センサーとは、観測に使用する機器の総称である。観測対象の各種エネルギーの変位を測定し情報を得る。
概要
センサーによって対象の検知、あるいは対象の位置情報(方位、距離)や画像情報を取得する。センサーを使用して測定を行うことをセンシングと呼ぶ。
パッシブセンサーとアクティブセンサー
例えば目標の位置情報を知るセンサーの場合、こちらからエネルギーを出さず、対象が発するエネルギーを受信するだけのパッシブセンサーでは、測定対象の方位は知ることができるが対象との距離を知ることができない。アクティブセンサーではこちらからエネルギーを発し、それが目標に反射し帰ってくるまでの時間を測ることで相手との距離も知ることができる。しかし自らエネルギーを発するので、相手側がそれに対応したセンサーを持っていた場合は相手側にこちらの存在を感知される。これは軍事用途ではデメリットになる。
センサーの例(受信するエネルギーによる区別)
可視光線
肉眼、テレビカメラ等の画像センサ。基本的に光源がないと使用できないが、非常に弱い光源下でも使用できる暗視装置が開発されている。→暗視装置
IR(赤外線)
サイドワインダー(空対空ミサイル)は、目標になる航空機のエンジン排気から発せられる赤外線を測定することで目標の方向を特定する。現在は物質が発する赤外線を受信して画像情報を得る暗視装置も存在する。
電磁波
音
その他
実在するのかどうか不明だが、人間が発する「物欲」エネルギーを感知する物欲センサーというものが存在すると一部で信じられている。→ 物欲センサー
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関連項目
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