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ソニックフォースとは、セガゲームスより2017年11月9日に発売されたソニックシリーズ最新作である。PlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One、PCのマルチプラットフォームとして展開される。
概要
SONIC FORCES ソニックフォース |
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基本情報 | |
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ジャンル | 3Dハイスピードアクション |
対応機種 | PlayStation4 Nintendo Switch Xbox One PC(STEAM) |
開発元 | ソニックチーム |
発売元 | セガゲームス |
発売日 | 2017年11月9日 |
価格 | PS4/NS:5,990円(税抜) XB1(DL版のみ):5,980円 |
対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
ゲームソフトテンプレート |
謎の敵、「インフィニット」と過去の強敵たちを率いるエッグマン軍に99%支配されようとしていた世界。ソニックもDr.エッグマンが新たに手に入れた力によって破れてしまい、囚われの身となる。
ソニックを失った後、ソニックの仲間たちは打倒エッグマン軍のための抵抗組織「レジスタンス軍」を結成。エッグマン軍によって襲撃された市街地の生き残りである“あなた”もレジスタンス軍の一員となり、平和な世界を取り戻すために戦いに身を投じるのであった…。
ソニック・ザ・ヘッジホッグ25周年を記念して2016年7月22日にアメリカ・サンディエゴで開催された「Sonic 25th Anniversary Party」にて『Project Sonic 2017』という仮称で、『ソニックマニア』と共に発表された。正式タイトルが発表されるまでの間、ファンの間ではモダンソニックとクラシックソニックが共演する内容から「ソニックジェネレーションズ2」と呼ばれていた時期もある。
ゲームエンジンは『ソニックワールドアドベンチャー』以降のソニックシリーズで採用されている「Hedgehog Engine」を今世代機向けにパワーアップさせた「Hedgehog Engine 2」を採用。美麗なグラフィックで表現されたステージを疾走できる。
『ソニックロストワールド』以来となる、据え置き向けモダンソニックの最新作。ゲームシステムとしては前作『ロストワールド』ではなく、『ソニックカラーズ』『ソニックジェネレーションズ』をベースにしている。『ジェネレーションズ』の流れを汲んだモダンソニック、クラシックソニックの他にもあなたの分身となる新キャラクターアバターを操作する3つのスタイルのゲームプレイが楽しめる。今回の特徴として「全てのスタイルがハイスピードアクションである」ということが挙げられる。
「FORCES」には「力」「軍隊」という意味がある。エッグマン軍に対抗するソニック達レジスタンス軍といった意味合いか。
登場キャラクター
レジスタンス軍
近年のモダンソニックではソニック&テイルスとエッグマンのみで物語が展開される事が多かったが、今回は世界の危機にテイルス、ナックルズ、エミーといったおなじみの仲間のみならずカオティクス探偵事務所の面々やシルバーといったソニックの仲間たちが集結。平和望む有志達とともに抵抗組織レジスタンス軍を結成し、エッグマン軍に立ち向かう。ステージ攻略中にはレジスタンス軍の仲間から無線通信が入ることも。
ソニック・ザ・ヘッジホッグ―SONIC THE HEDGEHOG (CV:金丸淳一)
プレイアブルキャラクターのひとり。史上最速のハリネズミ。これまで幾度となく冒険のついでにエッグマンの野望を阻止し、世界を救ってきた。今回もエッグマンの野望を打ち砕こうと立ち向かったが、インフィニットの強大な力を前に敗れてしまい、囚われの身に…
操作性は『カラーズ』に準拠。ソニックブーストが復活しているが、リングをとってもブーストゲージが回復しなくなり、ドリフトが削除されている。
クラシックソニック―CLASSIC SONIC
プレイアブルキャラクターのひとり。過去の世界のソニック。かつて『ジェネレーションズ』で現在のソニックと共闘し、自分たちの時代に帰っていったはずの彼だが、インフィニットの力によって再びこちらの世界に飛ばされてきてしまい、レジスタンス軍の一員として戦うことに。
