡霊のようなものが現れ、このモンスターへ吸収される描写がある。しかし、ルール上は自分の墓地しか参照しないため、千年パズルからも吸収するのは少々違和感がある。

デュエル終了後にアヌビスが発動した通常魔法フォール・アウト」は、「モンスターを特殊召喚したときに発動する事ができる。そのモンスターの攻撃と守備4000ポイントアップする。コントロールプレイヤーは5ターンの間、ドローフェイズ、メインフェイズ、バトルフェイズを行う事ができない。」というテキストを持つ。特殊召喚時の固定数値の攻撃上昇という点では後述のOCG版のこのカードの効果はここからきていると言えないこともない。
ただし、「フォール・アウト」の効果を受けたのはおそらくこのカードではなくアヌビス本人である。

名前の由来

このモンスターには男性である「アンドロ・スフィンクス」と女性である「スフィンクス・テーレイア」の2つの顔がある(イラストでは「アンドロ・スフィンクス」が正面を向いているため「スフィンクス・テーレイア」のほうは確認できない)。
ここから考えると、カード名のアンロジネスは、「両性具有」を表す「アンドロギュノス」(英:Androgynous)に由来すると考えられる。

ギリシャ語で、「アンドロ」は男性、「ギュノス」は女性をそれぞれ意味し、男性女性が1つの体にあることを意味する。プラトンの『饗宴』では、これは男女が2つに合わさった全な存在であるとされる。ゼウスによって体を二つに裂かれ、男女は別れてしまったが、男女がそれぞれ異性をめるのは、元々男女は1つであったからという。

しかし、海外では子供向けのアニメ等における表現の規制日本より厳しいため、両性具有を堂々と表には出しがたく、当たり障りない別の名前に変えられている。

攻撃力について

35000という攻撃は、アニメGXで「サイバー・エンド・ドラゴン」が36900になるまでは歴代の最高攻撃であった。
しかし、この攻撃どうしてこうなったのか、映画では「闇との狭間で……」というあいまいな説明しかなく、よくわからない日本版の映画ではカード画像が全にOCGの流用であり、OCGではこの効果自体が削除されているため、結局どういう効果なのかはこれではわからない。
基となった海外版をあたると、どうも自分の墓地モンスターの攻撃の合計分攻撃を上げる効果のようで、海馬アヌビス)の墓地モンスター全ての合計を考えるとつじつまがあう。

だが紛らわしいことに、日本語への翻訳の過程でカード画像をほとんどOCGから流用してしまったために、そのまま考えると「光のピラミッド」のテキストで「アンドロ・スフィンクス」と「スフィンクス・テーレイア」が除外されることになってしまい、攻撃の計算が合わなくなってしまっていた。

参考:このカード召喚時点での海馬(アヌビス)の墓地のモンスター

ファミリア・ナイト」(1200)、「レアメタルドラゴン」(2400)、「デスグレムリン」(1600)、「白竜騎士」(1900)、「青眼の白龍」×3(3000×3)、「青眼の究極竜」(4500)、「闇・道化師のペーテン」(500)、「スピア・ドラゴン」(1900)、「青眼の光龍」(3000)、「アンドロ・スフィンクス」(3000)、「スフィンクス・テーレイア」(2500)

合計は31500であり、このカードの元々の攻撃3500と合わせて35000となる。

OCG版

PREMIUM PACK 7」(2004年8月5日発売)でOCGに登場。

効果モンスター
10/属性/族/ATK 3500/DEF 3000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上の「アンドロ・スフィンクス」と「スフィンクス・テーレイア」が
同時に破壊された時、500ライフポイントを払う事でのみ
手札またはデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードが特殊召喚に成功した時、500ライフポイントを払う事で、
エンドフェイズ終了時までこのカードの攻撃3000ポイントアップする。

