スーパーキノコとは、マリオシリーズに登場するスーパーなキノコである。
スーパーに売っているキノコとは関係ない。
概要
マリオシリーズにおいて、マリオらが食べると自分の身体を一気に2倍の大きさに成長させると言うとっても栄養豊富なキノコ。
初登場は1985年の『スーパーマリオブラザーズ』の1-1における2つ目のブロック内。
当時はまだ現行のデザインと違ってそのまんまの赤い茸だったが、パッケージでは傘の部分が黄色かったり、目が付いていたりと、若干ゲームとイラスト上とではデザインが違っていた。
後に『スーパーマリオブラザーズ2』ではパッケージに近い目の付いたデザインで登場し、さらに次回作の『スーパーマリオブラザーズ3』でほぼ現在のデザインになり、スーパーファミコン第一弾ソフトの『スーパーマリオワールド』で色、形含めてほぼ決定形となる。
近年のDS作品では、さらに巨体になれるものが登場し、建物や障害物を体当たりでぶっ壊せるほどになる。その効果はボス戦でも有効である場合が多く、スター以上の無敵性を誇る。
レースゲーム
マリオカートシリーズでは、使うと一定時間ターボがかかるブースターの役割を担うアイテムとして登場する。
実はマリオカートシリーズのアイテムとしては「スーパーキノコ」ではなく「ダッシュキノコ」が正式な名前である。(初期のマリカーでは単に「キノコ」呼び)
スーパーファミコン版の『スーパーマリオカート』では、1種類だけだったが、続編のニンテンドウ64『マリオカート64』からは複数回使えるものも登場。
スターやキラーなどと比べると見劣り気味ではあるが、それでも使いどころが重要なアイテムの一つである。
RPG
RPG系統の作品では、体力回復アイテム扱いとなる。なお、魔法を使うためのFP(フラワーポイント)の回復は大抵シロップ系のアイテムが担当している。
最初のRPGである『スーパーマリオRPG』では下位アイテムの「キノコ」が登場したほか、上位アイテムの「ウルトラキノコ」も登場する。全体完全回復はキノコではなくドリンク系の担当だった。
なお、状態異常としても「キノコ」があり、これは文字通り自分がキノコにされてしまい、ほぼ何も出来ない状態になるが、何故か一定時間小回復し続けるというメリットがある。
また、モンスタウンで売られている「キノコ」は戦闘中に自分で使うとこの状態になる(要するに毒キノコである)。
また、クラウンブラザーズが出す景品にはキノコのさらに下位アイテムにあたる「しなびたキノコ」「くさったキノコ」「カビはえキノコ」があるが、これらは戦闘中には使えない上に回復量も極僅かとなる。一度ボコボコに負けた相手に渡すとはいえ、腐ったモノやカビたモノをプレゼントする方もすごいがそんなものを食べて回復しなければいけないほどマリオたちを追い詰めるのはカワイソウなので、プレイヤー諸君はしっかりゴミ箱に捨ててあげるように。
一応、これらは後継RPG作品でも登場する。
その他
モンスターハンター4ではスーパーマリオとのコラボイベントクエストをクリアすると手に入れられるアイテム(素材)として登場。説明書きによれば、身体が大きく丈夫になる、とある。
また、続編のモンスターハンター4Gにも続投し、今作から登場したスキル「キノコ大好き」(「アオキノコ」など通常では食べられないキノコ系アイテムを食べられるようになり、キノコに応じた効果が得られる)の効果で食べられるようになる。効果としては回復薬グレートと同効果。通常10個しかクエストに持ち込めない回復薬グレートだが、MH4(G)時代ではスーパーキノコは99個持ち込めた為ぶっ壊れアイテムの一つであった。次回作のモンスターハンタークロスでもスーパーキノコと「キノコ大好き」スキルは続投しているがクエスト中に持ち込める数は5個までに下方修正されている。
ワリオシリーズでは、キノコに相当するアイテムはニンニクになっている場合が多いが、これはワリオがスーパーキノコを100個一気食いして腹を壊して以来苦手な食べ物になってしまったからである。
但し、メイドインワリオやスーパーマリオ64DSなどでスーパーキノコを使うこと自体は可能。
また、実在するキノコでこれに酷似した「ベニテングタケ」というものがあるが、これは下痢、嘔吐、幻覚症状を引き起こすという毒キノコであり、間違っても食べて大きくなってみよう、などとバカなことを考えないようにしよう。
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関連項目
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