スモーキー・ブラウンとは、荒木飛呂彦の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の登場人物である。
おれの名はスモーキー 概要をきかせてくれよ
第2部「戦闘潮流」に登場。ジョージア州出身の黒人少年。
当初はいわゆるチンピラで、ニューヨークに越してきたばかりのジョセフ・ジョースターの財布をひったくった。
しかし悪徳警官に目撃されており、あっけなく御用。リンチに遭い金を巻き上げられかける。 が、その窮地をジョセフに救われる。
それ以降、ジョセフのアメリカでの最初の友人となり、彼の奇妙な冒険にかかわることになる。
活躍
孫とおばあちゃんの二人しかいないジョースター家と親密に付き合うようになる。
頼りにしていたスピードワゴンがいない中、彼の存在は二人にとっても大きな助けになったと思われる。
しかし主な描写は実況役としてのそれにとどまっている。 解説王2代目。
また、ストレイツォとの交戦後は真面目な話題ばかり持ち込まれるジョセフにとっては、雑誌に載ってる衣類について等、他愛のない話題に応じてくれる、貴重な友人でもあった。
ストレイツォ戦の後、ジョセフが柱の男を追ってメキシコに向かったため物語から一時退場する。
ただ描写はないが、ジョセフが波紋の修行や戦闘に明け暮れる裏で、エリナおばあちゃんの世話をしていた模様。
その過程でジョースター家の数奇な運命について知ることになった。
そしてカーズとの最終決戦でスピードワゴンとともに再登場。リサリサが実はジョセフの母親であることを伝えようとするができなかった。そして完全生命体となったカーズとの激闘の末、死んだと思われていたジョセフの葬式で彼との再会を果たす。 最初から最後まで驚きっぱなしであった。
エピローグでは、その後苦学して政治学を修め、地元ジョージアで黒人初の市長になったことが語られている。 スピードワゴン財団やジョースター不動産の支援があったかもしれないとはいえ、黒人差別の激しかった当時のアメリカで支持を得られたのは奇跡的だと言えよう。
原作ではナレーション的に語られるだけだったが、アニメ版でこの一連の場面に映像が用意され、立派に成長した姿を見ることができる。 さらに、3部のアニメでも作中の雑誌に登場し、カメオ出演を果たした。2部の時点では地元の市長だったが、3部の時点ではなんとニューヨークの市長になっていた。
名前の由来はアメリカのブラックミュージック界の大御所、スモーキー・ロビンソン。
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関連項目
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