ソニア・ロランドとは、『テイルズオブエクシリア』に登場する人物である。
概要
ル・ロンドの宿屋「宿泊処ロランド」の女将で、PTキャラであるレイア・ロランドの母。夫のウォーロックとともに宿を営む肝っ玉母ちゃん。医師の仕事で忙しいジュードの両親の代わって彼の面倒をみるなど、非常に面倒見がいい。
説教に定評があり、彼女の説教は精霊の主であるミラやはるか年上のローエンですら縮みあがるほど。
本気で怒らせるとジュードやレイアが命の危機を感じるほど恐ろしいらしく、2人はあの手この手を使ってなんとか機嫌を直させようとしていた。
だがその厳しさの裏には確かな優しさがあり、説教も本気で相手のことを思ってのこと。まさに理想の母親といった感じの人物である。
戦闘
※ネタバレ要素を含むので観覧注意!
と、ここまでで終わったのならただのサブキャラにすぎないのだが、彼女には他に特筆すべき要素がある。
それは根術の達人であるということ。その実力はおそらく「作中最強(ラスボスや隠しボス含む)」。いやマジで。
そんな彼女の恐るべき逸話の数々をここでは紹介していこう。
今作の舞台の一つであるリーゼ・マクシアに伝わる都市伝説の一つに「ル・ロンドの魔人」というものがある。
かつてル・ロンドには軍でさえ苦戦し手が付けられなかった盗賊団がいたのだが、とある人物が一人でこれを壊滅させてしまったという事件があった。結局その人物が誰なのかわからなかったため、「ル・ロンドの魔人」として都市伝説になったのだが、その人物こそがソニア・ロランドなのである。ちなみに理由は「買い物の邪魔されたから」。
そもそも主人公の一人であるジュードの護身術や、彼女の娘であるレイアの根術は彼女が教えたものである。
一般人である2人が、精霊の主であるミラや、歴戦の兵であるアルヴィンやローエン、特別な力をもつエリーゼらと対等に肩を並べ、世界を救う戦いを生き抜いてこられたのは、彼女の指導の賜物によるものが大きいであろう。
そんな彼らがレベル90台に達すると、とあるスキットが発生する。強くなったことに喜ぶPTだが、ジュードとレイアは「今なら素手のソニアなら苦戦させることができる」と話している(勝てるかも、とは言っていない)。しかも棍を持たれたら瞬殺されるらしい。
余談だが今作のレベル上限は99であり、90台だと最高難度のラスボスや隠しボスとも十分に渡り合える強さである。
また、続編では当の前作ラスボスの一人、ガイアスと対面。まったく悟られること無く彼の後ろをとり、「倒すのに4、5発かかりそう」と評している。ガイアス曰く「あらゆるで勝てる気がしない」。ちなみにタイマンならソニアが勝つと公式で明言されている。
ただ、そんなソニアの拳ですらドードリアの実の殻むきには苦戦するらしい。ドードリアの実すげぇ。
圧倒的な強さを誇るだけに、闘技場などで彼女と戦いたいと思ったプレイヤーは少なくなかったと思われるが、残念ながらTOX,TOX2共に彼女と戦う機会はなかった。また、本編中でもル・ロンド近辺で物騒なことが起きる度に不在。その雄姿を拝見することは無い。
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関連項目
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