スーパー耐久単語

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スーパー耐久とは、日本自動車レースの一カテゴリである。略称はS耐。

概要

前身は1990年に発足した「N1耐久シリーズ」。その後1995年に、シリーズの名称を「スーパーN1耐久」と称。
さらに1998年シリーズの名称から「N1」が外れて、現在の「スーパー耐久」となった。

スーパー耐久は改造して行われるレースのため中で見かける身近なが見ることができる。
サーキットを転戦して行われる同シリーズの中でもっとも有名なのが2008年まで十勝インターナショナルスピードウェイで行われていた十勝24時間レースであり、お祭り色も高くシリーズに参戦していない内有名ドライバーがスポット参戦することも多かった。
また2008年シーズンからツインリンクもてぎオーバルコースを利用したレースも開催されている。
2010年シーズン海外マレーシア)での開催も予定されている。
なお2011年シーズンより「FIA GT3規定」に基づいた新クラスST-X」を導入することになった。

レギュレーション(車両規定)

もともとレギレーションJAF-N1規定を用いていた

JAF-N1規定=FIAグループN規定を元にJAFが制定したレース競技用の区分の1つ
ラリーダートトライアルジムカーナ、レーシングカートはまた違う規定がある
非常に改造範囲が狭い。(エンジンはほぼノーマル、サスの取り付け位置や形状変更は不可、など)
ほかの区分はベースならN2、NR-A(ナンバー付きの競技)、GT500GT300
フォーミュラカーならFJ1600、F4、F3F3000とある。
区分別の有名な競技としては、GT500GT300区分がSUPERGTF3区分が全日F3選手権、
F3000区分がスーパーフォーミュラがある

しかし、現在はN1規定を元に一部改造範囲を広げた独自のレギレーションになっている
そのためJAFのどのレース区分にも当てはまらず「その他の車両」というJAF-NEという区分になっている

レギレーション範囲
の弱点を補う改造オイルクーラーの増設等)などを認めるレギレーション変更(1995年
付加パーツエアロパーツ)の使用などを認めるレギレーション変更(1998年

それでも拡したレギレーション以外の改造範囲は非常に狭い。
エアロパーツにしても常識的な価格で買える販品のみが認可されている。(レース用のワンオフ品や、非常に高価なものは禁止)
タイヤ定のものを使用(メーカーヨコハマタイヤワンメイク

なお2012年シーズンシリーズ初の死亡事故が起きたため、2013年シーズンよりHANSの着用が義務づけられた。

2014年シーズン 参加車両のクラス分け

基本的にはエンジンの排気量(ターボ付の場合、ターボ係数として排気量に1.7をかける)と、タイヤの駆動形式によって、ST1からST-5までと「FIA-GT3」規定に則ったST-Xの6クラスに分かれる。
ただし催者側が認めた場合を除き、クラスの参加台数が7台未満だった場合、賞典外となる。
なお参加台数7台未満だった場合でもシリーズポイントはもらえる。
SUPER GTのようなリストリクター(エンジン空気を取り入れる吸気口に取り付ける装置)によるの制限は特にない。

ST-X

クラス区分のステッカーの色はイエロー
「FIA-GT3」規定準拠のクラス
このクラスのみプラチナドライバー規定がある。

S耐におけるプラチナドライバーの基本選定基準
1.過去F1スーパーライセンスを取得したことがある
2.過去ルマン24時間レースで優勝経験がある
3.F3000、CARTチャンプカーIRLGP2の各選手権で年間トップ10に入ったことがある
4.2013年”以前”にSUPERGT GT500クラスまたはフォーミュラ・ニッポンに参加したことがある
5.谷口信輝(上記の規定を一つも満たして居ないが、特別にプラチナ認定)

ただし上の実績があっても2001年以前の実績だったり、2013年12月31日以前に
50歳以上の場合はプラチナドライバーにはならない

このプラチナドライバーは参加車両1台につき一人までとなり、決勝レースで運転できるのは
距離または総時間の40までである。(例 5時間レースなら最大100分、200kmレースなら最大80kmまで)

