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セイリュウ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するアニマルガール・フレンズ(動物が女の子の姿になった擬人化キャラクター)である。
概要
「私はジャパリパークの東方を守護する、四神獣のセイリュウ。清き力と誇りの尾で、一切を救済することが私の務め。さりとて、自分で何とかなせることは、己の力で切り抜けなさい。軟弱者を救済するほど甘くはないのです。厳しいですか？しかし、それがジャパリパークの掟。星の掟なのです。いずれあなたにもわかる刻がくるでしょう」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
東アジアにおける伝説上の生き物・青龍のフレンズ。この世の東西南北を守護するとされた四神の1体であり、四つの方角のうち東を司るという。一般的にはワニのような顔とヒゲと鬣を生やした細長い龍の姿で表される。
ジャパリパークを守護する聖なる娘・四神獣の1人で、自らを東方守護者と称する。元ネタ同様こっちも東の方角を司るようだ。ジャパリパークには東西南北それぞれに大地のパワーが特別多く溢れる場所(所謂パワースポット)が存在するのだが、その1つである東の水辺をナワバリにしていると思われる(クエストで現れた水辺はセルリアン関連の事件でやって来たようで、そこが住処ではないようだ)。
伝説の聖なる生き物のフレンズとして、自然災害級の超常的な力が付与されている。その力は人智を超越する強大なレベルであり、神様に近い存在とまで言われている。滅多に他者の前に姿を見せないようで、フレンズの間でも怪しいウワサ話程度でしか知られていなかった。
神獣のフレンズだからか、高圧的で実力に裏打ちされた自信を持ち常に余裕な雰囲気を漂わせる。自身の出自・強さや技などへの誇りは人一倍高い。プレイヤーとのやり取りは何処か素っ気なく、戦闘を道草と呼び、強化してあげると素っ気ないフリをしながらも嬉しそうにする。
元ネタが水・水域を司る面が反映されてか、水を操る事が出来る。
パークの守り手である彼女だが「自分で何とかなせることは己の力で切り抜けるのが当然」をスタンスとしており、基本は手を出さずに各フレンズの頑張りに任せて見守るのが主(クエストを見る限り他の四神獣もその方針なようだ)。圧倒的なパワーは易々とは披露せず、本当にピンチな状況にならないと助けてはくれない。
協力の誘いに対しても少々キツめに拒否してしまうが、それらの態度はみんなが「自分の身は自分で守れるくらいには強くなってほしい」という願いからであり、本質は優しく思いやり溢れる性格。自分に過ちがあればしっかり謝り、直前まで戦っていた相手でも素晴らしい所があれば賞賛する。
他の四神獣と同じく長い時間を過ごしてきたという。どれだけの時を経ても無謀なヤツは不変らしい。そんな無謀な輩との戦闘では容赦ないようで、徹頭徹尾完膚なきまでに倒すと豪語する。その苛烈な台詞や戦闘時のテンションなど、Sっ気や戦闘狂な面があるのかもしれない。生半可な敵では清き水の力と誇りの尾の一撃で海の藻屑と化してしまう。
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外見
水色の髪を金色の髪飾りでツインテール状に纏めた髪型。髪は所々外側に跳ね上がっているが、ソレは元ネタ(又は龍全般)の髭・鬣や角などのデザインが反映されたと考えられる。前髪の1部は緑がかっている。
青色のワイシャツの上から濃い青色のジャケットを着り、フリルの付いたヒラヒラなミニスカートと青色タイツを履いている。手には青色の手袋を填め、金色の腕輪を装備。襟は白色ネクタイで締めている。尻尾が出ている腰部分には大きなリボンで飾り付けられている。靴は白色のローファー。
お尻部分からは尻尾が生えている。元ネタが蛇のように細長い外見をしているため、尻尾の部分は長い上にがっしりしており、綺麗な青色のウロコで覆われている。ウロコは稀に剥がれ落ちる模様(所持してるとセイリュウから酔狂呼ばわりされる)。
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ネクソン版での扱い
ゲーム中最高レア度であるレアリティレベル5のピュア属性フレンズとして登場。最高レアなのは流石伝説のドラゴンといったところか。コストは400・サイズはM・攻撃タイプは遠距離。固有スキル「青き龍の救済の一手」は敵集団全員に自身の攻撃力×8倍のダメージを与える龍の名に違わぬ威力抜群な効果。ありがたい攻撃を活かして、是非ともコレを救済の一手に出来るよう頑張ろう。
戦闘では長大な尻尾による物理攻撃や水を操る力もフル活用して戦う。敵には尻尾を振るい水の衝撃波を撃ち出してダメージを与える。スキル攻撃では上空に飛び上がり、水圧とダイブ攻撃を行う。
