ソナタ(実況者)とは、ニコニコ動画を中心に、主にスプラトゥーン2の動画を投稿するゆっくり実況者である。
概要
主な使用ブキはスプラローラー、ヴァリアブルローラー。特にスプラローラーを持った際、段差上にいる敵に縦振りを当てるプレイ(通称:崖下縦振り)を得意とし、その高い命中精度とキル力から、”崖下の死神"という異名を持つ。得意ルールはガチヤグラ、ガチアサリであり、月末の平均XPは2600を上回る。2021年7月にはガチヤグラXP2800を達成している。ヴァリアブルローラーで。 ”崖下の死神”の異名は一体どこへ
本人曰く「ローラーしか使えない」らしい。スプラトゥーン(Wii U版)においては、ローラーとエイムの合わせ方が似ているという理由でチャージャーを使用していたこともあったと言うが、現在ではチャージャーを使用している姿はほとんど見られない。ところが、2021年夏ごろから頻繁に大会に出場するようになり、他ブキを練習する配信が見られるようになった。特にバケツ系、N-ZAP85を練習することが多いが、エイムや立ち回りの精度はかなり高い。ローラー使いとはいえXP2800到達は伊達じゃなく、多少ブキの練度が低かったとしても立ち回りとエイムでゴリ押せるのだろう。
また、スプラトゥーン2プレイヤーには珍しく、味方に対して一切の批判をすることがない。負けた試合はすべて自分の動きに何らかの非があった、というスタンスで試合に臨んでおり、その姿は「死神」とはまるでほど遠い。
ソナタ氏のゆっくり実況動画は、ニコニコ動画およびYoutubeにて週に一度の頻度で更新されており、2017年から続く定期投稿につきその数は200を超える。オープニングに発せられる「さてさて やっていきますか」という挨拶、カーリングボムによるキルが発生した際の「カーリング先輩!?」、そして「ぬゃ〜」という断末魔などが特徴的であり、その特徴的な言い回しをまとめて「ソナ語」と呼ぶこともある。かつては月末の動画のエンディングには自身の動画へのコメント、質問に対する返答が流れていたのだが、Youtubeで配信を始めたころから質問への対応は生配信で行うようになり、動画での質問返しは現在はほとんど見られない。もはや芸術ともいえるイカラジオプレイ動画の投稿頻度が落ちてしまったことは大変嘆かわしいことである。
動画の歴史
2017年9月29日より、「ローラーカンスト勢によるガチマッチ」という題名でニコニコ動画にて動画投稿を開始。part4までは毎日投稿、それ以降は3日ごとに投稿と高い投稿頻度であったが、当時はまだゆっくり実況は付いていなかった。ちなみに初期から現在に至るまで一貫して動画タイトルを飾る「ローラーカンスト勢」とはスプラトゥーン2の初期のウデマエの最高値がS+50であったことに由来する。
翌年2月、本人にとって初となるゆっくり実況動画を投稿(part30)。part32では、現在でも聞きなじみの深い「さてさて やっていきますか」という挨拶が誕生している(余談であるが、part31においてのあいさつは「さて やっていきますか」となっており、本人の試行錯誤感がうかがえる)。この頃から動画投稿頻度が約一週間に一度となっている。それだけ編集に時間がかかるということであろう。
2018年6月24日にpart50を達成。これを記念して友人のゆとまるÜさんより記念画像が贈られ、次のpart51ではそのイラスト紹介を兼ねて初のコメント返信動画が上げられた。以来、月末の動画には完璧()なイカラジオを背景にコメント返信をする動画が上げられるようになる。
同年12月末にはYoutubeにも試験的に動画投稿を開始。よってpart63から先はYoutubeでも見ることができる。尚、当初はニコニコ動画と異なりYoutubeへの動画投稿は不定期であり、ニコニコ動画よりも投稿が遅かった(例として、part63のニコニコへの投稿は9月22日であり3か月も離れている)。part130前後でやっとYoutubeがニコニコに追いつき、それから先は同時投稿となっている。
Part50ごとに友人のゆとまるÜさんから記念絵が送られている。また、Part200ではゆとまるÜさん以外にも複数人のファンが記念絵を送り、計5枚の絵はすべてPart201で紹介されている。
生放送
2020年1月末より生放送を開始。しかしそのサイトは皆の予想したニコニコやYoutubeではなく、まさかのOPENRECであった。生放送ではマイクを使用し、ゆっくり実況者の貴重な生声を聞くことができる。
