ソドー島(Island of Sodor)とは、絵本「汽車のえほん」シリーズ及びその映像化作品「きかんしゃトーマス」の舞台となる架空の島である。
マン島とブリテン島のカンブリア州バロー・イン・ファーネスとの間の海にあると設定されている。
ソドーの名は英国教会に実在する「ソドー・アンド・マン教区」 に由来している。
概要
「汽車のえほん」の著者、ウィルバート・オードリー牧師は人気シリーズ化した絵本の線路図などの設定の矛盾について手紙を貰うようになった。
そして齟齬のない舞台設定を考える中で、マン島の英国教会教区「ソドー・アンド・マン教区」でソドーに当たる土地が存在しないことに着目し、マン島とブリテン島の間の海を埋めるソドー島を創作した。
こうしてトーマスたちの走る路線を物語に矛盾することなく設計することができた。島の設定は細緻を極め、歴史、地理、地質、言語、産業構造にまで至る。
農業・漁業・鉱業・観光が主な産業で、漁業ではニシンが特産品となっている。
(ちなみに、フライング・キッパーは英訳すると「空飛ぶ燻製ニシン」の意)
地理
英国本土とは、若き日のトップハム・ハット卿が設計し、1915年に完成したシェルツァー式可動橋と1977年に完成した道路鉄道併用橋で結ばれている。
主要な町・名所
- ヴィッカーズタウン(Vicarstown)
- 島の東海岸に位置している、本来は実在するウォルニー島の町。ソドー島と英国本土を結ぶ本土連絡橋がある。
この町からナップフォードまで通じる路線が、ソドー鉄道の本線である。元々のソドー鉄道本社があったところ。 - ナップフォード(Knapford)
- 島の中心となる町。大型駅のナップフォード駅、操車場がある。ナップフォード駅は原作ではただの乗換駅だが、TV版では大きなターミナル駅となっている。
ティッドマウスのベッドタウン。 - ブレンダム(Brendam)
- ソドー島最大の港町。貨客両用の大きな港があり(原作では中規模)、造船所や工場が並ぶ。ビルとベンが働くソドー陶土専用線はここから分岐。TVシリーズではゴードンの急行が出発する事もある。
時々、鉄道ファンの為にソドー陶土専用線への観光列車が運行される。 - ティッドマウス(Tidmouth)
- ソドー鉄道の本社、機関車達の機関庫と、ティッドマウス駅がある。機関車たちのホームタウン。
ティッドマウス駅は原作では大きなターミナル駅。TV版ではただの乗換駅となっている。
ソドー島最大の町で、人口は1981年で35,000人ほど。港のニシンが美味しいと有名らしい。
町のモットーは「Industry and Progress(産業と進歩)」。 - ウェルズワース(Wellsworth)
- 大きな病院が存在する町。この町のウェルズワース駅はエドワードの駅とも呼ばれている。ここから分岐する支線は、エドワードとボコの担当。
中規模な操車場がある。 トレバーが居る牧師館の果樹園があるのはこの町。 - マロン(Maron)
- ウェルズワースから、ゴードンの丘を越えたところにある村。ジェームスがタール運搬車に突っ込んだのはここの駅。
- 初期と現在ではレイアウトが大きく違う。
- クロヴァンズ・ゲート(Crovan's Gate)
- 本線から、こうざん鉄道が分岐している。小規模な修理工場がある。
- ドライオー(Dryaw)
- トーマスの支線のナップフォードの次の駅。飛行場があり、ハロルドとタイガー・モスが待機している。名前の由来はオードリー牧師の名前のアナグラムから(Awdry→Dryaw)。
- ファークァー(Ffarquhar)
- トーマスの支線の終点。メイビスが居る石切り場に繋がっている。1~7期のOPに出てくる駅はここ。
- アールズバーグ(Arlesburgh)
- 人気の観光地。原作ではここからアールズデールまでちんまり鉄道の路線が通っており、ダックの支線の終点、アールズバーグ・ウェスト駅から、ちんまり鉄道のアールズデール駅へと乗り換える。
バルジーが陣取ったり、スクラフィーが破壊されたり何かといわくつきな駅。 - ブラック・ロッホ(Brack Loch)
- スコットランド出身のカレン卿の居城「ロッホ城」がある。ここにあるブラック湖という湖には、アザラシが住んでいる。
スコットランドのノース・ラナークシャイアにあるブラック・ロッホ地区がモデルか。 - カーク・ローナン(Kirk Ronan)
- ゴードンが突っ込み、「ゴードンの窓」が出来た駅。こうざん鉄道の開業時、ここでスカーローイが船からおろされた。
- カーク・メイシャン(Kirk Machan)
- ソドー島唯一の電化区間の中間地点の町。ラック式鉄道のカルディー・フェル鉄道が分岐。
