ゼルダの伝説 知恵のかりものとは、 2024年9月26日発売のNintendo Switch用アクションアドベンチャーゲームである。
概要
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アクションアドベンチャー |
開発元 | 任天堂 |
販売元 | 任天堂 |
機種 | Nintendo Switch |
発売日 | 2024年9月26日 |
価格(税込) | 7,678円 [パッケージ版] 7,600円 [ダウンロード版] |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
その他 | amiibo対応 2本でお得 ニンテンドーカタログチケット対応 |
ゲームソフトテンプレート |
2024年6月のニンテンドーダイレクトで初公開。リメイクを除くと『トライフォース3銃士』以来となる見下ろし視点のゼルダ完全新作。デザインはNintendo Switchでリメイクされた「ゼルダの伝説 夢をみる島」の雰囲気をほぼそのまま継承している。
今作ではなんとゼルダ姫が主人公となり、リンクを探す旅に出る。ゼルダが主人公になるのはCD-iの糞々のトライフォースを除くと史上初。これでリンクがゼルダと呼ばれることもなくなる……かも。
今作では「ゼルダのアタリマエを見直す」という『ブレスオブザワイルド』以降のゼルダシリーズのコンセプトを汲んでおり、謎解きの解法がプレイヤーによって変化するように作られている。
その象徴となるのが、新アイテムの「トリィロッド」。ゼルダはこのアイテムを使い、さまざまな物体を「借り」て冒険を進めることになる。
カリモノはMinecraftのブロックのように自由に配置できる。ベッドを重ねて階段にしたり、水を配置して崖を泳いだりと、使い方はプレイヤー次第。カリモノの種類は膨大で、プロデューサーの青沼英二もその全てを把握しきれていないという。
ソフトと同日に特別仕様の『Nintendo Switch Lite ハイラルエディション』も発売される。
ゲームシステム
主人公のゼルダは武器や盾がないためそのままでは全く近接戦闘ができず、またジャンプの高さも伝統的なリンクより低く、見下ろし時で半マス強(自分の身長の半分強程度)しかないため、例えば木箱にジャンプでそのまま乗るということができない。このため、その辺を知恵と様々な能力で補いながら冒険していくことになる。
「カリモノ」の力
ゼルダ姫は妖精トリィから授かった「トリィロッド」を使い、テーブルや木箱などの物体を「覚える」ことができる。一度覚えたものは任意のタイミングで「カリモノ」として出現させて使用可能。カリモノの力でパズルを解き、冒険を進める。さらに、静物だけでなく倒した魔物も「覚える」ことができ「カリモノ」として召喚し、敵と戦わせることもできる。
カリモノを出現させること自体はほぼ無制限無尽蔵に可能だが、同時に存在できる数の上限が「コスト」として設定されており、出現させたカリモノの総コストが上限を超えると古いほうから消えていく。
例えば、初期状態のコスト上限は3で、テーブルのコストは1なので、4つ目のテーブルを出すことはできるがその時同時に1つ目のテーブルが消滅する、という挙動となる。
シンク
トリイロッドのもう一つの力「シンク」は様々なものとゼルダを繋ぎ、巨大なものでも重量無視で動かしたり、魔物の動きを止めたりすることができる(挙動的にはマグネキャッチに近い)。
逆につないだモノの動きにゼルダが合わせる事も可能で、空を飛ぶ魔物などにシンクすればゼルダも空中を移動できる。
剣士モード
不思議の剣入手後に使用可能で、一定時間だけ従来のリンクと同等の性能になることができる。
モード中は専用のエネルギーである「エネル」を徐々に消費し、任意で解除するか「エネルゲージ」がカラになると元のゼルダに戻る。先に出しておいたカリモノとは共存可能。
剣士モードでは剣と盾を持つため直接戦闘が可能になり、ゲームを進めると弓矢なども使用可能となる。
また、ジャンプの高さがゼルダの約2倍となるため、移動もしやすくなる。
ストーリー
広大なハイラル各地に謎の裂け目が生まれ、人や物を飲みこむ「神隠し」が発生。
剣士リンクもこれに飲みこまれて行方不明になってしまう。残されたゼルダ姫は、民やリンクを救うため、ハイラルを巡る冒険へと旅立つ。
キャラクター
- ゼルダ姫
- 今作の主人公。妖精トリィから与えられた「トリィロッド」を携え、ハイラルの地、そして剣士リンクを救う冒険に出る。
- リンク
- ハイラルの剣士。敵に囚われたゼルダを救う際に、謎の裂け目に取り込まれ消息不明となってしまう。
今回主人公ではないのに喋らない、という事の理由づけがされている。 - トリィ
- ゼルダの前に現れた妖精。「トリィロッド」をゼルダに与える。
- ガノンドロフ
- 見下ろし型ゼルダの例にもれず魔獣ガノンの姿での登場。リンクとの戦闘中にいずこかへと姿を消した。
- ハイラル王
- ハイラルを治める王でありゼルダの父。
- ウギ
- 正義感の強いハイラル王国軍の将軍。
- サダリ
- 真面目で礼儀正しいハイラル王国の大臣。
- デクナッツ
- フィローネ湿原の森に暮らす植物の特性を持つ種族。現在とあるスイーツが彼らの間で流行っているらしい。完全新作としては『4つの剣+』以来20年ぶりの登場となる。
- ゴロン族
- オルディン火山に暮らす岩石の特性を備えた種族。ゼルダには食べられないロース岩が大好物。
- ゾーラ族
- ジャブール水域に暮らす魚人。元々シリーズ内で名前被りがある種族だったが今回は両方登場し、64初出のほうが海ゾーラ、夢島にいたほうが川ゾーラとなり、それぞれが独自の集落を作って暮らしている。
- ゲルド族
- ゲルド砂漠に暮らす女性だけの種族。ハイリア人との混血が進んでいるのか、ブレワイやティアキン同様耳がとがっている。
アイテム
- トリィロッド
- ゼルダ姫が使用する新アイテム。物体を「借り」て、いつでもどこでも出現させられる。
- ふしぎな剣
- 最初のダンジョンを攻略すると入手できる剣。使うと「エネル」というゲージの消費と引き換えゼルダが剣士の姿に変身し、しばらく剣で戦うことができる。
関連動画
反応集
実況プレイ動画
関連リンク
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- インパ
- イーガ団
- ガノンドロフ
- ゲルド族
- コログ族
- ゴロン族
- シーカーストーン
- ゼルダ
- ゼルダ史
- ゼルダの伝説関連項目一覧
- ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
- ゾーラ族
- チンクル
- テリー(ゼルダの伝説)
- デクの樹サマ
- ハイラル王国
- ハイリア
- ハイリア人
- プルア
- マスターソード
- リト族
- リンク(ゼルダの伝説)
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