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スーパーマリオカートとは、1992年8月27日にスーパーファミコンで発売されたアクションレースゲームである。
概要
スーパーマリオカート Super Mario Kart |
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基本情報 | |
---|---|
対応機種 | スーパーファミコン |
発売日 | 1992年8月27日 |
発売元 | 任天堂 |
ジャンル | アクションレース |
人数 | 1-2人 |
バーチャルコンソール | |
対応機種 | Wii Wii U Newニンテンドー3DS |
発売日 | Wii:2009年6月9日 Wii U:2013年6月19日 New3DS:2016年5月9日 |
ゲームソフトテンプレート |
任天堂のスーパーファミコン用ソフトでは、F-ZEROに続くアクションレースゲーム第2弾。
初代にして完成されていると言われており、今でも根強いファンもいる。
マリオシリーズのキャラクターがカートで競い合うのが主なのだが、
単なるレースゲームだけに留まらず、競争相手にアイテムで妨害し、時には応用しながら競うという楽しみを取り入れ、アクションレースゲームの立役者ともなった。
グラフィック等の性能面においてはF-ZEROとほぼ同等ではあるが、キャラクターからコースマップまでマリオシリーズの世界観を満遍なく取り入れている。
実は、ミニターボは初代からあるのだが、比較動画でもないとわかりにくい。ドリフトを1秒以上キープして解除すると発動し、エンジン音が一瞬だけ変わる。
キャラ性能差は取扱説明書にも書いてあるので知っていた人も多いだろうが、取扱説明書では同じ性能となっている2者(マリオとルイージなど)も実際には細かい差があり、こちらは比較しないとわかりづらい。
プレイヤー人数に関わらず、常に画面が上下二分割されており、1P時は下にコース全体図が表示され、後ろから狙われるとバックミラーに切り替わる(任意でミラーに切り替える事も可能)。
スタートダッシュ(ロケットスタート)は、初代からあるが、シリーズトップクラスに判定がシビアである。この頃は、ジュゲム復帰後のダッシュは搭載されていない。
コインを取ると最高速度がUPする。所持数10枚が限界で、それ以上コインを取っても効果がないが、スピンしたり落下するとコインが減るので、多く所持するにこしたことはない。
後にアドバンス、7、8に、このコインシステムが採用された。
現時点でマリオカートシリーズを通して、タイトルに「スーパー」と名の付くのは本作のみ。「メトロイド」シリーズの「スーパーメトロイド」、「ドンキーコング」シリーズの「スーパードンキーコング」のように、前作として「スーパー」がない「マリオカート」という作品があった…というわけではなく、本作がマリオカートシリーズ初代作品である。それまでのマリオシリーズの経緯から「スーパーマリオ」という言葉が既に定着しているため、タイトルに「スーパーマリオ」と付けたものかと思われる。「スーパーマリオRPG」などの類似例もある。
コマンド入力による裏技が豊富なのも特徴である。例えばドライバーセレクト画面でYボタンを押したままの状態でAボタンを押すと、効果音が鳴ってカーソルを合わせたキャラクターがチビキャラ(「どくキノコ」や「イナズマ」を食らった時の状態)となる。同じ操作で元に戻すこともできる。この他にも多数の隠しコマンドがある。
キャラクター
全部で8人で、軽量級、中量級、重量級の3クラスに分かれている。
COMの場合はキャラクターごとに専用の使用するアイテムがあり、プレイヤーが使えないものがある。
軽量級
- ピーチ
加速性能がよく、最高速度に達するまでの時間が一番短い。
グリップ性能とハンドルの切れが悪く、最高速度が低めな上、オフロードが苦手。
COMは、「どくキノコ」を投げてくる。 踏むと、一定時間小さくなるので注意。 - ヨッシー
ピーチとの差はほとんどない。
COMは、「ヨッシーのたまご」を投げてくる。効果は「バナナのかわ」と同じ。 - キノピオ
最も軽く、最も加速の良いキャラクター。 重量級にぶつかると、吹っ飛ばされる。
繊細なハンドリングに的確に応答する性能は上級者にも好まれている。
COMは、「どくキノコ」を投げてくる。 踏むと、一定時間小さくなるので注意。 - ノコノコ
ハンドルの切れがよく、苦手なコースは、ほとんどといってよいほどない。まさに初心者向け。
COMは、「ミドリこうら」を投げてくる。
中量級
- マリオ
言うまでもなくバランス重視のスーパースター。
COMは、スターを使うので追い抜くときに注意。 - ルイージ
速度に関する性能はマリオと同じだが、実は旋回に関する能力は全てルイージの方が勝っている。
マリオと同じで、スターを使うので追い抜くときに注意。
重量級
- クッパ
全キャラ中、最高速度はトップを誇るが、加速力が最低。 悪路で極端に減速する。 まさに上級者向け。
最高速でジャンプ台に乗ると大きく飛びすぎるので、飛んだ先にコースアウトする恐れあり。
COMは、「火の玉」を投げてくる。効果は「バナナのかわ」と同じだが、左右に動いておりよけづらい。 - ドンキーコングJR.
