右は災厄、左は破滅
宿命を越えろ、
鋼の守護者<ガーディアン>
スーパーロボット大戦Yとは、2025年発売予定のゲームソフト。『スーパーロボット大戦』シリーズのひとつである。
概要
スーパーロボット大戦Y | |
基本情報 | |
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ジャンル | シミュレーションRPG |
対応機種 | Nintendo Switch PlayStation5 STEAM |
発売日 | 2025年8月28日 |
開発元 | バンダイナムコフォーデジタルズ |
発売元 | バンダイナムコエンターテインメント |
価格 | 9,790円(通常版) 29,920円(超限定版) |
対応年齢 | CERO C |
ゲームソフトテンプレート |
2025年3月27日のNintendo Directにて発表された、『スーパーロボット大戦30』以来実に4年ぶりとなる家庭用タイトル。PS5向けにリリースされるスパロボおよびは本作が初となる。開発は引き続きバンダイナムコフォーデジタルズ(旧B.B.スタジオ)が担当。社名変更後の最初のタイトルとなる。
本作からゲームエンジンがシリーズ専用のハウスエンジンから、今後のシリーズ継続を神輿て汎用ゲームエンジンに変更されており、長期スパンはエンジン以降による開発環境の更新が理由であるとのこと。
アソビストアでは本作の主人公機「ルーンドラッヘ」のアクションフィギュア、全76曲を収録したオリジナルサントラ、バンプレストオリジナルキャラ6人のアクリルスタンドを同梱した「超限定版」が限定販売される。
参戦作品
※1…ダイナミック企画オリジナルとしての参戦
※2…第1クールが参戦
新規参戦作品はTV放映済みのガンダムシリーズとしては最新のタイトルである『水星の魔女』および特撮関連作品の『ゴジラ』『DYNAZENON』の3作品。遂に怪獣王ゴジラが家庭用スパロボに上陸を果たす事になる。
ガンダムシリーズは『V』以降の宇宙世紀偏重から一転し、Zシリーズのようにオルタナティブ系が中心のラインナップとなっている。
家庭用スパロボの長期ブランクからの再参戦となるのは『L』以来14年ぶりの『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』と『SC2』以来18年ぶりの『ライディーン』の2作。ライディーンの参戦により神谷明氏の家庭用スパロボ出演が『Z』以来17年ぶりに実現した。石丸博也氏の演じる兜甲児も家庭用では『NEO』以来となる。(石丸氏の出演自体は『第3次Z天獄篇』以来となる。)機体としてのマジンカイザーはOVA版ではなく『F』や『α』準拠のオリジナル版となっている。意外にも『死闘!暗黒大将軍』は初の声付きかつ、据え置き型ゲーム機への参戦となる。(前作である『OVA版マジンカイザー』は『GC』『XO』、2025年現在も展開中の『DD』で声付きで参戦しているが、それらの作品には『死闘!暗黒大将軍』は参戦していない。)
さらに海外との権利問題で長らく不参戦となっていたマクロスシリーズが家庭用タイトルとしては『BX』以来10年ぶりの復帰を果たしている。
何かしらの続編が存在する作品が多い為、実は2部作ではないかと推測する声もあるが果たして…?
このほか『V』以降恒例となったバンプレストオリジナルゲスト出演として、サイバスターとVXT三部作の主役機が登場。サイバスターとVオリジナルはパッケージ版早期購入・DL版予約特典として、X・TオリジナルはDLC①&②セットの購入特典として登場。
パッケージ記載機体
- ジェットジャガー(ゴジラ S.P <シンギュラポイント>)
- ゲッターアーク(ゲッターロボアーク)
- ライディーン(勇者ライディーン)
- コン・バトラーV(超電磁ロボコン・バトラーV)
- ガンダム・エアリアル(機動戦士ガンダム 水星の魔女)
- VF-31J ジークフリード(マクロスΔシリーズ)
- エルガイム(重戦機エルガイム)
- ダイナゼノン(SSSS.DYNAZENON)
- 紅蓮特式(コードギアス 復活のルルーシュ)
- レッドファイブ(銀河機攻隊マジェスティックプリンス)
バンプレストオリジナル
オリジナルキャラクター
キャラクターデザインは家庭用としては『V』以来となる渡邊亘が担当。
- 月ノ輪クロス 声優:深川和征
男性主人公。
日本古来の忍者をルーツとする特殊戦闘者「NINJA(New Infinity Neuron – Japanese Assassin)」の組織「特戦隠密・朧」の頭領。
任務遂行を最優先とし、その為には私情を一切挟まない。忍技・忍牙の腕だけでなく、機動忍鎧の操縦に
おいても圧倒的な力を見せ、史上最強のNINJAとの呼び声も高い。 - 月ノ輪フォルテ 声優:山根綺
女性主人公。
朧の新米隊員でクロスの妹。