同年3月には「生放送ハマった」などと発言。その言葉通りゲームをする際にはほぼ確実に生配信、また頻繁に長時間放送を行うなどし、その甲斐あってか4月にはOPENRECの一般配信者の動画総視聴時間ランキングで13位を記録した。しかし、当の本人は生放送をしすぎることで私生活が圧迫されることに危機感を覚え、わずかな自粛期間の後は6時間を超える配信はめったに行わなくなった(それでも生放送は多すぎるくらいだが)。
また、2021年1月からはYoutubeでも生放送を開始。チャンネル登録者数もぐっと伸び、以降Youtubeではスプラトゥーン2を、OPENRECではそれ以外のゲームを配信するようになった。
スプラトゥーン2
このゲームの動画投稿者であるため当然ではあるが、最も配信頻度が高く視聴率も最も高い。ゆっくり実況にて解説される内容をほぼそっくりそのまま発言していたり、時にはその月のルール&ステージにおける立ち回りを解説したりと、ゆっくり実況動画と同じくらいためになる配信となっている。また、ソナタ氏はほぼ一切味方の批判をしない上、いつも陽気に笑いながらプレイしているため、ストレスフリーで配信を見ることができよう。
月末には「ゆっくり実況者の集い」というグループのメンバー(ソナタ氏、とびを氏、あさざき氏、みるやん氏)でツキイチリグマに臨む姿が配信され、ツキイチリグマの後は深夜まで4人で別ゲーを嗜む。
APEX Legends
プラットフォームは主にPS4。パスファインダー、レイス、アッシュなど前線で戦うキャラを好む。シーズン8からは毎シーズンダイヤランクに到達しており、2021年6月27日には爪痕ダブハンの快挙を成し遂げた(爪痕ダブハンの瞬間はOPENRECのキャプチャを遡れば見ることができる)。
オリンパスでの落下死(「すまん定期」と呼ばれる)はもはやお家芸であったのだが、シーズン11でオリンパスがリストラされたことでめったに見られなくなってしまった。そのせいかどうかは定かではないが、シーズン11に入りプレイ頻度が著しく下がっているように感じられるが…。
リトルナイトメアシリーズ
多くの視聴者からおすすめのホラーゲームとして勧められ配信を始めた。「リトルナイトメア」「リトルナイトメア2」ともにDLCまでクリア済み。
実はソナタ氏、かなりのビビりである。にもかかわらずゲームをプレイしているときは部屋を真っ暗にしてゲームに臨んでいる…らしい。これはスプラトゥーン2をプレイする際に部屋を暗くしていることの弊害であるという。兎にも角にも、そのような状況でホラーゲームをプレイするソナタ氏がホラーシーンに遭遇した際にどのような反応を見せるかは想像に難くない。故に視聴者はホラーシーンよりソナタ氏の叫び声にビビることになる。
また、モンハンやマイクラを好んでプレイしていたためか、めちゃめちゃビビりつつも念入りに探索を行う。その過程で普通は見つけられないような隠し要素を次々と発見していくのだが、同時にありとあらゆるトラップも網羅していく。そのうえ仕掛けや謎解きは苦手なようで、総じて非常に進みが遅かった。
余談だが、仕掛けに気づいた(と感じた)ときソナタ氏のIQは5億にまで跳ね上がる。「あっ。へへ、IQ5億ソナタ、わかっちゃったわww」⇒「あれ!?うそうそうそ!?」ここまでテンプレ。
ソナタ氏とコメント欄の愉快なやり取りやトラップ/敵にビビりまくるソナタ氏は一見の価値があるだろう。「リトルナイトメア」はOPENRECで、「リトルナイトメア2」はYoutubeでアーカイブを確認することができるはずだ。
ポケットモンスターシリーズ
新作がリリースされた直後のみ、1週間ほど配信で見ることができる貴重なシリーズ。配信にて確認できた作品は「ポケットモンスターソード」「ポケモンユナイト」「ポケットモンスターシャイニングパール」の三つ。
ポケモンソードをプレイしていたころまではガチ勢だったと豪語し、ポッチャマの入ったモンスターボール片手に意気揚々とシンオウ地方に駆け出して行ったソナタ氏は、一人目のジムリーダーに会うことなく道中のバトルで敗北した。敗因はおそらくポッチャマの名前を「ポッチャクチ」にしたことであろう。
その他ホラーゲーム類
主にOPENRECで配信される。特に古参のファンから根強い人気がある。筆者もソナタ氏のホラゲー配信は大好きなので、ここまで読んだ方々にはせめてキャプチャだけでも視聴することを強く勧める。
ソナ語録
- さてさて やっていきますか (ステージ)(ルール)
- 動画の最初の挨拶。ソナタ氏と言えばこれ
- ぬゃ〜!
