スーパーロボット大戦Xとは、2018年3月29日に発売予定のゲームソフトである。
通常価格はPS4版が8,600円(税抜)、Vita・Switch版が7,600円(税抜)。
プレミアムエディションはPS4版は12,600円(税抜)、Vita・Switch版が11,600円(税抜)。
Steam版はオープン価格(発売日時点では税込8360円)。
概要
スーパーロボット大戦X | |
基本情報 | |
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ジャンル | シミュレーションRPG |
対応機種 | PS4/PSVita/Nintendo Switch/Steam |
発売日 | 2018年3月29日(PS系) 2020年1月10日(その他) |
開発元 | B.B.スタジオ |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
価格 | 見出し参照 |
対応年齢 | CERO:審査予定 |
ゲームソフトテンプレート |
2017年12月11日に発表されたVXT三部作第二弾。スーパーロボット大戦V同様、PS4とPSVitaとのマルチタイトルとなる。
前作Vから戦闘アニメーションなどのリソースを引き継いでいるが、前作のストーリーからの繋がりはなく、今作のみで完結する単発作品とされている。
初参戦作品は「ガンダム Gのレコンギスタ」「魔神英雄伝ワタル」「バディ・コンプレックス」「バディ・コンプレックス 完結編 -あの空に還る未来で-」「ふしぎの海のナディア」の5作品。
以前から何らかの権利問題があるのではないかと言われてきた「ワタル」や前作Vに引き続きロボットがメインではない「ナディア」の参戦に驚いたファンも多いのではないだろうか。
既存参戦作品では「機動戦士ガンダムF91」が据置機版権作品では第2次α以来の参戦。(F91時代のシーブック・アノーとしてはIMPACT以来。ソーシャルゲームであるCCやX-Ωを含めるとこの限りではない。)
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」よりHi-νガンダムが第3次α以来の参戦(尚、小説ベルトーチカ・チルドレン名義、かつリファイン後のデザインでの登場は今作が初)。
「マジンカイザー」がOVA版ではなく久しぶりにスパロボオリジナル設定(OVA版との違いは手足が青い、剣の名称がカイザーブレードではなくショルダースライサー等。)にて参戦を果たし、PVにてマジンカイザー(真マジンガー系以外)に真マジンガー版の兜甲児がに搭乗する初の試みが確認できる。『第2次α』『第3次α』はオリジナル版が参戦という扱いながらデザインはOVA準拠だったが、今回はちゃんと『F完結篇』準拠のデザインに戻っている。
尚、F完結編ではマジンガーZがゲッター線で進化した姿、αシリーズでは兜十蔵博士が開発したマジンガーZのプロトタイプであったが今作ではどのような設定になるのか2017年12月時点では不明である。
一方「機動戦士ガンダム00」シリーズが初参戦の破界篇以降続いていた連続参戦が途絶え、「ゲッターロボ」シリーズも据置機版権スパロボでは初の不参戦となった(Jなどの携帯機での不参戦は過去にあった)。
事前情報(PVや雑誌のインタビュー等)
- 寺田P曰く、本作オリジナルの異世界「アル・ワース」に各作品のキャラが召喚されて物語が展開していくとの事。また魔装機神の舞台であるラ・ギアスとは異なる世界である。
- ゲスト参戦の「魔装機神」だが今回は登場キャラクターはマサキ・アンドーとファミリアのシロとクロのみで機体もサイバスターのみ。「OG」や「魔装機神」とのストーリー上の関連性はないとの事。
- 前作の「V」に引き続き、真マジンガー版の剣鉄也とグレートマジンガー、マジンエンペラーGがPVから確認できる。
- マジンカイザー、マジンガーZERO、マジンエンペラーGはすべて別機体での登場。
- シーブック・アノーは今作では旧シリーズやαシリーズ同様、アムロやカミーユと同じ時代の人物だがトビア・アロナクスは違う。ifとしてF91時代のシーブックとの関係が描かれるとの事。
- PV2に登場したナイチンゲールは隠し機体。Hi-νガンダムは普通に出る、との事。
寺田P「隠しキャラなんですけど、ぶっちゃけ…(笑)。赤い彗星が裏切るか裏切らないかは秘密です。」
早期購入特典
- 1.スペシャルシナリオ第0話「誓いの旅立ち」
- 2.プレゼントシナリオ「スペシャルスターター・パック」
- 3.スーパーロボット大戦Xオリジナルテーマ
- 4.サイバスターとマサキ・アンドーがゲーム序盤から使用可能になるプロダクトコード
期間限定生産版「プレミアムアニメソング&サウンドエディション」
「V」に引き続き登場する限定版。参戦作品および「新機動戦記ガンダムW」「コードギアス 反逆のルルーシュ」から選ばれた35曲の楽曲が収録されている。
参戦作品
