スペースランナーとは、かつて日産ディーゼル(UDトラックス)が販売していたバスのブランド名である。
概要
大型車、大型ショート車、中型ロング車、中型車がラインナップされ、何れも車体は基本的に西日本車体工業か富士重工業製を選ぶ形となっていた。2003年の富士重のバスボディ製造撤退後、架装車体は西日本車体工業に一本化され、東日本でも西工ボディが一般化するようになった。
ラインナップ
スペースランナーRA
長さ10m~12mほどの大型バス。その前身は日産ディーゼルUA系。三菱ふそうへエアロスターSとしてOEM供給されていたこともある。
スペースランナーRP
いわゆる大型ショート車。車体幅2.5m、長さ9mの車両。製造台数が少ないため、限られた事業者でしか見られない。
スペースランナーJP
長さ10.5m、幅2.3mの車両。元々西日本鉄道が路面電車の北九州線を廃止する時、安価に大量に低床バスを導入したいというワガママ、もとい要望を叶えるために作られた。その後大ヒットし同業他社からも似たような車両が出てきたのは言うまでもない。
スペースランナーRM
幅2.3m、長さ9mの中型車。路線用・自家用の他、観光用モデルも発売されていた。先述のスペースランナーJPと共に2008年から2010年まで三菱ふそうへOEM供給されていた。
スペースランナーA
三菱ふそうからエアロスターのOEM供給を受けた車両。見た目はまんまエアロスターなのでハンドルのエンブレムなど細かい部分を見ないと見分けがつかない。当初はノンステップ車の設定がなく、排ガス規制記号が変わった後に設定されたが、ゲテノンである。
関連動画
関連項目
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