セントウルステークスとは、JRA(日本中央競馬会)が9月上旬ごろに開催する 阪神競馬場の芝1200mの重賞競走である。格付けはGⅡ。
概要
競走名の「セントウル」とはギリシャ神話に登場するケンタウロスのこと。阪神競馬場にも像があり、同競馬場のシンボルともなっている。
創設は1987年で阪神競馬場の秋の開幕週に行われる重賞として新設され、創設当時は芝1400m(GⅢ)であった。
その後1999年まで芝1400mであったが、2000年になってスプリンターズステークス(GⅠ)が12月から秋の中山開催の最終週に早まったことにより、ステップレースとしての位置づけになった。またこの年から芝1200mへと短縮した。
2006年には(GⅡ)に格上げ、この年から導入になったサマースプリントシリーズの最終戦にも組み込まれた。
2014年からは1着馬に、スプリンターズステークスの優先出走権が付与されるようになり、現在に至る。
歴代の勝ち馬の中には、マイネルラヴ、ビリーヴ、ビッグアーサー、ファインニードル、タワーオブロンドン、レシステンシアなどがのちにG1勝利または勝利していた。
また複勝圏内にはダイユウサク、ヤマニンゼファー、ブラックホーク、ダイタクヤマト、カルストンライトオ、デュランダル、サニングデール、テイクオーバーターゲット、キンシャサノキセキ、スリープレスナイト、グリーンバーディー、ラッキーナイン、ロードカナロア、ピクシーナイト等がのちにG1勝利または勝利していた。
余談として、セントウルステークスという名の重賞は1969年に第3回小倉大賞典が、小倉競馬場の改修工事で阪神競馬場で行われた時に、「セントウルステークス」と名前を変えて行われたことがあったりする。
レース結果
年齢表記は2000年以前も現在の年齢で表記
第4・5・8・20・34・35・36・38回は中京1200m、第9回は京都1400m
関連項目
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