- 赤文字:スパロボ初参戦
- 青太字:『V』からの継続参戦
- ●:機体のみ参戦
- ■:機体&パイロットorキャラクターのみ参戦
- ●:Switch版における任天堂ハード向けスパロボ初参戦
- ●:Vita版における携帯機向けスパロボ初参戦
- ●:HD機向けスパロボ初参戦
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- 「マジンカイザー(オリジナル版)」と「ベルトーチカ・チルドレン」が参戦作品リストにクレジットされたのは今回が初だが、マジンカイザーとHi-νガンダムがそれぞれスパロボに初登場した『F完結篇』および『α外伝』が初参戦という扱いの為、新規参戦にはカウントされていない。
- 「鋼鉄の7人」は機体のみ参戦とされているが、実際はパイロットのトビア・アロナクスも登場する為、『30』の表記に倣えば「機体&パイロットのみ参戦」というのが正しい(扱いとしては前作の「閃光のハサウェイ」に近い)。
- 他、サイバスターとマサキ・アンドーがゲスト参加。α外伝以来17年ぶりの据置機向け版権スパロボ出演となる(携帯機などを含めるとOEやCCにも参戦している)。
パッケージに記載される機体
新システム・既存システムの変更
エクストラクション
1戦闘中に限り弾数及びEN無消費で技を使用可能な「トリックアタック」が追加。消費ExCは3。
エクストラオーダー
周囲4マス内の味方ユニット全ての能力値を1ターン中上昇させる「周辺指揮」が追加。効果は10回迄重ね掛け可能。消費ExCは2。
ファクトリー
前作のTACカスタマイズに相当する「Magicカスタマイズ」のGRADEが4段階から6段階に増加。GRADEが上がるごとに主役機ゼルガードが「ドグマ」という専用コマンドを使用可能になる。
特殊技能
新技能として出撃時に不屈・突撃・加速がかかる「先制攻撃」、出撃時に幸運がかかる「ラッキースター」、出撃時にExCが2加算される「ExCボーナス」が追加。また、各パイロットの技能リストで特殊技能の並べ替えが可能になった。
精神コマンド
シリーズの常連であった「ド根性」が廃止され、それに代わりExCを5上昇させる「決意」が初登場。
エキスパートモード
本作で追加された追加難易度。敵が通常よりも強化されており、熟練度の獲得条件が全ステージ共通で「ノーコンティニューでクリア」となる。
合体攻撃
参加ユニットが最低1機出撃していれば一部例外を除き使用可能になった。ただし出撃ユニットの数に応じて威力が減少する。出撃した参加ユニット全機が隣接しなければならない点や参加ユニットが撃墜された場合使用不能になる点は従来と変わらない。
周回プレイ
各パイロットのスキルプログラム使用状況を引き継ぐか、リセットしてTacPに還元するかを選択可能になった。
バンプレストオリジナル
オリジナルキャラクター
前回の『V』同様に主人公は選択制、搭乗機は共通となっている。
八房龍之助氏はコミカライズ等の形でOGシリーズにかかわっていたが、版権スパロボへの参加は初となる。
- イオリ・アイオライト CV:新井良平 デザイン:高河ゆん
男性主人公。アル・ワースの法と秩序の番人である魔従教団に所属する通称「菫青石の術士」。勝気かつ生真面目で正義感が強い。幼少時から修業を積んできたドグマ(アル・ワースにおける魔法)で何ができるかを模索するべく旅に出る。 - アマリ・アクアマリン CV:佐藤聡美 デザイン:高河ゆん
女性主人公。魔従教団に所属する通称「藍柱石の術士」。礼儀正しく真面目な性格。臆病で気弱なところがあるが、心の底には強い決意を持ち、自分が生きている意味を模索する為に旅に出る。 - ホープス CV:野田圭一 デザイン:中島和恵
ドグマにより生成された鳥型の魔法生物。知識を広げるために主人公の旅に同道する。戦闘の際は主人公とゼルガードに同乗し、サブパイロットとしてサポートを行う。 - セルリック・オブシディアン CV:真殿光昭 デザイン:八房龍之助
ライバルキャラクター。魔従教団に所属する通称「黒曜石の術士」。戦闘指揮官にあたる「法師」という役職に就いている。 - キールディン デザイン:八房龍之助
魔従教団の導師を務める老人。本来教団の頂点にはより高位の「教主」という地位が存在するが、設立から現在に至るまで空白の状態が続いている為、事実上の教団のトップを務めている。
オリジナルメカ
- ゼルガード デザイン:浅井真紀
主人公機。魔従教団が開発したオート・ウォーロック。前腕部に搭載された機械式の魔方陣を介してドグマによる攻撃を素早く行える。魔力の増幅率が不安定であり、搭乗者の能力や状態がダイレクトに戦闘力へ影響を与える。 - ワース・ディーンベル デザイン:八房龍之助
セルリック専用のオート・ウォーロック。
楽曲
プレミアムサウンド&データパック収録楽曲
関連動画
恒例行事
関連項目
外部リンク
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