操作性は『ジェネレーションズ』のACT1をベースにしており、クラシックソニック最新作の『ソニックマニア』から、ジャンプ中に回転エネルギーをためて着地時に急加速する新アクション「ドロップダッシュ」が導入されている。
アバター―AVATAR
プレイアブルキャラクターのひとり。エッグマン軍に襲撃された市街地の生き残りの「あなた」。レジスタンスの「新入り」としてソニックの仲間たちとエッグマン軍に立ち向かうこととなる。運動神経は良い方。
性別や種族、服装を自由にカスタマイズ可能。男女でソニックたちのセリフやストーリーが多少異なる。 ボイスは性別ごとに3パターンあり、うち日本版の女性アバターのボイスの一つはソニック好きで知られる声優の悠木碧が担当している。ステージBGMは全てボーカル曲。
それぞれの種族は以下のような固有能力を持っている。
- オオカミ:近くにあるリングを吸い寄せる。
- ネコ:リングが0になるような被ダメージ時にリングを1枚だけキープできる。
- トリ:2段ジャンプが可能。
- ウサギ:被ダメージ後の無敵時間が長い。
- イヌ:ミスした後の再チャレンジ時にはじめからリングを5枚持っている。
- クマ:ワイヤーアタックが強くなり、ヒットした敵を吹き飛ばせる。
- ハリネズミ:被ダメージ時にばらまいたリングが消えるまでの時間が長くなり、リングを回収しやすくなる。
『カラーズ』の宇宙人カラーウィスプの力を借りた武器「ウィスポン」を手にして戦う。それぞれのウィスポンに割り当てられた通常攻撃のほか、対応するカラーウィスプを救出してたまるゲージを消費すると特殊なパワーを発揮できる。もちろんマダオボイスもある。
- バースト
- 強力な炎で敵を焼き払う火炎放射器のウィスポン。
汚物は消毒だー!
ゲージをためるとDS版『カラーズ』に登場した同名のカラーパワーのように、火の玉になっての多段ジャンプもできる。 - ライトニング
- 3DS版『ロストワールド』の「アイボリー・ライトニング」がベースの、光のムチのようなウィスポン。
ゲージをためることでライトダッシュのように並んだリングに沿って高速移動できる。 - キューブ
- 「ブルー・キューブ」のウィスプの力を借りた、ハンマーのような形のウィスポン。
振るって発される衝撃波によって周囲のエネミーを青いキューブに変える力があり、そのキューブを壊すとリングが手に入る。
ゲージをためることで足元にキューブの足場を生成できる、ステージ攻略向けのウィスポン。 - ドリル
- 「イエロー・ドリル」を応用したウィスポン。
その場でトリガーを連打してタメてから繰り出される高速突進攻撃は爽快。ジャンプ中にトリガーを長押しすることでクラシックソニックのドロップダッシュのように着地時に急突進できる。ゲージをためれば壁伝いに突進攻撃ができる。 - ホバー
- 「グリーン・ホバー」のウィスプの力を借りた、風を利用するウィスポン。
前方にドラえもんの空気砲空気弾を発射して敵を吹き飛ばせる。
ゲージを溜めるとウィスポンを気球のように使って上昇できる他、ゲージが満タンの場合に限って穴に落ちてもミスにならず復帰できる、初心者にも安心のウィスポン。 - アステロイド
- 『ロストワールド』や『ソニックランナーズ』にも登場した「インディゴ・アステロイド」を応用したウィスポン。
装備するとアバターの周りに立方体でできた分身が最大5体現れ、アバター本人も含めて6体まで敵を同時に攻撃できる。
ゲージを溜めると分身がアバターの周囲を囲い、無敵になってアイテムを引き寄せる。空中でボタンを押すと浮遊することもできる。 - ボイド
- DS版『カラーズ』に登場する、凶暴な「バイオレッド・ボイド」のウィスプの力を使ったウィスポン。
前方にブラックホールを発射し、近くにある敵やリングを吸い込んでしまう。
ゲージを溜めるとスティックを入力した方向に瞬間移動ができる、トリッキーなウィスポンだ。
その他にもアバター固有のアクションとしてワイヤーアタックが存在する。ソニックのホーミングアタックを発展させたようなもので、敵にワイヤーを伸ばして攻撃したり、カーブの内側に引っ掛けてドリフトしたり、ギミックに引っ掛けてワイヤーアクションを行える他、巨大なボス敵を拘束する様子も確認できる。
タッグステージ
第四のプレイスタイル。モダンソニックとアバターが並走して攻略するステージ。疾走する際はソニック、敵と戦う際はアバターを操作する。
タッグステージのみで使える「ダブルブースト」はゲーム内でも最速。使用時にはメインテーマのサビが流れるアツイ演出も。TOOOGETHER!!
