スーパーさよなライオン単語

『攻強皇國機甲』に登場するAC(Armored Chrysanthemum)の一機である。

グレートありがとウサギにつぎ、物語中で２番目に変身するＡＣであり、変身後のかっこよさもさることもがな、その見かけによらない男気ある兄貴的存在・熱い性格でファンの間で高い人気を得た。

しかし、第37話ではその壮絶な最後とともに退場してしまいファンを悲しみの底へ沈めてしまった。ちなみに、その後の代役がシルバーニャンコーである。

しかしストーリーが完結を迎えてなお根強い人気があり、復活してほしいというファンの願いが通じたのか、リメイク版では第45話にて新たな変身『チェンジさよなライオン』、第46話にて完全形態『キングさよなライオン』を引っ提げて復活という流れに変わり、ファンを大いに盛り上がらせた。（キングさよなライオンについての詳細はキングさよなライオンの項目を参照）

またこれに伴い、以後の話もプロットが若干変更されている。（初回アニメ版のチェンジさよなライオンはスーパーさよなライオンの獣形態を模して作られた万能サポートマシンであって、さよなライオン自身ではない）

また、スーパーさよなライオンMk-Ⅱは劇場版のみでの登場、ファイナルさよなライオンは『攻強皇國機甲 Armored Chrysanthemum Nova(ノヴァ)』の為にデザインされたさよなライオンである。

今作品では玩具販売の復古が試みられ、その一環としてさよなライオンでは通常のロボットに加えてロボットしてのアニマルモードなど意欲的な変形が試みられた。

その為、最も複雑な変形をするさよなライオンは外注での工場生産となりグレートポポポポ～ンとともに14話以降大々的に宣伝する予定であった。

しかし、生産ラインが被災してしまったことにより、可変部が多く難易度の高かったさよなライオンが実質生産不能となってしまいシナリオの大幅変更に加え販売モデルの変更もバソダイは考えなければいけなくなってしまったのである。

本来主力商品であるはずのグレートポポポポ～ンの登場を23話まで遅らせて生産ラインの回復を期待したものの、年内のライン復元が困難と判断された時点でやむなく製作陣はさよなライオン、及びグレートポポポポ～ンの玩具販売をあきらめ代替キャラ、及び商品にすることとした。轟豪戦虚（ごーごーせんきょ）やシルバーニャンコーは以上の事情によって新たに設計されたのである。

それでもとどまらないさよなライオンの人気にあきらめ切れなかったバソダイはぎりぎりまでラインの回復を待った。
残念ながらアニメ放送内ではその願いはかなわなかったものの、アニメ放映の次年に公開された映画「攻強皇國機甲～さよなライオン　魂の出撃～」では復興を遂げた工場から出荷された『さよなライオン限定完全セット』が劇場前売り券付限定商品として発売され瞬く間に売り切れる事態となった。

なお、同じく劇場前売り券付限定販売となった『おはよウナギ限定完全セット』も同様に即時完売したことをここに記載したい。