メインクエスト第8章クリア後に挑戦出来るようになるイベントクエスト・四神クエストにおいてボスキャラとして戦う事になる。4種類ある四神クエストのうちセイリュウ専用のクエストで登場。クエストに挑むにはまずそれぞれのフラグクエストに挑みクリアする必要がある。クエストを攻略すれば一定確率でスカウト出来、出来なかったとしてもクエスト中で集められる印というアイテムを一定数との交換でスカウト可能。何度でも挑めるがクエストの出現時間は2時間。
このクエストでは大雨とそれによる増水の影響で動きが遅くなり、SPD(攻撃速度)が50以下のフレンズは数値が更に半減してしまう。
戦闘ではサンドスターによるフレンズ化の原理を応用した変身能力を使用し、超巨大セルリアン・セイリュウの化身になって襲い掛かる。
どんどん強く進化していくセルリアンに対抗するべく、ウワサの四神獣を仲間にするべく情報収集に乗り出すサーバル達プレイヤー一行。一方、オオアルマジロ(オルマー)とオオセンザンコウ(センちゃん)の何でも屋・ダブルスフィアは長期間雨が止まず洪水レベルにまで増水していたウワサの場所の調査に乗り出し、原因究明・問題の解決を試みるべく発生元を辿っていく。
暫く後、キレイな青いウロコを発見した2人。そこで、異常気象の話を聞き付け、水を司るセイリュウと関連しているに違いないとして駆け付けてきたプレイヤー一行と遭遇。目的は一緒だとしてみんなで協力して調査する事に。
捜査の末に洪水の原因である超巨大セルリアン(調査によるとハナリアンなどの今までの巨大セルリアンを遥かに上回る大きさらしい)と、そのセルリアンを一瞬で撃破したフレンズを発見。証拠物品(ウロコ)と照らし合わせた結果セイリュウだと判明した。
早速協力を頼むのだが、セイリュウはロクに話を聞かないで初っ端から拒否。サーバル達を「己の力を使わないで強者の力を借りて悦に浸る、虎の威を借る狐」と断定し、「軟弱者に貸す力は持ってない」と辛らつな発言を繰り返し、「付近のフレンズは何もしないで時を浪費していただけ」と非難し、プレイヤー一行も「調査の名を借りて遊び耽っていただけ」と切り捨てた。
その発言に仲間達の今までの奮闘を良く知るセンちゃんが激怒、発言を撤回するよう詰め寄る。それでも撤回しないセイリュウにセンちゃんは行動で改めさせると勝負を挑みサーバル達も共闘を決意。化身へと変化したセイリュウを相手に立ち向かう。
戦いごっこの末にセイリュウは自分を追い詰めた一行の強さを認める(ただし、まだまだ余裕を残しており、全力を出していない)。実は一行の活躍を事前に知っていたため、それなりに評価もしており、今回の戦いごっこは一行の実力を測る機会という面もあった。実力を認めた後、暴言で挑発した行為を謝罪し、センちゃんも怒りに任せてつっかかった事を謝罪、お互い和解した。
和解後、「手入れされた見事な尻尾」という共通点を持つ2人は直ぐに打ち解け、親友の契りとしてしっぽ握手を交わす。フレンズ達の成長のための試練として洪水状態をそのまま残す事にし、一行の修行の一環として何度でも挑戦を受けると宣言。「諦めないのは美徳よ」とエールを送り、納得出来る力を身に付けた時は仲間になると誓うのだった。
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ぱびりおんでの扱い
「清き水のところ、そこが私の心落ち着く場所。」
2020年1月10日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は青で、一人称は「私」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
7人目の特別なフレンズとして登場した。四神としては3番目の登場である。
セルリアンが多少はいるものの、水も綺麗で緑も生い茂り空気も澄んでいてパークは平和そのものであり、なぜ出てくることになったのかが分からないが何か理由があるハズだと思っているようである。
守護けもの達にほぼ共通している事だが、昔のパークを知ってるような描写がある。ぱびりおんでは守護けものでも基本的には１フレンズとして接される事が多いが、セイリュウの場合は予告の噂話でコモドドラゴンやパンサーカメレオンなどから興味を持たれており、その興味のままに接されたことでやや引っ張りだこな扱いを受けたこともあってか「（ええー？も、もしかして私、人気者なのかしら？）」と内心驚きつつも嬉しそうにしていた。
ケルベロスとも面識があり、相手の出自が地獄の番犬であることも知っている様子を見せている。
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関連項目
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