スフェーンとは、「ファイナルファンタジーXIV」の登場人物である。
スフェーン様がニコニコ大百科にいらっしゃったみたいよ!
黄金のレガシー編の重要人物。フルネームは「スフェーン・アレクサンドロス14世」。
新生アレクサンドリア連王国を統治する「連王」の片翼、「理王」を務める若き女性。何よりもアレクサンドリアという国、そしてその国民たちを愛し、国民たちも多くがそんな彼女のことを慕っている。
「ようこそ、新生アレクサンドリア連王国へ!
私の名前はスフェーン。この国の、理王だよ!」
ガーネットとの関係
以下の共通点から、ファイナルファンタジーIXの登場人物「ガーネット・ティル・アレクサンドロス17世」のオマージュキャラであると言える。
- 「スフェーン」も「ガーネット」も宝石の名前である。
- 「アレクサンドリア」という国の王族である。
- フードを深く被るシーンがあるが、これはガーネットが序盤にお忍びで行動する際に白いフードを被っていたことに由来してるものと見られる。
- 彼女に忠誠を誓う男性の騎士と女性の騎士がおり、前者「オーティス」は「アデルバート・スタイナー」、後者「ゼレニア」は「ベアトリクス」に相当するとみられる。
スフェーン様のネタバレは、平和の象徴ですね。
パッチ7.0
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元々は単独で「アレクサンドリア王国」の女王を務めていた。しかし30年前にゾラージャが現れ、国をほぼ乗っ取られる。辛うじて連王制とすることでその地位を維持したが、実権のほとんどは武王ゾラージャのものとなる。
ゾラージャの指揮の下で侵攻されたトライヨラ連王国の武王ウクラマトと交流を経て、友情を結ぶ。そして共にゾラージャの打倒を目指すことになる。
その正体は「永久人 」と呼ばれる存在である。本来の女王スフェーンは400年以上前の雷光大戦の時代に病に侵されて死亡しており、現代のスフェーンは彼女から記憶を抽出し、それを再現したものである。
アレクサンドリアでは彼女に限らず死者のほとんどが記憶を保存され、「リビング・メモリー」と呼ばれる場所で実体化されて生前と同じように暮らしている。
トライヨラ侵攻は彼女も賛同してのことであり、その目的は他国から生命力のエーテル(エネルギー)を奪うことである。リビング・メモリーにある死者の記憶は、それを維持するだけでも生命力のエーテルが必要となる。死者は累積し続け、その記憶の維持・実体化に必要になる生命力のエーテルは増え続ける。やがて自国だけでは賄いきれなくなるのは必定であり、それを他国から得る必要が出てきたのである。
もともと心優しい女王だった彼女がこのような決断に至ったのは、記憶が再現される際にアレクサンドリアの研究組織「プリザベーション」によって『アレクサンドリアを護り続ける』ように調整されたためでもある。
ゾラージャを討ち取るが、自身の狙いが光の戦士やウクラマトたちにバレてしまったこともあり、対立は決定的となる。そしてこれまでの経験から「優しいだけの王では民を守れない」という結論に至り、自らスフェーンとしての記憶を消去し、アレクサンドリアを護るために世界を喰らう最悪のシステムとなることを決意した。
エターナルクイーン討滅戦
『最悪のシステム』となったスフェーンとの決戦。それまでの戦闘データから光の戦士を最も危険視し、ここで確実に仕留める必要があるとして、光の戦士の仲間たちを戦いの場から隔離して戦闘を仕掛けてくる。
その戦闘の激しさから空間に割れ目が発生し、そこから隔離されていたウクラマトが乱入。彼女の必死の呼びかけによりエターナルクイーンの記憶領域にエラーが生じ、それによりスフェーンの記憶の一部が再現された。そして互いの想いの全てをぶつけ合う。
「……やっとお前の全部を、知れた気がするぜ!」
「ずるいよ、今そんなこと言うの……!」
しかし違えた道はもはや交わることはなく、エターナルクイーンは破壊される。最期にウクラマトの「アレクサンドリアは自分が護る。永久人たちのことも決して忘れない。」という約束に礼を言い、スフェーンの記憶は消滅した。
パッチ7.1~
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アレクサンドリアの国民はスフェーンの死(消滅)によって悲しみに暮れていたが、しばらくすると人々の記憶からスフェーンの死自体がなかったことになっており、しかも消滅したはずのスフェーンが国民たちの目の前に姿を現した。光の戦士たちの視点からはこのスフェーンが偽物であることは明らかである。
ほぼ同時期、既にその機能を停止していたリビング・メモリーにて、ひとりの女性がヤ・シュトラによって保護される。それは400年以上前に死亡したとされるアレクサンドリアの女王スフェーン本人だった。
彼女は実際には死亡する前にリビング・メモリーのメインターミナル奥に低温保存されており、その機能が停止したことにより目覚めたのである。病自体は本当だったようで目覚めた直後は体を自由に動かせなかったが、暁の血盟が持つ別の症例に対する治療法がこの病にも使えたことで回復を果たす。
自身が何百年も眠っていたこと、その間は自分の記憶をベースにしたもうひとりの自分が国を統治していたこと、自分の生きた時代からのアレクサンドリアの変わり様など様々なことに衝撃を受けるが、それらを受け止め、この時代・この国で自分が為すべきことを見出す。そして光の戦士たちと共に黒幕であるプリザベーションの創立者カリュクスの陰謀を砕き、一連の事件に終止符を打った。
この際に大きな混乱に陥った国民たちに必死の呼び掛けをしていたことが国民らの心を打ち、事件後に新たな王に推挙される。戸惑いつつもそれを受け入れ、ゾラージャから武王の権限を受け継いだグルージャと共に、「理王スフェーン」として「新生アレクサンドリア『連王』国」を統治することになった。
「ここにはもうひとりの私が数百年間背負ってきた、
民の願いと希望が詰まってる。私はそれを……終わらせたくない!
……みなさんの願い、聞き届けます。
戦闘能力
パッチ7.3終盤のインスタンスダンジョン・討滅戦では、本物のスフェーンをNPCとして戦闘に参加させることが出来る。
ジョブは専用ジョブ「命術士」でロールはDPS(攻撃役)。魔道書を手に戦う魔道士タイプ。ストーリー中で「回復魔法が使える」と語っており、実際にそれを使うシーンもあるのだが、戦闘中はヒーラーではない。
平和だった頃の関連動画も、これが見納め……。
関連項目が微笑んでくれるから、私も笑顔でいられるんだよ。
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