経験が浅くまだまだ未熟だが、持ち前のポジティブさで困難に立ち向かっていく。 - エチカ・Y・フランバーネット 声優:石見舞菜香
ヒロイン。
元々は広大な屋敷で家庭教師のアニーナと99人のメイドと共に暮らしていたお嬢様だが、父の遺志によりエーアデントの所有者となった。
生真面目で何事にも熱心であり負けん気が強いが、他人と接する機会が少なかった為コミュニケーションは不器用気味だが、優しい相手には年相応に子供らしい面を見せる事もある。
オリジナル機体
- ルーンドラッヘ/ルーンドラッヘⅡ
朧所属の頭領用にカスタマイズされた機動忍鎧(きどうにんがい)。
クロスが搭乗する1号機と、その予備パーツで製造されたフォルテ用の2号機の2機が存在。
柔軟なフレームと人工筋肉を使った駆動システムにより、他に類を見ない高い運動性能を誇る。
パイロットの動作と各種操作の組み合わせによるセミ・スレイブシステムという独自の操作システムを採用しており、操縦の為にはNINJAの技能が必要不可欠。
背部に装備されたマフラー状のパーツはナノマシンの集合体であり、攻撃手段としてだけでなく、隠密・幻惑といった戦術に応じて様々な形で使用される。
「ルーンドラッヘ」の名は本来代々の朧の頭領の乗機に継承されるものであり、現行のルーンドラッヘの正式な名称は「X(クロス)ルーンドラッヘ」という。 - エーアデント
八神市の地下で建造されていた機動要塞都市。
甲板のドーム内に八神市とその周辺の街を収容している。その性質上都市を守るドームの防御力は破格のものであり、住民の安全が最優先された設計となっている。
主機関「システム・ニーラカナイ」は都市を稼働させるだけに止まらない莫大なエネルギーを生み出せるが、その機能はブラックボックス化されており制御は不完全な状態にある。
ニーラカナイの生み出す出力により武装の火力は高いものの、戦艦としては機動性に欠ける為総合的な戦闘力は高いとはいえない。
新システム・既存システムの変更点
アシストリンク
『T』『30』に登場した非戦闘要員による支援システム「サポーター」の発展形。
インターミッションで事前編成したアシストクルーを選択し、設定されたアシストコマンドを使用することで戦闘を有利にする様々な効果が発生する。コマンド使用時に消費するポイントは前作の「S-SP」から「アシストカウント」に変更された。SPのように予め設定されたポイントを消費する形式だったS-SPに対し、アシストカウントは敵を撃墜してポイントをためていく形式となっており3機撃墜するごとにポイントを獲得できる。
アシストクルーにもパイロットのように経験値が設定されており、シナリオのクリアやアシストコマンドの使用応じて加算され一定値にたまるとランクアップしコマンドが強化される。最大ランクの4になるとグラフィックも変化し、パイロットのエーストークに相当するアシストトークというシナリオイベントが発生する。
タクティカル・エリア・セレクト
前作に引き続き、フリーシナリオ制を採用。サブミッションで資金稼ぎを行ったり、ある程度メインミッションの順番を選択できる。ミッションチャートについては前作の横並びではなく、どのミッションをプレイしたか表示する形式になっている。
ダメージ予測
戦闘準備画面でダメージ予測数値が表示されるようになった。
実装の理由としては武器攻撃力と実際のダメージが乖離してわかりにくかったこと、「底力」や「極」などの倍率で変動するアビリティが敵味方共に増えて結果が直感から予測しづらくなった為、であることが語られている。
V以降実装された『SHOOTDOWN』をもう一押し進めたものとのことだが、クリティカルや確率で発動する能力については計算しない。
楽曲
- JAM Project「反撃 Fight Back!」
OPテーマ。
プレミアムアニメソング&サウンドデータパック収録楽曲
前作と同様、有償DLCとして発売される。参戦作品以外にも「マジンカイザー」「SSSS.GRIDMAN」「コードギアス 反逆のルルーシュR2」の楽曲が収録されている。
事前情報
- DLCは5体の機体、2名のアシストクルー、16のエリアミッションが追加される『DLC①』と、5体の機体、1名のアシストクルー、16のエリアミッションが追加される『DLC②』が配信予定。単品で購入できるが、DLC①&②のセット販売もある。繰り返すが前述のX、Tのオリジナル機体はDLCセットの購入特典なので、使いたいプレイヤーは必ず確認しよう。
- 新鮮さと使いやすさの両立を目指し、画面デザインの一新が行われている。また戦術パートのコマンドUIは前作のリングコマンドから従来のリスト式に戻されている。戻されたのはアンケート結果を踏まえて、とのこと。
関連動画
恒例行事
関連商品
関連項目
外部リンク
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