セブンスドラゴン2020(7th DRAGON 2020)とは、2011年11月23日にSEGAより発売されたPSP用RPGゲームである。前作は、ニンテンドーDSソフト「セブンスドラゴン」。略称は「ナナドラ」「セブドラ」「7D」など。キャッチコピーは「すべてのドラゴンを狩り尽くせ!」「それは、ドラゴンを狩る物語」。
概要
前作「セブンスドラゴン」が異世界ファンタジーであったのに対し、今作は近未来ファンタジーとなり、外宇宙より飛来した「セブンスドラゴン」と呼ばれる強大な7匹のドラゴンに率いられた数多のドラゴンにより、異世界化した西暦2020年の東京が舞台。前作同様、フロワロ(ドラゴンが生み出す毒花)が地球を覆う絶体絶命のピンチに、ドラゴンに対抗しうる力を持つ特務機関「ムラクモ」がドラゴン討伐に乗り出す。
前作から引き継いで担当する制作スタッフは、プロデューサーの小玉理恵子(『ファンタシースター』シリーズ)とディレクターの新納一哉(『世界樹の迷宮』『ラストランカー』)、そしてサウンドコンポーズの古代祐三(『世界樹の迷宮』『イース』)。戦闘スタイルは前作と差ほど変わらず、自由にパーティメンバーを組み、スキルを振り分けることができる。※前作は4人パーティだったが、今作は3人でパーティを組むことができる。
主題歌「SeventH-Heaven」を担当したのはVOCALOIDプロデューサーのささくれPこと、sasakure.UK。
今作には「謎の歌姫」としてVOCALOIDの初音ミクが登場し、全BGMを初音ミクがボーカルを入れるDIVAモードに変更できる。DIVAモードへの参加アーティストは以下の12名。いずれもVOCALOIDプロデューサーとしてニコニコ動画で活躍している。
キャラクターデザインは、『supercell』のイラストジャケットを担当している三輪士郎。
キャラクターメイキングは、男女含め30名の声優から好みのボイスを選択、5つの職業と10の外見からさらに選択できる。職業はレベルを上げることによって変更が可能。戦闘時は3Dの“ちびキャラ”で表示され、パーティ編成時に三輪士郎デザインのイラストを見ることができる。
以下は、ボイスを担当した30名の声優の一覧である。※あいうえお順
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動画規制について
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登場人物
人類最後の拠点「東京都庁」(ムラクモオフィス)で、パーティ編成やクエストの受諾などを行う。
政府特殊機関「ムラクモ」とは、特殊な技能を持つ人物=ムラクモの集まりであり、プレイヤーは複数のムラクモを作成し、自由にパーティ編成を楽しむことができる。
NPC
- 日暈棗(ヒカサ ナツメ) CV:水樹奈々
- 政府特殊機関「ムラクモ機関」総長。ムラクモの育成に力を入れており、主人公を含むムラクモたちを指導する。
- 桐野礼文(キリノ アヤフミ) CV:石田彰
- ナツメの補佐官をつとめる青年。ムラクモのような特殊な能力こそ持たないが科学者としては優秀な人物。ドラゴンについての研究を進めており、主人公たちムラクモの支援的役割も果たす。
- 堂島凛(ドウジマ リン) CV:豊口めぐみ
- 陸上自衛隊三等陸佐。ムラクモ機関に頼ることを嫌い、自衛隊のみで解決しようとする傾向がある。しばしば無謀とも思える行動を取ろうとするが、周囲の隊員に止められては精神的にも支えられている。
職業
- サムライ
- 身体能力Sランク。特に剣技に長けた者から選抜される攻守に優れたオールラウンダー。
- サイキック
- ランクSの超感覚の持ち主。天変地異や超能力をあやつる特異能力者で、属性攻撃や回復魔法のスペシャリスト。
- デストロイヤー
- 運動能力Sランク。武道で達人級の者から選抜される一撃にかけるへヴィファイター。敵の攻撃に対してのカウンター攻撃や、ある特定の条件を満たすことで発動するコンボ攻撃など、テクニカル且つ破壊力抜群のキャラクター。
- ハッカー
- 情報技能Sランク。重度のメカマニアから選抜され、ハッキングをすることで敵や味方の能力値を変動させることができるサポーター。敵に敵自身を攻撃させることを命じたりすることもでき、あらゆる攻撃を無効化し、無敵化する奥義を持ち、その際にハッカーは
セガサターン謎のコントローラーを装備している。 - トリックスター
- 俊敏性Sランク。特殊技巧に優れたものから選抜され、銃タイプとナイフタイプの二つのスキルを持ち、敵に状態異常を与えることを得意とする手数で攻めるスピードシューター。
関連動画
公式PV
公式メイキング映像
公式プレイ動画
関連チャンネル
関連項目 |
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