な参加車両
BMW Z4(E89
アウディ R8
日産 GT-RR35

ST-1

クラス区分のステッカーの色はオレンジ
排気量3501cc以上、駆動形式は不問
または「インタープロトシリーズ」参加車両

な参加車両
BMW Z4(E86)
I.P.S KURUMA←「インタープロトシリーズ」の車両

ST-2

クラス区分のステッカーの色はパープル
排気量2001cc3500cc、4輪駆動

な参加車両
三菱 ランサーエボリューション
スバル インプレッサ

ST-3

クラス区分のステッカーの色はブルー
排気量2001cc3500cc、2輪駆動

な参加車両
日産 フェアレディZZ33,Z34)
レクサス IS350GSE21

ST-4

クラス区分のステッカーの色はレッド
排気量2000cc以下、駆動形式は不問

な参加車両
トヨタ 86
スバル BRZ
マツダ ロードスターNC
ホンダ S2000AP1)
ホンダ インテグラタイプR(DC5)
フィアット 500

ST-5

クラス区分のステッカーの色はグリーン
排気量1500cc以下の車両
ただし2009年時点で日本国内で新販売されていた車両が最古の形式になる

な参加車両
トヨタ ヴィッツNCP91
ホンダ フィット(GE8、GK5)
マツダ デミオ(DE5

 ※かつて存在していたクラス

ST-5
排気量2000cc以下、駆動形式は不問
ヨーロッパなどとの際交流を的に「グループNプラス」という車両規定で行われていた。
レギレーションは「FIAスーパー2000規定」がベースとなっている
※通常のS耐の規定より改造範囲が広い(エンジンのカム交換やクロスミッションへの変更など)
な参加車両 トヨタ アルテッツァホンダ アコードインテグラ
2005年を持って終了

ST-S
2006年に誕生
排気量2000cc以下、駆動形式は不問、2座の車両
な参加車両 ホンダ S2000
もともと特認のルールST-3クラスでの参加で苦戦していたS20002005年にスポット参戦していたロータス エキシージ、ほかにもマツダ ロードスターなどの参戦を想定していた。
しかし、シリーズが開幕してみれば参加車両S2000のみ。それも1回のレースにエントリーが2~3台という状況だった。
2007年度には排気量2000cc以下から2200cc以下へと規定を変更したものの、この年クラスのエントリーが一台もなく2007年を持って終了した。
2009年よりST-4クラスへ参戦しているホンダ S2000は、特認扱いでの参戦になる(2000ccモデルのみ)

参加車両基準

基本的に座席が4つ以上の
2座のの場合、ST-Xクラス以外特認が必要。
ただし、同一モノコックボディに4座以上のモデルが設定されている場合は、4座以上車両扱いになる。
特認のな条件は

  1. 連続する12ヶでの車両生産台数が2500台以上の場合、ST-4、ST-5クラスを除き該当するクラスでの参加となる。
    排気量2000cc以下のST-3クラスになる。
  2. 連続する12ヶでの車両生産台数が2500台未満の場合、すべてST-1クラスになる。

    参加車両はFIAグループN、グループAJAF量産ツーリングカーとして認されているか、
    JAF登録車両または催者が認めた車両として登録されてなければならない。

競技について

レース

レースは全クラス混走で行われ、各クラスの順位を競う。
1台につきドライバーは2名または3名(一部レースは4名)以内登録しなければならない。
登録はA,BおよびC(D)という形式になる

公式予選

 1グループST-X,1,2,3)、2グループST-4,5)に別れ、Aドライバー1グループ→Aドライバー2グループ(それぞれ20分、計40分)→10~15分のインターバル→Bドライバー1グループ→Bドライバー2グループ(それぞれ20分、計40分)の順に行われる。

Aドライバー40分間)

 

インターバル

Bドライバー40分間)

