スーパーファミコンウォーズとは、どえらいウォー・シミュレーションゲームである。
概要
ニンテンドーパワーで1998年5月発売。『ファミコンウォーズ』のリメイクという位置づけで、追加・改善要素は以下のとおり。
- 新型戦車を始めとした新ユニット追加・ユニット名変更
- 部隊上限が60部隊に
- 地形消費移動力・拠点収入変更
- 思考時間短縮
- 一定拠点占拠による優勢勝利追加
- ターン開始時に燃料・弾薬の全補給を選択可能
- 部隊レベルアップを採用するか選択可能
- サクテキモード追加
- 新たにグリーンアース対イエローコメットのニュー2Pマップが追加(※1)
- 4Pマップ追加
- セーブデータが消えにくくなった(※2)
※1 マップの多くは『ゲームボーイウォーズアドバンス』以降のトライアルに採用されている。
※2 『ファミコンウォーズ』はセーブデータが消えやすいことでも有名だった。
2010年2月16日にWiiのバーチャルコンソールで遊べるようになった。
新ユニット
『ファミコンウォーズ』に存在しなかったユニットは以下の通り。
- 中戦車
- 戦車Aと戦車Bの中間のユニット。汎用型戦車は攻撃力が高いほど移動力が落ちるため攻撃力と移動力のバランスの取れた中戦車が主力となる。
- 偵察車
- サクテキ視界が広い。歩兵・間接ユニット以外と戦闘すると大ダメージを受ける。
- 新型戦車
- 『ゲームボーイウォーズアドバンス』にもタコ戦車として登場しているが、今作での新型戦車は中立の研究所を占領した部隊が乗ることができるユニットとして扱われている。生産できないので破壊されないように。
- 列車砲
- 線路上のみ移動できる間接攻撃ユニット。常に1部隊までしか持てない。陸上ユニットを2体搭載できて、シリーズ最高の移動力15に、当たれば新型戦車の防御力でも50%ダメージの列車砲を備えている。弱点は値段が30000Gという事と、列車砲は飛行機を攻撃できない事。そのため爆撃機に襲われると一方的にやられる。
- 対空戦車・戦闘ヘリ・潜水艦・護衛艦
- 『ゲームボーイウォーズアドバンス』と同じような性能。詳しい解説は省略。
将軍
- ヤン デルタ
- 攻撃防御のバランスが取れた戦いをする。病んではいない。攻撃能力を持たない輸送船、輸送ヘリに対する優先度が低いのか、奇襲が最もし易い。
- ロジェンスキー
- ヤン デルタ同様普通のプレイだが、攻撃行動が甘い。通常MAPの攻めに関してはおそらく最弱将軍だが、守りに入った際は遅滞戦闘とも言うべき行動を頻繁に取る。その為デビラートウやカウントダウンなどのハンデ戦になると中盤戦以降に硬直状態に陥りやすく、長期化しがち。特に資金を持て余すカウントダウンでは海岸沿いにロケット砲や対空砲を多数設置、戦艦も多数配備してくるため最も攻略し辛く、揚陸したとすると重戦車とロケット砲を多数生産してくることから十分なユニット数、補給ラインを確立しきれないと追い返されるハメになることも。
- フォン ロッソ
- 攻撃重視で戦う。こちらの攻撃範囲に入っていようがお構いなし。逆に言えば防衛線に勝手に突っ込んで自爆してくるので序盤さえしのいでしまえば後は非常に楽なMAPが多い。
- ヘットラー
- 歩兵系を大量生産して守りを固める数・防御重視の戦いをする。陸上MAPでは歩兵の壁の中にロケット砲が混ざっていたりすると苦戦するが、海上/航空がメインとなるMAPではその歩兵力が活かせない、もしくは戦車ユニットより歩兵を送り込もうとするため非常に弱い。
モデルであろう総統閣下シリーズでおなじみのあの人は第二次世界大戦中、タイガー戦車やV2ロケットなど質重視の兵器を用意して戦っていた。 - キャロライン
- ショーグンの紅一点。運が良く、敵からの被ダメージが下方修正される。終盤戦で粘られると長期化し易い。
- ビリーゲーツ
- 毎ターンの軍資金が多くなる(+10000)。モデルは幼少期のゲイツシリーズの赤いTシャツの少年の成長した人だろう。その豊富な資金力から本来不利なMAPでさえ有利に立てるため、プレイヤーが利用するとミスターヤマモトを凌ぐほどの性能となる。思考力としては最も弱く、他のショーグンでも資金を持て余すMAPとなると資金力アップの性能を活かす機会が無いため弱い。
- ミスターヤマモト
- ヤン デルタよりも行動が的確で、部隊は最初からレベル2になった状態で生産される。間違いなく最強将軍であろう。ただし防衛行動が甘いため終盤では楽。
関連動画
関連コミュニティ
スーパーファミコンウォーズに関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
関連サイト
- 2
- 0pt