- グレート・ウォータートン(Great Waterton)
- 長編「トーマスをすくえ!!ミステリーマウンテン」で発見された古びた町。大昔はソドー島の中心となる町だったのだが、だんだんと人が離れていった。トーマスにより発見された後、綺麗に改装された。
- ゴードンの丘(Gordon's Hill)
- →「ゴードンの丘」項参照
島内の路線
本線
| 駅名 | 接続路線・備考 |
|---|---|
| ティッドマウス (Tidmouth) |
ダックの支線(アールズバーグ・ウェスト線) アイルランド行きの船が就航。 |
| ナップフォード (Knapford) |
トーマスの支線(ファークァー線) |
| クロスビー (Crosby) |
ダックが床屋に突っ込んだのはこの駅の待避線。 |
| ウェルズワース (Wellsworth) |
エドワードの支線(ブレンダム線) 急行は通過。 |
| (ゴードンの丘) | |
| マロン (Maron) |
ゴードンの丘を登ってきた補機が、 ウェルズワース方面へ戻れるように方向転換させるための分岐器がある。 |
| クロンク (Cronk) |
12世紀に建造された古城が存在。また、修道院などがある。 |
| キルデイン (Kildane) |
ピール・ゴッドレッド線 |
| ケルズソープ・ロード (Kellsthorpe Road) |
カーク・ローナン線 |
| クロヴァンズ・ゲート (Crovan's Gate) |
こうざん鉄道(スカーロイ鉄道)・バラフー線 修理工場が所在。 |
| (ヘンリーのトンネル) | |
| ヴィッカーズタウン (Vicarstown) |
ヴィッカーズタウン・ノランビー線 |
| バロー・イン・ファーネス (Barrow-In-Furness) |
英国本土。 |
運用
トーマスの支線(ファークァー線)
| 駅名 | 接続路線・備考 |
|---|---|
| ナップフォード (Knapford) |
本線 |
| ドライオー (Dryaw) |
|
| トリレック (Toryreck) |
ナップフォード港への貨物専用線が存在する。 |
| エルスブリッジ (Elsbridge) |
元々の終点だったらしい。 |
| ハッケンベック (Hackenbeck) |
この先にトーマスが吹き溜まりに突っ込んだトンネルが存在する。 |
| ファークァー (Ffarquhar) |
石切場専用線・OPでおなじみの駅。 |
| (石切場) |
エドワードの支線(ブレンダム線)
| 駅名 | 接続路線・備考 |
|---|---|
| ウェルズワース (Wellsworth) |
本線 |
| サドリー (Suddery) |
|
| ブレンダム (Brendam) |
ソドー陶土専用線 |
ダックの支線(アールズバーグ・ウェスト線)
| 駅名 | 接続路線・備考 |
|---|---|
| ティッドマウス (Tidmouth) |
本線 |
| ティッドマウス・ホルト (Tidmouth Hault) |
TV版のみ登場。 |
| ホールトラフ (Haultraugh) |
海水浴場がある。あひるのデイリーがいる池はこの近く。 |
| アールズバーグ・ウェスト (Arlesburgh West) |
ちんまり鉄道(アールズデール鉄道):アールズバーグ駅にて乗り換え。 ダックたちの機関庫が所在。マン島への船が就航。 |
こうざん鉄道(スカーロイ鉄道)
→「スカーロイ鉄道」項参照
ちんまり鉄道(アールズデール鉄道)
アールズバーグ・ウェスト→アールズバーグ・ブリッジ・ストリート→ファークァー・ロード→メイスウェイト→アールズデール・グリーン→アールズデール
カルディー・フェル登山鉄道
カーク・メイシャン→スカーロイ・ロード→デビルズ・バック(魔の尾根)→カルディー・フェル・サミット(カルディー・フェル山頂)
その他の路線
- カーク・ローナン線(ケルズソープ・ロード→ロルフズ・キャッスル→カーク・ローナン)
- ピール・ゴッドレッド線(キルデイン→カーク・メイシャン→ピール・ゴッドレッド)※電化区間
- バラフー線(クロヴァンズ・ゲート→バラフー→ヴィッカーズタウン)
- ヴィッカーズタウン・ノランビー線(バラフー→ノランビー)※ヴィッカーズタウンより直通
- ソドー陶土(SCC)専用線(ブレンダム~陶土採石場)
- ソドー・アルミニウム社専用線(ピール・ゴッドレッド~工場)
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
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