- ソナタ氏の断末魔
- カーリング先輩!?
- カーリングボムでキルをとったときに出る。類語で「ヤグラ先輩!?」などがある。また、ノックバック、スプボムなどは複数種類の敬称がつく
- 走馬灯
- スーパーチャクチを打つとき走馬灯が見えることから、いつしかチャクチそのものが走馬灯と呼ばれることになった。
- おうんちでございますわ
- あつもり配信をきれいにするために生まれたお嬢様言葉。汚い。
- ソナ島
- ソナタ氏があつもり配信でマイル旅行券を使って島を開拓していたとき、何も得られない島を引きすぎたためにそれを指す言葉として誕生した
- すしっ!
- ソナタ氏がTwitterでのみ発するソナ語。発せられたときは大体叫んでいる(例:「ああああああああああっすしっ!」)
- ダメです/通しませんよ
- 自分の脇を抜けようとした敵に対して発する。敵の過ちは指摘してあげるのがソナタ氏の優しさだ。
- 不届き者がいるぞ!
- 敵による裏取りのこと。不届き者とは言うものの、優しいソナタ氏は、攻撃が届かない敵には通過を許可してあげるのだ。「通ってヨシ!」
- いいってことよ
- カバーした味方のナイスに対して発せられる。ソナタ氏の代表的な返し。
- この手に限る
- ゴリ押しを通したときのセリフ。別に他の手もあると思うのだが…。
- あぶない!
- 敵とのすれ違いキルが発生したときのセリフ。全く危なくない。
- へっへっへ
- スーパージャンプ、ジェットパック帰還を狩るときにソナタ氏は悪魔となる
その他(余談)
- ニコニコ動画に一つだけモンスターハンターワールドの動画が上がっている。アンジャナフ討伐TA動画であり、投稿当時はランキング入りしていたという。また、その一ヶ月後にはモンハンにハマってしまい、約一ヶ月の間動画投稿がされずタヒんだと思われていた。
- 元々スプラローラー一筋で動画を投稿してきたが、ガチアサリでは2019年末にはスプラローラーベッチューに、そしてVer.5.2.0のアップデートによりバブル弱体化およびヴァリアブルローラーの強化が来るとヴァリアブルローラーフォイルに乗り換えた。以前当人が動画で「ヒーローローラーは恋人、ロラベは帰国子女」と発言したこともあり、リスナーの間では「三股をかけている」と言われる羽目になった。
- ちなみに本人曰く現実世界でも彼女は49人いる(2021年11月現在)という。しかも日に日に増えている。前述のローラーとの関係を含めると52股をかけていることになる。くれぐれも夜道では背後に気を付けていただきたい。
- ソナタ氏はほとんど毎日配信を行っているが、その中でも特に木曜日から土曜日にかけて生放送を頻繁に行う。すなわち休日と言うことであろうが、何の仕事をしているのか定かではない。
- そもそもソナタ氏の年齢は公表されていないが、本人曰く令和生まれらしい。ちなみによくビールを飲んでいる。
- スプラトゥーン配信でたまに上機嫌に歌いだす。その選曲や知識は2000年代のものが多い。
- Twitterにおいてファンアートを投稿する際は、#ソナアート, #SonArt のハッシュタグをつけるとより本人に認知されやすくなる。みんなもつけてみよう。
- 2021年9月に友人のすいれん氏とXP改名勝負を行った。勝った方が負けた方のTwitterの名前とプロフィールを一週間指定できるという勝負で、勝ったソナタ氏が敗けたすいれん氏に対して提案したその内容とは…。(参考)
- ソナタという名前の由来については、とあるアニメの二次創作に登場するキャラクターが好きすぎるあまりハンドルネームにしたのだという。
- 死印(ホラゲ)の配信において、主人公の名前を決める際、姓の方に「八敷ソナタ」と入れたため、主人公の名前が「八敷ソナタ ソナタ」になってしまうという事件が発生したが、その後修正された。
- Twitterではほとんど日常がつぶやかれることはなく、ソナ語が頻繁にみられる。特に「ぬゃ」と「すしっ」という言葉が多い(例:ぬゃっすしっ!)こんなソナタ氏であるが、そのいいね欄を見ると…?
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