1グループ
ST-X,1,2,3

2グループ
ST-4,5)

1グループ
ST-X,1,2,3

2グループ
ST-4,5)

20分間 20分間 10~15分間 20分間 20分間

AまたはBドライバーの「公式予選通過基準ラップタイム」はそれぞれの40分で達成されたクラスの総合順位上位3台のタイム110になる。
この条件をAまたはBのどちらか、または双方が満たせなかった場合は、予選落ちとなる。
予選落ちチームの決勝出走に関しては運営の裁定しだいとなる。

CおよびDドライバーも上記のようなタイムアタックを行い、A,Bドライバー同様、各クラスの上位三台のタイム110クリアしなければならない。

決勝グリッドはポールからST-X,1,2,3を第一グループST-4,5を第二グループに分けグリッドが配置される。
順番は2人のラップタイムを合算しタイムの速い順になる。
グリッドの優先順位は
1.A,B両ドライバーが「公式予選通過基準ラップタイム」を達成したチーム
2.AまたはBドライバーラップタイム達成できなかったチーム
3.A,B両ドライバーラップタイム達成できなかったチーム
の順となる。
ただしC,Dドライバーの予選のラップタイムは決勝グリッドの順番には影を与えない。

決勝

決勝走行は第一、第二グループ分かれてのローリングスタート形式で行われ、原則1周のフォーメーションラップ後にスタートとなる。
最低2回のピットストップドライバー交代を伴う)が義務付けられる。

距離レースの場合は定められた距離(に応じた周回数)を周回する。
トップ車両がその周回数をクリアし、チェッカーフラッグを受けた時点でレースが成立する(ゴール)。
時間レースの場合は大会特別規定がある場合以外は、所定の時間終了後トップ車両チェッカーフラッグを受けた時点でレース成立。
その後ゴールラインを通過した車両に、トップ車両とのタイム差・周回差に応じて各カテゴリの順位が割り当てられる。
クラストップ車両の周回数の70以上の周回数でゴールラインを通過すれば、完走扱いとなる。

ピット作業

ピット時はエンジンを停止しなければならない。給油作業中は一部を除いて他の作業を行ってはならない。同時に作業に出る人数は4人まで(内2名でタイヤ交換を行う)。
タイヤウォーマー(タイヤを暖める行為)は禁じられている。

2014年シリーズポイント

1 クラス公式予選ポイント
クラスごと予選でポールポジション1位)をとったチームに、1ポイント

2 クラス別決勝ポイント

・総距離が3時間または300km以上のレースの得点

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
20 15 12 10 8 6 4 3 2 1

・総距離が5時間または700km以上のレースの得点

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
30 22.5 18 15 12 9 6 4.5 3 1.5

・総距離12時間または1400km以上のレースの得点

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
45 35 27 23 18 13 9 7 5 3

・総距離40分または100km以上のスプリントレースの得点

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
10 7.5 6 5 4 3 2 1.5 1 0.5

2014年の開催日程・サーキット

大会名称 開催日 レース距離/時間 サーキット 備考
Round.1
もてぎスーパー耐久
3/29~30 5時間 ツインリンクもてぎ栃木県
Round.2
SUGOスーパー耐久
3時間レース
5/24~25 3時間 スポーツランドSUGO宮城県
Round.3
富士スーパー耐久
7時間レース
7/26~27 7時間 富士スピードウェイ静岡県
Round.4
スーパー耐久レース in 岡山
9/6~7 3時間 岡山国際サーキット岡山県
Round.5 10/25~26 40分×3 鈴鹿サーキット三重県
Round.6 11/8~9 3時間 オートポリス大分県

関連動画

 

関連商品

関連項目

外部リンク

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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E8%80%90%E4%B9%85

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スーパー耐久

1 ななしのよっしん
2009/05/10(日) 00:30:51 ID: f140DpPL3S
十勝24時間はやはり中止ですか...この不況下ではサーキット支援する企業皆無