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スーパーマリオ 3Dワールドとは、2013年11月21日に任天堂から発売のWii U専用ソフトである。2021年2月12日には「スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド」という名でNintendo Switch版が発売される予定。
概要
スーパーマリオ 3Dワールド Super Mario 3D World |
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基本情報 | |
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ジャンル | 3Dアクション |
対応機種 | Wii U Nintendo Switch |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 2013年11月21日(Wii U) 2021年2月12日(Switch) |
価格 | 4,800円(Wii U) 5,980円(Switch) |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対応) |
ゲームソフトテンプレート |
E3 2013で発表された、Wii U向けソフトとしては初の3Dマリオ。
タイトルからも想像の付く通り、ニンテンドー3DSで発売された『スーパーマリオ 3Dランド』のコンセプトを継承した作品であり、完全な3Dアクションでありながら2Dマリオのようにゴールフラッグを目指してステージを進んでいくゲームとなっている。
キャラクターやフィールドのグラフィックの作り込みは、Wii Uの性能を活かして影や質感までもが非常に美麗に表現されており、水にぬれたタイルの質感、チョコレート壁のテカり、変身のモコモコ感などもしっかり描きこまれている。
フィールドの構図や、仕掛けられているギミックなどは、『スーパーマリオ3Dランド』のものを継承しているものに加え、『New スーパーマリオブラザーズ Wii』のような回転床が登場し、透明な土管や新キャラクターなど新しい仕掛けが多く追加されている。
ボスの演出と言った部分には『スーパーマリオギャラクシー』シリーズに近い形式も取り入れられており、今までの3Dマリオシリーズの集大成的な内容となっている。 また、和風のステージやサーカスっぽいステージなどこれまでにないステージも登場する。
キャラクター選択や残機数といったキャラクター表記、後述のハンコには2Dのアートワークが使用されており、ファンにはニヤリとできる要素である。
現在、ネコマリオとネコピーチがこのゲームを始めとした様々なゲームの豆知識やクイズをお届けする番組「ニャニャニャ!ネコマリオタイム」が配信中。詳しくは当該記事参照。
2021年2月12日にはNintendo Switch向けリメイクとして新要素を追加した「スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド」が発売予定。
追加要素だけではなく本篇側も細かい調整がされており、キャラの移動速度が上がりゲーム自体が高速化している。ゲームパッドを使っていた要素はポインタ等で代用されている。
キャラクター
おなじみのマリオ・ルイージ・ピーチ・キノピオが使用可能。顔ぶれといい性能差といい、『スーパーマリオUSA』に似た仕様になっていると言える。
New スーパーマリオブラザーズ Wiiのような4人同時プレイにも対応しており、協力プレイや対戦で盛り上がれる。また、特定のコースをクリアすることで、「スーパーマリオギャラクシー」 シリーズに登場したロゼッタ(スピン攻撃・2段ジャンプが可能)をプレイヤーキャラクターとして使用できる。
