スーパーカー(Supercar)とは、特定の車の種類に付けられる呼称である。
曖昧さ回避
- SUPERCAR - 日本のロックバンド→SUPERCARの記事参照。
- アニメ「黄金バット」に登場する、ヤマトネ研究所所有の空飛ぶ円盤型ひみつメカ。
- 日本の競走馬であるマルゼンスキーの愛称。
- 京阪2000系電車の愛称。
概要
明確な定義はないが、大雑把に言うなら、
- 池沢さとしが「サーキットの狼」に登場させそうな車
- 実用性を1ミリほども考えられていない性能と見た目(スパルタン、つまり質実剛健かどうかとはまた別)
- カタログスペックが高い
- 値段が超高い
- 見た目が超速そう
- でも欲しくなるくらい超カッコイイ
- 生産台数に限りがある
- 消しゴムにしたくなる車(ホンダ・シティなんかはもちろん別)
以上にまとめられないこともない。タイヤにセメダインを塗ることは禁止だ。
代表的なスーパーカー
- フェラーリ全般
- ランボルギーニ全般
- マクラーレン・オートモーティブ全般
- シェルビー・スーパーカーズ(SSC)全般
- パガーニ・ゾンダ
- ブガッティ・ヴェイロン 16.4 スーパースポーツ
- アウディ・R8
- フォード・GT
- メルセデス・ベンツ SLSAMG
- レクサス・LFA
- ホンダ・NSX(2代目)
- ケーニグセグ全般
- ジャガー・XJ220
- 日産・GT-R NISMO
スーパーカーは富裕層向けであり、性能とスタイルさえよければいくらでも単価をつり上げることができるので、大量生産する必要がない。つまり、大規模な工場設備がいらないということであり、設計と組み立て工場に徹し、組み立ては手作業で行うのであれば小規模な会社でもスーパーカーを生産することができる。意外と手が出しやすいジャンルともいえるがもちろん、会社運営とは別なので潰れるメーカーも存在する。
スーパーカーであるかどうか議論の余地がありそうなもの。
- ランチア・ストラトス
- ランチア・デルタS4
以上2車種はコンペティションカーと言う方が正確。つまり上で言うスパルタンなクルマだ。 - ポルシェ911ターボ
実用性はしっかりあるのでスポーツカーの色が濃いが、性能面や上記「サーキットの狼」での活躍、オンリーワンのエンジンレイアウトなどを加味すればスーパーカーを名乗る資格はある。 - ロータス・ヨーロッパ
あくまでも軽量とコーナーリングスピードを武器にする「ブリティッシュスポーツカー」。しかし、上記「サーキットの狼」の主人公車のイメージは大きい。 - ホンダNSX(初代)
今となっては性能的にも普通のスポーツカーの域を出ない。だが、出た当時の日本では(値段も含めて)十分にスーパーカーであった。
スーパーカーみたいなもの??
- ポンティアック・フィエロ
アメ車には珍しいミッドシップ車でプラ系の外版なことから、パチモノフェラーリの素材として使われている。 - 光岡・オロチ
メーカー自らファッションスーパーカーだと公言している。このクルマのキモはあくまで「名は体を表す」を地で行く爬虫類系デザインにつきる。
グランドツアラー(グランツーリズモ)
スーパーカーのルックスと性能に加えて、居住性や長距離のドライブも重視するとグランドツアラーという車種になる。ミッドシップでも4人乗りは可能であるが、お世辞にも居住性がいいとは言えないのでフロントエンジンが基本になる。いわゆるGTカーと呼ばれるもの。
高級セダンと区別が曖昧だが、クーペーであるかどうかが目安だろう。
ハイパーカー
スーパーカーの強化バージョンになるとハイパーカーという車種になる。1台1億円は当たり前のハンドメイド品で、走る姿は普通の車というよりはレースカー。まさに億万長者でしか所持できない車である。
関連動画
関連項目
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スマホ版URL:
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC
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