ソニックロストワールド(SONIC LOST WORLD)とは、2013年10月24日発売の、ソニックシリーズ最新作である。
展開予定のハードウェアはWiiU、3DSのみと発表されている。
後にWiiU版の移植としてSteam向けにリリース決定、海外で11月2日に29.99ドルの価格で販売が行われます。
あらすじ
島の小動物たちが次々とDr.エッグマンに連れ去られた!
エッグマンを追いかけるためトルネード号に乗り込んだ
ソニックとテイルスは、エッグマンとの激闘のなか
一瞬の隙を突かれて真っ逆さまに墜落してしまう。
なんとか機体を持ち直したソニックたちの
目の前に現れたのは、幻の大陸―ロストヘックス―。ひとまず緊急着陸を試みるソニックとテイルス。
はたして、この大陸には何があるのだろうか……?
未知なる大地を舞台にソニックの新たな冒険がはじまる!
概要
WiiU版 | ||
発売日 | 2013年10月24日 | |
価格 | パッケージ | 7329円 |
ダウンロード | 6500円 | |
プレイ人数 | 1~2人? | |
Miiverse | 対応 | |
3DS版 | ||
発売日 | 2013年10月24日 | |
価格 | パッケージ | 5229円 |
ダウンロード | 4700円 | |
プレイ人数 | 1~4人 | |
3D映像 | 対応 | |
いつの間に通信 | 不明 | |
すれ違い通信 | 不明 | |
ゲームコイン | 不明 |
Wii Uとニンテンドー3DS専用で発売される新作。
Nintendo Direct内で行われたSEGA Directの中で発表された。
なお、ソニックと言えばマルチ展開だが、Wii U版はゲームパッドを用いたアクションがあるためか、今回は残念ながらソニックカラーズと同様にマルチなどの予定はないようだ。
Wii U版ではスーパーマリオギャラクシーを思わせる不思議な世界観を、ソニックが走り抜けるという内容になっている。
フリッキーが登場したり、敵を倒した時の効果音がメガドラ時代のものを踏襲していたり、演出がトゥーン調だったりするが、基本的なシステムはソニックワールドアドベンチャーに似た2Dと3Dを融合したシステムになっているように見える。
例えるならばメガドライブのソニックを3D化させたゲームといったところだろうか。
一応カラーズの続編的な位置であることから、作品のノリはカラーズに違いが、これはカラーズ以降脚本を担当しているアメリカの担当者が手がけたものだからであるとのこと。
敵キャラは今までにないトゥーン調の怪物軍団エッグマン六鬼衆である。彼等はゼティという戦闘民族で、エッグマンによって偶然弱点を握られて無理矢理部下にさせられてしまった連中のようだ。何このフラグ……とか思ってたらやっぱり…。
その他の登場キャラクター達は不明だが、最近の傾向やメガドラ時代の世界観をメインとした雰囲気からして、今回もまたソニック側からはソニックとテイルスしか出ない可能性がある…と思われたが、体験版でのイベントシーンにてエミー、ナックルズが登場し、チャオもクエスト依頼をするキャラとして登場。
また、エッグマン勢からはソニックジェネレーションズで宇宙に置き去りにされたはずのオーボットとキューボットの復活参加が決定している。
判明点
共通
- 3Dソニックにおけるスピンダッシュ久々の復活。
- ブースト・ドリフトなどこれまでの3Dソニックにあったアクションは消滅?どの道ギミック重視のコースとなっており、最近の3Dソニックとは大分毛色が違うようだ。
- ソニックカラーズにおけるカラーウィスプが再起用。どういった形でソニック達の元に参じたのかは不明。
- 今回は新しいカラー・パワーが多数登場する。ただし前作のカラーパワーからいくつかはリストラされた。
- スーパーソニックギャラクシーなどとファンからは表現されていたが、実際スーパーマリオギャラクシーのように360度を意識したプレイが必要になる模様。ルート考察の幅が広がる代わりに3D酔いに弱い人は用心か。
- 走り方はソニックCDやスマブラなどでも採用されたソニック・ザ・ヘッジホッグCDの∞字走り。
- ソニック4のようにホーミングアタックは使える。音もところどころメガドライブソニックのものが使用されており、ソニック4に3D要素を加えたゲームと言っても良いかもしれない。
- 今回はボーカル曲なし。
- 登場キャラはこれまでと比べると比較的多いが、相変わらずプレイアブルキャラはソニックのみ。
- これまでと同じく、3DS版とWiiU版が存在し、それぞれステージ構成や登場カラーパワーが異なる。
- チューブ状の大地を360度走れるステージやサイドビューフォワードビューなど多彩なステージが登場するが、根幹的にはまっすぐ進めばゴールできる仕組みにしているらしい。
