概要
スルメ曲とは、
概要(1)
最初聴いた時にはあまり印象に残らないが、何度か聴くうちに次第に曲の良さや深みを感じられる曲のこと。
「一口目ではあまり味がしない」けれど「噛めば噛むほど味の出る」スルメに例えられこのように呼ばれる。
比較的地味だったり、落ち着いた曲調の曲にスルメ曲が多いとされる。
対義語は、「噛むとすぐに味がなくなる」ガムに倣った「ガム曲」。
スルメ曲動画
スルメ曲と感じるかどうかは主観によるところが大きいのでここでは掲載しない。
まさにスルメ曲(2)
これがスルメ曲(3)
これもスルメ曲(4)
ガム曲
ガム曲の大百科がないのでここで説明をしておく。スルメ曲の対義語である。
ガム曲とは、1、2度聞いただけでもう一度、もう一度と聞きたくなってしまうような強烈なインパクト、中毒性のある曲のことである。その反面、繊細さや緻密さが無く何度も聞くうちに粗さが目立ってきてしまう。
このような点が、ガム曲の「噛んだ瞬間に広がる味はあるが、だんだん薄くなっていく」所以である。
ニコニコ的に、中毒性のある曲とはガム曲である場合が多い。
薄っぺらさを強調されるが、アニメのオープニングなど限られた時間内で人を引き付ける魅力は評価に値するといえる。リズミカルでアップテンポな曲にガム曲が多いとされる。
中毒性の違い
スルメ曲もガム曲も誤解を恐れず言うならば、どちらも中毒性のある曲である。
スルメ曲には何度も噛みしめたくなる歌詞、曲調があるので止められないし、ガム曲には刺激的でインパクトがあり何度も聞きたいと思ってしまうからである。
しかし、刺激は同じものを受け続けてもやがて慣れて飽きてしまう。それに対し、スルメ曲は素朴で一見味気ないが飽きがこない。このように、止められない(中毒性の)理由が大きく違うのでスルメ曲ガム曲という言葉を使うときは注意されたい。
ガム曲には流行を生むような瞬発力があり、スルメ曲には長年愛されるような持久力があるのでどちらが優れているかという議論は論外である
スルメ曲認定厨
「スルメ曲」とは「最初に聴いた時には印象に残らない」という前提を含むため、その使用に関しては賛否が分かれることがある。「スルメ曲」という言葉を悪意の有無にかかわらず不適切に使用し、美しい旋律で聴いた当初から印象に残る音楽に対し「スルメ曲」のレッテルを貼る人物のことを「スルメ曲認定厨」と呼ぶこともできる。
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外部リンク
関連項目
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