初代ドンキーコングの息子が参戦。 赤いネクタイをしているゴリラとは違うから間違えないように。
クッパに比べ、最高速度は劣るが、加速力は勝ってる。あと、若干だがドリフト性能も高い。
COMは、「バナナのかわ」を投げてくる。
アイテム
コース内で「?マーク」が書かれたアイテムパネルを踏むことで、ルーレット形式で手に入る。レース時は順位によって出現アイテムが異なる。パネルは1枚につき1回しかアイテムが出現しない(バトルゲーム除く)。
アイテム名 | 効果 |
---|---|
キノコ | 一瞬だけクッパの最高速度並に早くなる。 悪路で減速しないため、ショートカットに使える。 |
羽根 | スピンしながら、高くジャンプできる。 障害物などを飛び越えられる。 一部ステージでは出現しない。 |
スーパースター | 一定時間、最高速度を維持しつつ無敵状態になる。 悪路で減速しないため、ショートカットに使える。 |
ミドリこうら | 進行方向に飛ばすか、後ろに置くことができる。 |
アカこうら | 前を走っているキャラを付け狙い、スピンさせる事ができる。 ホーミング性能は不十分であり、障害物をかわしてまで狙うことはできない。 連続ミニジャンプでかわせる。 |
バナナ | 前に放り投げるか、後ろに置くことができる。 踏めばかなりのタイムロスになる。 狭い通路に置くと効果的。 |
コイン | 2枚獲得できる。 所持数10枚までなら加速UPなので、無いよりマシ。 バトルゲームには出現しない。 |
イナズマ | 他のキャラを一定時間小さくする。小さくなったキャラを踏むことができる。 |
テレサ | 他のキャラの所持アイテムを奪うことができる。 一定時間透明になれるが、すり抜けることはできない VSマッチレースとバトルゲームのみ出現。 |
コース
5コース×4カップの20コースで構成されており、高低差はない。
5周勝負となっている。
スペシャルカップは最初からは選べない。他の3カップで優勝すると選べるようになる。(50ccには存在しない)
後にGBAで全て劣化リメイクされたがギミック等は省略されている。
★がついているものはDS以降の作品でリメイクされたコースである。
キノコカップ
- マリオサーキット1★DS
シリーズを通して最初のコース。最終コーナー手前の砂地をキノコで加速するのがベター。 - ドーナツへいや1★DS
サーキットと違い砂地で少し滑りやすい。道幅は広く、極端に滑りやすいところも少ない。 - おばけぬま1
中盤に小ジャンプ台があり、ミニジャンプでショートカットができるポイントがあるのが特徴。 - クッパじょう1
ほとんどが直線で構成されたコース。いたるところで、ドッスンが邪魔している。 - マリオサーキット2★7
立体交差が特徴で、大ジャンプ台があるコース。ジャンプに失敗すると大きなタイムロスに。
フラワーカップ
- チョコレーとう1
小さなジャンプ台と沼が特徴なコース。形はシンプルで難しくはない。 - おばけぬま2★Wii
1よりも距離が長くなり、少し複雑になったコース。ミニジャンプでのショートカットポイントはある。 - ドーナツへいや2
滑る道があり、細い部分が多い。チョロプーが邪魔してくる。 - クッパじょう2
行き止まりが登場し、分岐が多いコース。きつい直角コーナーも多い。 - マリオサーキット3★Wii ★8DX(DLC)
コーナーと直線がバランスよく構成されたコース。中盤のヘアピンカーブでタイムに大きく差が出る。
スターカップ
- ノコノコビーチ1
小さい島々を渡っていくコース。壁がないため、キノコを使った大胆なショートカットもできる。 - チョコレーとう2★DS
コース中盤に巨大な沼があり滑りやすい。終盤は小ジャンプ台が多く不安定になりがち。 - バニラレイク1
氷のコース。形自体はシンプルだが、氷ブロックが大量に配置されているため、上手く隙間を通過する必要がある。 - クッパじょう3★8DX(DLC)
2同様分岐が多い。道幅が狭いところも多く、さらに難易度が高い。 - マリオサーキット4
3よりも長く、複雑になったコース。様々なコーナーとショートカットがあり、対戦に向いているかもしれない。
スペシャルカップ
- ドーナツへいや3★8
滑りやすい地形が多くなり、ジャンプ台後が狭いという難コース。ジャンプ台を使って驚異的なショートカットも。 - ノコノコビーチ2★DS
中盤が浅瀬エリアで穴だらけで落ちるとタイムロスになるコース。どのルートを通るかがポイントになる。 - おばけぬま3
穴があいている箇所が増えていたり、急コーナーが多く難易度が高い。1,2同様ショートカットはある。 - バニラレイク2
氷ブロックがまとまっており通路の出口に何故かバナナのかわが置いてある。1度引っ掛かると抜けるのに時間がかかる。逆に避けることができればアドバンテージに。 - レインボーロード★7、★8DLC
後にシリーズ恒例となる最終コース。 色合いが目に悪く、コインが見づらい。
触れるとスピンしてしまうスーパードッスンが至る所に居たり、壁は一切ないため難易度は高い。
形自体はシンプルなので、落ちずに走れるかが勝敗を分ける。
バトルコース
- バトルコース1(ドーナツ平野)★8DX
シンプルなバトルコース。 - バトルコース2(ノコノコビーチ)
ハテナブロックが通常のコース以外に、羽根で飛び越えなければ入れない水場(浅瀬)にも数箇所ある。 - バトルコース3(バニラレイク)
コーナーにアイスブロックが置かれており、路面は非常に滑りやすい。 - バトルコース4(マリオサーキット)★Wii
最もフェンス(間仕切り)が多く、面積も大きい。中央に砂のダートが存在する。オイルはない。
関連動画
CMで実況者の声を演じていたのは、
アニメ「チキチキマシン猛レース」でキザトト君を演じていた広川太一郎氏である。
関連項目
マリオカート | |
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ゲーム | 初代 - 64 - アドバンス - ダブルダッシュ!! - DS - Wii - 7 - 8 |
アーケード | アーケードグランプリ |
スマートフォン | ツアー |
ラジコンカーセット | ライブ ホームサーキット |
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