ゼロカロリーとは、一般的にエネルギー欄に 0Kcalと表示される物である
概要
100mlあたり5キロカロリー 未満であること
となっているため、正しくは0では無い、350mlのジュースであるならば、17.5キロカロリー未満である。ノンカロリー、カロリーゼロという場合もある。
類義語に、カロリーオフ(100mlあたり5kcal以上20kcal以下の飲料)や、糖質ゼロ、ノンシュガーなどがあるが、多くの場合脂質やたんぱく質、アルコールに起因するカロリーが含まれているので、カロリー表示を見落とすことのないようダイエッターの方々はくれぐれもご注意を。
補足
糖分控えめなので当分運動しなくても大丈夫ということである。ククク・・・
と、記事主は書いているが、これには様々な意見があり一部では逆に太るという意見もある。その理由として例えば、人工甘味料などの飲料では糖の補給がなされないため人間の体が物を食べた事を認識できずさらに食べようとしてしまうという説や、0カロリー飲料に置き換えたからと安心してさらにもう一品食べてしまうなど、結局他の飲食物から余計なカロリーを摂取してしまうという心理に陥りやすい、というものである。このことから「本来の砂糖やブドウ糖などの飲料の方が体重が変わらず、やせるのではないか?」と言う指摘がある。また、糖が吸収されないことによって頭に養分が行かず発想に遅れがでるなどの問題点もある。
また、太る太らないはその人自身の体質によっても差が出るものであり、「太りやすい体質の人は何を飲んでも太るし、太りにくい体質の人は何を飲んでも太らない」、要するに基礎代謝や栄養分の吸収などといった自律神経系統=本人が努力しようが無い部分に明確な個人差が出るという、元も子もない説もある。
ゼロカロリー食品の摂取で太るか太らないかの論争は今なお続いているが、「太る」説と「太らない」説の両方共まず結論ありきで作られた実証データが蔓延しており、確かな結論は出ていないのが現状である。しかし、何から何までゼロカロリー食品を摂り過ぎるということは人間の身体にとって「過度な食事制限をしている」のと同じことになるので、脂肪の燃焼効率の低下や異常な食欲が湧くなどの作用が働き、その結果太りやすい体質を作ってしまいリバウンドしやすくなる、という説が有力視されている。
他にも、ゼロカロリーの人工甘味料を摂取した場合でもインスリンが分泌されるという仮説がある。これにより血糖値が上昇→血糖の取り込み→細胞へ脂肪が蓄積される、といった生体反応が起きてしまう=要するに脳が「甘い」と感じることによる生体反応から、ゼロカロリーなのに脂肪が細胞へ蓄積される=太るといった現象が起こるという説もある。エネルギーを摂取するから太る、というのも確かにあることはあるが、カロリー以上に血糖値が太るか太らないかのカギを握っている、という理屈である。なおこの説に関しては仮設の域を出ておらず、ゼロカロリー飲料の大量摂取が糖尿病の発症に結びついていない点や、実際にこのような生体反応が起こるとエネルギーになる糖が無いのに血糖値を上げようとするからむしろ低血糖症になるはずだ、などの反対意見があり、ゼロカロリー=太る説との因果関係があるのか否かは未だ結論が出ていない。
つまるところ、食事制限も運動も何事もほどほどにして正しい生活習慣を身に付けましょう、ということなのであろう。
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