ズン(Zun, ズーン?, ズーム?)とは、太陽神である[1]。
概要
ズンはイスラーム化される以前のアフガニスタン南部の一部で信仰されていた太陽神で、正義を司る神である。復活(というか転生)も司るようだ。太陽神で印欧語で Zun だと英語の Sun との関係を妄想したくなるが、Zun は Zunbil(Zhnbil, ズンビル?, ズーンビル?) 王朝の王朝名からとられたものであるらしい。エジプトのように太陽と王を同一視し信仰していたものであるようだ。
イスラーム化以前のインドイラン地域の地域の宗教と言えば、アーリア人の宗教から分かれた(互いの神を悪魔と呼び合う)インドの神話とイランの神話の体系から発展したヒンドゥー教、仏教、ミスラ信仰、ゾロアスター教などが有名である。西アジア中央アジアの要衝であるアフガニスタン地域ではゾロアスター教(北東)、自然崇拝(東および南)、仏教(南東)、そしてカーブル(カブール)のあたりではヒンドゥー教が信じられて[4]、他に雑多な宗教があり、そのなかにズン信仰があったようだ。
ズーンビル朝は隣接するカーブルのシャヒ王国と共にエフタルの残党であったが、ササン朝がイスラーム共同体に取り込まれたのち、無事イスラームに取り込まれたようで、ズン信仰は王朝と共に消滅し今は文献と地名に名残を残すのみである。たぶん。
ヒンズー教の一種と考えられていることもあるようだが、太陽神で正義の神復活の神とだけ聞くとゾロアスターの影響を受けたミトラ信仰の変種のようにも感じられるがよくわからない。
ところで、この記事がなぜ「ようだ」、「たぶん」などと曖昧な書き方をしているかというと、日本語の文献がみつからないからであり、筆者も調べている途中だからで誰か助けて欲しい。Wikipedia:jpにはシャヒ王国すら記事がない。そしてなぜ誰も知らないような宗教を調べているかというとCK2でZunistなる宗教が出てきたからであり、Zunbil家でアッバース朝を殴り続けZunist帝国を作るプレイをしたからである。パラドは責任をとれ。
関連項目
参考
- Zunbils (Wikipedia:en)
- Zabulistan (Wikipedia:en)
- Zamindawar (Wikipedia:en)
- Hinduism in Afghanistan (wikipand.com)
- 3
- 0pt