また、敵キャラクターには、クリボンやブル等といった『スーパーマリオワールド』を彷彿させるキャラクターが出ている他、新たな敵キャラクターも続々と参入する。
また、フィールド上にもギミックとして新たなキャラクターが登場する。
プレイヤー
先述の通り、人選も能力とマリオUSAとほぼ同様であり、3Dランドの時より個性が強い構成となっている。
- マリオ
- ご存知スーパーヒーロー。ゴールフラッグのマークはM。
最も平均的な能力を持つ扱いやすいキャラクターで、結果的に操作しやすいことが長所である。 - ルイージ
- ルイ―ジの年だからと張り切る緑の弟。ゴールフラッグのマークはL。
性能はマリオ2とマリオUSAの折衷となっており、ジャンプ力が高いが滑りやすい。
USAと同じくジャンプの滞空時間が長いため足場を飛び移る場合タイミングを計るのが難しい。
尚、ガチでタイムアタックをする場合滑りやすいという欠点が最高速を維持しやすい長所となるため、実は最強キャラなのではないかという説がある。 - ピーチ
- いつもはさらわれているお姫様が今回は自機に、クッパとのガチ対決は久々である。マークは王冠。
僅かだが空中を飛ぶことができ、垂直壁キック(壁キックしたのと同じ側に着地)なんてことも可能。
USAでは力が無かったが、かわりに今回はダッシュが遅くなっている。 - キノピオ
- 最近出番が多かった、今回は青い。マークはキノコ。
USAでは怪力だったがかわりに今回はダッシュが速い、ジャンプが低く飛距離も短いのはUSA同様。
ジャンプが低く短いものの、動作精密性という点では寧ろ有利か。タイムアタックはおまかせ。
switch版では誇張抜きでソニック並みの速度が出るので判断力に自身がない人は要注意。 - ロゼッタ
- エンディング後に使用できるようになる第5の仲間。マークはスター。
マリオギャラクシーでお馴染みのスピンがチビ状態であろうと使用でき、敵への攻撃と二段ジャンプが可能。
ただしネコ等パワーアップでスピンが封印される、2段ダッシュやジャンプ上昇速度が遅い、と結構トリッキー。
主なパワーアップ
- ネコマリオ
- 「スーパーベル」で変身。タイトルロゴにも表現されている今回の目玉。
猫の着ぐるみを着たような姿になり、爪を使った引っかき攻撃、壁登り、空中で飛びかかる等が出来る。また、キャラクターを問わずダッシュの速度が最高になる。
ゴールポールをある程度よじ登るのでネコマリオでゴールするとゴールデンフラッグになりやすい。 - ダブルマリオ
- 「ダブルチェリー」で変身。他のパワーアップと併用できるが持ち越しができない。今作で初登場。
プレイヤーが2人に分身し、自分の操作が全ての分身に対して働くようになる(所謂「同時プレイ」と同じ状態)。本体と分身に区別はなく、攻撃を受けたものが分身だったものとして消滅する。最大5人にまで分身できる。数の暴力。
元は、開発ツールに「プレイヤーを2人以上設置できる」という仕様上の欠陥があったことから出来たものである。 - タヌキマリオ
- 「スーパーこのは」で変身。「スーパーマリオ 3Dランド」に続き今作にも登場。
尻尾を振って敵を攻撃したり、空中をフワフワ移動することが出来る。
今回もルイ―ジはキツネになる、女性陣もキツネのほうが良かったのでは・・・ - ファイアマリオ
- 「ファイアフラワー」で変身。シリーズおなじみのパワーアップ。
ファイアボールを投げて敵を攻撃できる、松明をつけたり照明として使ったりもできる。
透明土管に向かって投げると、中の敵や出口側にいる敵を攻撃できる。
敵のファイアブロスもこの戦法を取ってくるため要注意。 - ブーメランマリオ
- 「ブーメランフラワー」で変身。「スーパーマリオ 3Dランド」からの続役。
ブーメランを投げて敵を攻撃したり、遠くのアイテムを取ることが出来る。 - 巨大マリオ
- 「巨大キノコ」で変身。
「New スーパーマリオブラザーズ」「New スーパーマリオブラザーズ 2」から再びの登場。
辺りの敵やブロック、土管などをガンガン破壊できる。絶好調だZE!
