セレドの町とは、「ドラゴンクエストX」の冒険の舞台・アストルティアに存在する地名である。
概要
セレドの町レンダーシア南部のセレドット山道に位置する町。ドラゴンクエストXにおいてプレイヤーが「セレド」と言う場合は、一般的にはこの「セレドの町」を指していることが多い。
「メルサンディ村」「アラハギーロ王国」と並び、メインストーリーに関わる3匹の蝶を集めるために訪れる拠点のひとつ。
セレドット山道の谷に家屋が集まってできた町で、中心部を縦断する崖に石橋や吊り橋が架けられている。また、この町は「ダーマ神殿」へと続く参道の役割を果たしており、酒場や宿屋などの施設も存在する。
主人公が初めて訪れた際、この町の住人は子供達しかおらず、大人たちはすべて姿を消してしまっている状態だった。主人公はこの町で、大人たちのかわりに子供をまとめる少女リゼロッタと出会う。彼女はこの地に眠るといわれる願いを叶える魔神の封印を解こうとしており、そんなリゼロッタの助けとなることがこの町での役割となる。
セレドの町の秘密(ネタバレ注意)
詳細
偽りのセレドの町
主人公が初めて訪れたセレドの町は、メルサンディ村やアラハギーロ王国などと同様に、大魔王マデサゴーラが創生の渦の魔力によって創り出した「偽りのレンダーシア」のひとつ、「偽りのセレドの町」だった。
偽りのレンダーシアを創り出すにあたり、大魔王マデサゴーラは人間の書いた書物などをモチーフとするなど、多くのギミックを組み込んでいる。偽りのセレドの町についても同様で、この町は「真のセレドの町」で命を落とした者の魂が住人となっている"死者の町"だった。リゼロッタたちを含めた子供たちは、親に内緒で高台の教会へ集まっていたところを崩落事故に巻き込まれ、全員が命を落としてしまっていたのである。
自分たちが既に死んでいることに気付いていないリゼロッタたちは、前述の封印を解き復活させた魔神に対して「パパとママに会いたい」と願ったものの、魔神がその願いを聞き入れることはなかった。
真のセレドの町
真のセレドの町では、崖となっていた部分が実は"光の河"だったことが判明する。
主人公はこの町で、死んでしまった子供たちへの悲しみに暮れる大人たちと、リゼロッタの双子の妹ルコリアに出会う。ルコリアはあの日教会に入ってはおらず唯一生き残った子供であった。そんな彼女が姉の遺品である日記帳を手にしたことがきっかけとなり、偽りのセレドの町と、そこに暮らす姉たちの存在に気付いていく。
霊媒師のサダクは町を訪れ、子供たちを失って悲しみに暮れる大人たちの心を弄び、子供を悪霊として祈願の魔像に祈りの力を集めさせる。ところがサダクの正体は魔物の邪教祖サダクで、大魔王マデサゴーラが創った偽りの世界で真のセレドの町を侵食しようとしていた。主人公はその企みを阻止したが、偽の世界とつながりかけた影響により、ダーマ神殿で大人たちと偽の世界にいた子供たちは再会を果たした。
アクセス
セレドの町は「三門の関所」から最も遠い場所に位置する関係上、メルサンディ村またはアラハギーロ王国のいずれかを経由しなければたどり着くことができなくなっている。
メルサンディ村からセレドの町へと向かう場合は、徒歩で、メルサンディ穀倉帯→ローヌ樹林帯→セレドット山道と経由する。アラハギーロ王国からセレドの町へと向かう場合、同様に徒歩で、アラハギーロ地方→リャナ荒涼地帯→セレドット山道と経由する。
隣接エリア
徒歩経由
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関連項目
ドラゴンクエストX アストルティアの拠点 | |
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レンダーシア | ココラタの浜辺 - 三門の関所 - メルサンディ村 - セレドの町 - ダーマ神殿 アラハギーロ王国 - グランゼドーラ王国 - グランゼドーラ城 エテーネの村 / ナルビアの町 |
レンドア島 | 港町レンドア |
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