ナックルズ・ザ・エキドゥナ―KNUCKLES THE ECHIDNA (CV:神奈延年)
おなじみソニックの自称ライバルにしてケンカ友達。今回はプレイアブルではないが、レジスタンスの大隊長として皆を取りまとめる。豪快な戦略と大胆な決断で隊員からの信頼は厚い。
エッグマン軍
Dr.エッグマン―DR.EGGMAN (CV:中村浩太郎)
毎度の如く世界征服を企んでいる、IQ300の悪の天才科学者。今までは何度もソニックに野望を打ち砕かれてきたが、今回は新たに手に入れた力でついに邪魔者ソニックを倒し、強大なロボット軍団や過去にソニックの前に立ちはだかった強敵たちの圧倒的な強さで、この世界は彼の手中に収まろうとしている…。
インフィニット―INFINITE
今回の新キャラクター。そのソニックのスピードをも凌駕する強大な力で世界を99%支配する。一部の効果音が『マニア』のファントムルビーと同じ事から、なにやら関係があるように思えるが…?
過去の強敵達―ENEMIES
かつてソニック達を苦しめた強敵達が、エッグマン軍に再び集結。その力によって、またたく間に世界を制圧してしまう。
メタルソニック―METAL SONIC fromソニック・ザ・ヘッジホッグCD
『ジェネレーションズ』『マニア』での戦闘BGMはJP/EU版ソニックCDでのスターダストスピードウェイZONE(バッドフューチャー)のBGMがアレンジされて用いられていたが、今回はUS版ソニックCDの同曲が元になったアレンジBGMが使われる。
カオス―CHAOS fromソニックアドベンチャー
シャドウ・ザ・ヘッジホッグ―SHADOW THE HEDGEHOG fromソニックアドベンチャー2(CV:遊佐浩二)
発売と同時にシャドウを主人公にした無料DLC「シャドウストーリー」が配信。シャドウの視点で語られる、インフィニットの起源にまつわる物語が3つの新規ステージで展開される他、モダンソニック用のステージをシャドウでプレイできる。
ザボック―ZAVOK fromソニックロストワールド
関連動画
体験版動画
発売に先駆けてモダン、アバターのステージとクラシックのボスステージを遊べる体験版がPS4とNintendo Switchで配信されたが、各ステージ60秒の時間制限があり、60秒経ったらそこで強制終了してしまうという仕様。
しかし、モダンステージでは正規のルートでほぼ60秒以内にゴールすることができる他、アバターステージでもQTEシーンのバグを利用してタイマーを停めてゴールする猛者も現れている。
関連コミュニティ
関連項目
- セガ
- ソニック
- ソニックチーム
- ソニックロストワールド - モダンソニックの前作。
- ソニックマニア - クラシックソニックの前作。
- ソニックカラーズ/ソニックジェネレーションズ - 操作性はこの2作をベースとしている。
- Hoobastank - メインテーマ「Fist Bump」を提供。
外部リンク
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