かぶって、持って、投げつけて使うアイテム
- ほうだいボックス
- かぶると頭から大砲を発射し、遠くから敵を攻撃することが出来る。今作で初登場。
- ライトボックス
- かぶると眼前を照らすことができ、暗闇ステージの攻略に役立つ。今作で初登場。
テレサなどのオバケ系の敵を倒すことも可能。 - コインボックス
- かぶっている間、ダッシュやジャンプ、ヒップドロップなどのアクションに合わせてコインが手に入る。
「スーパーマリオ 3Dランド」「New スーパーマリオブラザーズ 2」からの登場。 - プロペラボックス
- かぶるとプロペラを回転させて高くジャンプすることが出来る。
「New スーパーマリオブラザーズ Wii」「スーパーマリオ 3Dランド」からの登場。 - ハリボテクリボー
- かぶると敵の追尾を受けなくなる。今作で初登場。
クリボーを倒すことで入手できる。 - ボール
- 見た目はただの野球ボール。投げる、蹴るなどして敵を倒すことが出来る。今作で初登場。
マリオに対してボールがでかすぎる、野球ボールは蹴るものではないなどと気にしてはいけない。 - コウラ
- シリーズではおなじみ、ノコノコのコウラ。
今作ではノコノコを踏むと「スーパーマリオワールド」のようにコウラが脱げる。
従来の様に投げて転がすだけでなく、中に入って回転しながら敵にアタックすることが可能になった。
「New スーパーマリオブラザーズ」に登場するコウラマリオを彷彿とさせる。 - スケート靴
- 履く(入る?)ことで壁にぶつかるまでは氷の上を軽快に滑ることが出来る。今作で初登場。
「スーパーマリオブラザーズ3」に登場するクツマリオを彷彿とさせる。トゲの上でもへっちゃらです。 - パックンフラワー
- シリーズおなじみの敵キャラだが、今作では鉢植えを手に持つことで味方として使うことが出来る。
首を伸ばして敵を食べてくれる。 - バクダン
- 時限で爆発し、ブロックなどを破壊できる。「マリオUSA」のものだろうか。
公式サイトには記載されていない。
ミニゲームコース
- ザコバトル
- 敵を倒してグリーンスターをゲットしてクリア、やることはマリオ3やNewマリのブロス戦に近い。
- キノピオ隊長
- ジャンプできないキノピオ隊長をゲームパッドを活用して操るコース。
- ミステリーハウス
- ミステリーボックスが連続しているステージ。
超ミニステージで10秒以内に仕掛けを解いてグリーンスターを取ることを繰り返す。
失敗すると初めからやり直しになるが、行けたところまでのグリーンスターは貰える。
やりこみ要素
今回の各コースには以下の収集要素がある。
- グリーンスター
- 今回はとっても緑に光る。ありとあらゆる所に散らばり、総数はなんと240枚を大幅に超える。
- ゴールデンフラッグ
- てっぺんでゴールした場合は旗が金色に光る。ボス面にもあるのは3Dランド同様。
- ハンコ
- コースにあったりなかったり。Miiverse上でゲーム中の投稿に使えるイラストが増る。
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
また、エンディングを迎えるとスペシャルワールドへの道が開き、少し進むことで前述のロゼッタが解禁される。スペシャルワールドをクリアすると、各ワールドのコースがアレンジされたボーナスワールドが出現。さらに、全てのワールドのグリーンスター・ゴールデンフラッグ・ハンコをコンプリートすると、王冠ワールドが出現する。
王冠ワールドは、お馴染みゲキムズコースな「ファイナル!チャンピオンシップロード」に加え、満ち引きのある溶岩地帯を探索する「キノピオ隊長の最後の冒険」、メイドインマリオ?怒涛の30連発「限界!ミステリーハウス」と、非の打ちどころがない鬼畜コース3本立てとなっている。
そして、ファイル画面に付くスター勲章は今作も健在。上記ワールド解禁に沿って☆もだんだん増えていく。
しかし真に恐ろしいのは、最後のワールドが出現した時点でクリアチェッカーが解禁されること。
前作は2人だけだったがこれがなんと5人分もあり、金旗ありのコースに加えザコバトル・ミステリーハウスまでが対象。
スター勲章はそのクリアチェッカーを王冠ワールド以外でコンプリートすれば☆☆☆☆☆になるのだが、
それとは別に一つのキャラで王冠ワールド含む全チェッカークリアして初めて貰えるハンコの存在がある。
一人で地道に達成しようとすると500回超のコースクリアを要求される。一応工夫次第で緩和可能。
フューリーワールド
switch版に追加された追加要素。
本篇と同じ基幹システムを使用した、本篇とは独立したゲームである。
「ネコの国」のネコ湖を舞台に、黒いオーラを纏い巨大化しておかしくなってしまったクッパを救うべく、3Dワールド本篇と同性能のマリオを操作し「ネコシャイン」を集めていく、マリオオデッセイに近い形式。
舞台となるネコ湖は全てが一続きのマップになっているある種のオープンワールドである一方、最初はマリオサンシャインと同じ性質のある黒インクで汚染されている。
ネコシャインを集めることで巨大なスーパーベルである「ギガベル」を起動し、クッパと戦って勝つたびに移動できる範囲を増えていくようになっている。(要加筆)
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関連項目
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- Wii U / Nintendo Switch
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- スーパーマリオ
- スーパーマリオメーカー2
- ニャニャニャ!ネコマリオタイム
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