スプラッターハウスとは、1988年にナムコ(現:バンダイナムコゲームス)からアーケードゲームとして発売されたアクションゲームである。
概要
主人公リック(「13日の金曜日」のジェイソンにそっくりであるが別人)を操作し、さらわれた恋人ジェニファーを救出するため、館に巣喰う化け物どもを倒すという内容で、残虐な表現をふんだんに用いた演出が特徴となっている。
特にこのゲームのステージ5のボス戦の展開は非常に衝撃的な内容となっている。
シリーズ一覧
- スプラッターハウス(アーケード・PCエンジン・FM TOWNS・Windows)
- スプラッターハウスpartII(メガドライブ)
- スプラッターハウスpartIII(メガドライブ)
- スプラッターハウス わんぱくグラフィティ(ファミリーコンピュータ)
- Splatterhouse(プレイステーション3・Xbox360)
partIIは、家庭用オリジナルの正統続編である。
partIIIは、以前の作品とは異なり、アクションゲームからファイナルファイト風のベルトスクロールアクションへと変更された。日本でも発売されたが、元々ジェネシス(北米版メガドライブ)向けの作品である。
わんぱくグラフィティは、この時期に多かったファミリーコンピュータ向けアレンジ移植である。全体的にコミカルな雰囲気にはなっているが、真EDでは衝撃の事実が明かされる。
Splatterhouseは、第一作目のHDリメイク作品であるが評判は芳しくない。日本未発売。
バックストーリー
(PCエンジン版の取扱説明書より)
ウエスト館、別名「スプラッターハウス」は、超心理学の権威ウエスト博士の研究室であった。博士はそこで恐しい研究に没頭し、次々と奇怪な生物を誕生させ、ついには自らの命までも落としてしまったのである。
大学で超心理学を学ぶリックと恋人のジェニファーはウエスト館に興味を持ち、ある日館のそばまでやって来た。が、折しも突然の雷雨に見舞われ、2人は誘われるようにして館に足を踏み入れてしまう。
主なきウエスト館は、既に化物の巣窟と化していた。不運な2人にたちまち怪物どもの魔の手はのび、ジェニファーはどこかへ連れ去られ、リックはなす術もなく打ちのめされてしまった。
意識を取り戻したリックの顔には、古びた仮面がはりついていた。「ヘルマスク」、古代の精霊を宿しあらゆる力を増幅させる伝説の仮面が、今リックに力と勇気を与えたのだ。
そしてリックの戦いは始まった……。
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関連項目
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