ソイレント・グリーンとは、チャールトン・ヘストン主演のSF映画である。
概要
1973年公開のアメリカ映画。ベースになったのはハリイ・ハリスンの小説『人間がいっぱい』。監督は『ミクロの決死圏』や『トラ・トラ・トラ!』のリチャード・フライシャー。
主演のチャールトン・ヘストンは『ベン・ハー』や『エル・シド』などの歴史物大作や、『猿の惑星』『地球最後の男オメガマン』などのSF作品にも主演している、ハリウッドを代表するスターである。共演はソル役に名優エドワード・G・ロビンソン、ソイレント社のボディー・ガード役に人気ドラマ『ライフルマン』のチャック・コナーズなど。
あらすじ
人口増に悩む近未来のニューヨークが舞台。2022年、人口の増加により世界は食糧難に陥っていた。人類は、ごく一部の裕福な人を除いて、ソイレント社が製造する海棲プランクトンから作られた合成食品で命を繋いでいた。
ニューヨーク市警殺人課の刑事ソーン(チャールトン・ヘストン)はソイレント社の幹部が殺された事件を担当することになるが、捜査には上層部から圧力がかかる。
捜査をはずされたソーンは、アパートの同居人で捜査を助けてくれる老人ソルが安楽死施設「ホーム」に向かったことを知り、彼を追いかける。ソルを止めることは出来なかったが、彼の死によりソイレント社の新製品「ソイレント・グリーン」の正体を知って愕然とする。
ソイレント・グリーンの原料が人間だったという衝撃的な内容は、公開当時話題となった。
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関連項目
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