注:「エンドフェイズ終了時」は「ターン終了時」と読み替える

※「トーナメントパック2007 Vol.1」収録のカード(TP01-JP007)による

500ライフコストを要する特殊召喚モンスターとされ、墓地モンスターの攻撃を吸収する効果は削除、代わりに500ライフコストと引き換えに攻撃3000ポイントアップさせる効果となった。

アンドロ・スフィンクス」と「スフィンクス・テーレイア」が同時に破壊されるという難しい条件を持つが、「光のピラミッド」を利用すれば較的容易に条件を満たせる。また、「激流葬」や「ブラック・ホール」のような全体除去を使えば、相手モンスターを除去しつつこのカードの直接攻撃を決めることができる。
一応、相手の全体除去によって2体が同時に破壊されても出せるが、そもそも2体っている時点でこのカードが控えていることはほぼ相手に分かってしまうので、あまり実現は期待できない。全体除去をためらわせるくらいの効用はある。

特殊召喚に成功すれば効果込みで6500の攻撃を得られ、一気にゲームエンドへ持っていくことも不可能でないほどの数値になる。エンドフェイズまでしか持たないが、それでも元々の攻撃3500あるので、次のターン以降も十分戦えるだろう。効果耐性などはないので除去を受ける可性はあるが。
野生解放」を使えば攻撃9500となり1ターンキルが成立する。「野生解放」は「アンドロ・スフィンクス」、「スフィンクス・テーレイア」にも対応しているので、一緒に採用してみるのもよい。

そもそもの「アンドロ・スフィンクス」と「スフィンクス・テーレイア」の扱いにくさもあるため、使いやすいカードではないが、かなりの攻撃を得られるロマンはあるカード。圧倒的な攻撃による押しが面いだろう。


一度テキストに書かれた正規の手順で特殊召喚すれば(生制限を満たせば)、「死者蘇生」などで墓地から特殊召喚することも可

デッキから発動するという、しい効果を持つ(効果分類は誘発効果)。デッキからの特殊召喚のテキストを内蔵しているだけならば「レッドアイズブラックメタルドラゴン」などほかにも例があるが、それらは発動する効果ではない。同じような例は、ほかには「ナーガ」など、ごく少数しか存在しない。
デッキから発動するという特殊さゆえか、「神の警告」、「天罰」、「スターダスト・ドラゴン/バスター」などで効化されないという裁定が下されており、デッキから特殊召喚する限り妨を受ける可性は低い。そのため、可な限りデッキから特殊召喚するようにしたほうが得策。ただし、「死霊騎士デスカリバー・ナイト」のような強制効果の場合のみはデッキからでも効化されるという裁定も出ている(ただし、デッキのこのカードが破壊されることはない)。
「ナーガ」についてもほぼ同様。

一応、「はさみ撃ち」の自分モンスター2体破壊をまともに生かせる数少ないカード。相手モンスターも1体破壊できるので、特殊召喚したこのカードの攻撃を通しやすくはなる。しかし、ほかの場面ではひどい損失(ディスアドバンテージ)になるため、多少発動条件はあっても全体除去の「つり天井」、「激流葬」などのほうが広く対応でき、扱いやすい。

トーナメントパック2007 Vol.1」で再録されているが、ほかの2枚については、「アンドロ・スフィンクス」がVol.2、「スフィンクス・テーレイア」がVol.3とばらばらに再録されている。現在はいずれも絶版状態。

2014年7月10日ルール訂で、「エンドフェイズ時」を「ターン終了時」と読み替えることになった1枚。
しかし、最後の収録が第5期と古いためか、現在でもデータベーステキストをよく見ると「エンドフェイズ時」ではなく「エンドフェイズ終了時」と書いてある。「エンドフェイズ時」と何が違うのか気になるが、全て「ターン終了時」と読み替えられた今となっては過去の話。

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スフィンクス・アンドロジュネス

1 ななしのよっしん
2014/04/25(金) 01:47:35 ID: gkIXLAZOjI
神獣王バルバロスとも立場や姿が似ているような

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