セントルシアとは、中南米のカリブ海に浮かぶ西インド諸島にある国である。
基本データ | |
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正式名称 | セントルシア Saint Lucia |
国旗 | |
国歌 | セントルシアの息子と娘 |
公用語 | 英語 |
首都 | カストリーズ(Castries) |
面積 | 616km2(178位) |
人口 | 約17.2万人(189位) |
通貨 | 東カリブ・ドル(EC$) |
概要
この島に初めて人が定住したのは、3世紀頃とされる。
ヨーロッパ人がこの島を発見したのは1500年頃と思われている。フランスが最初にこの島に植民をして、100年ほどの間にフランスによって支配されていた。
17世紀ごろになるとイギリスとフランスの間で領有権が争われ、100年ほどの間になんと14回も支配国が変わった。1814年、ナポレオン失脚後にイギリスの領有は確定した。
1958年、自治国家になった西インド連邦に加盟したが、1962年解体。一時、直轄植民地に戻ったものの1967年には再び自治領となり、1979年2月22日、独立。
国名に「セント」がついている3つの国(2016年現在)の1つ。ちなみに他の2つ「セントビンセントおよびグレナディーン諸島」と「セントクリストファー・ネイビス」も、英連邦所属の西インド諸島の国である。
住民の9割が黒人。
こんな小さな国だが、何気に世界遺産(自然遺産)に登録されたピトンという火山がある。
また、人口がとても少ないにもかかわらず、出身者からノーベル賞受賞者をこれまで(2015年度まで)に2名も輩出している。1979年の経済学賞受賞者ウィリアム・アーサー・ルイスと、1992年の文学賞受賞者デレック・ウォルコット。
関連動画
セントルシアの空港
関連項目
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