- ソニックのスピードは3種類あり、「ニュートラル状態」「ボタンを押した時のダッシュ状態(Bダッシュ)」「スピンダッシュ後の加速状態」となる。スピンダッシュの継続方法がわからないという声が多いが、スピンダッシュ発動後、スピンダッシュのボタンをまた押し続ければいい。スピンダッシュ状態は公式曰く「これまでのブースト並のスピードが出る」と言っているようだが、明らかにこれまでと比べると控えめとなっている。
- パルクールと呼ばれるアクションが登場。このアクションは通常のダッシュ中に発生し、壁のぼりや壁走りが可能となる。
- 今回は通常時から2段ジャンプが可能。ただし二段目はスピンアタックが解除される。空中ダッシュは廃止。
WiiU版
- ウィスプによるカラーパワーは7+1色。GamePadを用いたアクションになる模様。
- 2P協力プレイを実装。2Pはテイルスが開発した「ラジコン」でソニックをサポートする。
- 3DS版と通信することでラジコンの種類を増やせる模様。
- 「Miiverse」でアイテムを放流して、他プレイヤーに使ってもらったり、他プレイヤーが放流したアイテムを使うことができる。
- Miiverseでしか入手できないウィスプも存在している。
- 「キック」によって相手を攻撃するアクションがある。タフな雑魚敵はこれで蹴飛ばして倒し、ついでに蹴り飛ばした先の敵も一掃できる。
- 2P対戦が実装されている。カラーズのゲームランドに似ており、こちらではレースのみの様子。
3DS版
- ウィスプによるカラーパワーは6色。
- 空中で衝撃波を飛ばす「サマーソルト」が実装されている。
- 「テイルスラボ」にて、サポートアイテム「ラジコン」を生産できる。WiiU版と通信して送ることも可能。
- 4人対戦が実装。インターネットによる対戦とダウンロードプレイにも対応。こちらではレース以外にもリングの奪い合いによる対戦が可能。
- 携帯機としては初の3Dアクションとなっている。
- スペシャルステージが実装されている。もちろん、このステージでの目的は「カオスエメラルド」を入手すること。
登場キャラクター
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ
お馴染みのプレイアブルキャラクター。懐かしのアクションと新たなアクションを引っさげエッグマン軍団を打ちのめす!しかし今回はある意味自分で騒動を悪化させてしまうことに……?今回は軽率な行動が多く、エッグマンと共同戦線を張ることになったせいもあってか、調子がいろいろと狂っている。 - マイルス "テイルス" パウアー
ソニックの相棒。トルネード号を操り、ソニックをサポートする。今回はテイルスの作ったラジコンが登場するなど、よりゲームの要素に深く関わっている。3DSにはラボも登場。エッグマンと手を組むことになり、自分がソニックに頼られていないのではないかとジェラシーを感じているご様子。もうテイルスがヒロインでいいよ。 - ナックルズ・ザ・エキドゥナ
ウィスプ達にいろいろお株を奪われた我らの癒やし。今回はお留守番役ながらまさかの本編登場を果たすが、完全に笑いをとるだけのキャラになってしまい、出番もほとんどない……。彼の活躍は「マリオ&ソニック」の新作で楽しもう! - エミー・ローズ
いわゆる付き纏い系ヒロイン……だったが今回はエッグマン達に蹂躙される動物達のため、真摯な気持ちでソニック達に献身的な協力をしている模様。ナックルズと一緒にお留守番というわりと珍しい立ち位置である。 - Dr.エッグマン
毎度毎度お馴染みのヒゲゆでたまご。今回は初心に返ってか動物達を捕まえて何かを企んだり、エッグマン六鬼衆を結成させるなど、いつも通り黒幕をやっている。ツンデレっぷりを見せる。今作ではなんだかんだで策士らしいところを見せてくれる。 - オーボット
比較的丁寧な側近。お馬鹿な相棒や好き勝手やっている上司にツッコミ役としてまた振り回されており、ソニックに心配されているテイルスが羨ましいとつぶやいていた。後半は身体が壊れたキューボットの頭部を自分の身体に取り付けられてしまうという可哀想な立ち位置に……。 - キューボット
おとぼけな側近。今回はチップで声がころころ変わったりはしないが、身体を吹き飛ばされて頭だけになり、壊れたせいで一度だけ力士になったでごわす。カラーズと同じくエッグマンチームのお馬鹿枠。「~~ッス」と語尾に付けるのが口癖で、これが本来の話し方らしい。身体が壊れたため終始代理ボディを探している。 -
エッグマン六鬼衆
サイヤ人戦闘民族の種族ゼティ。それぞれ「ザボック」「ザズ」「ゾモン」「マスタージーク」「ジーナ」「ゾア」の6人で構成されている。それぞれソニックを手こずらせる様々な能力を持っている。ほら貝によってエッグマンに操られていたが、ソニックによってほら貝を飛ばされ早速エッグマンを裏切る。
カラーパワー
前述のとおり、ソニックカラーズのウィスプが再登場するが、WiiU版と3DS版では登場するウィスプが若干異なる。
公式サイトによれば、今のところ以下のウィスプが登場することが判明している。
そして、カラーパワーを使うときは、やはりガイアメモリ、否、マダオ否々、立木文彦さんのボイスが出る。
シナリオ上においては、「一体どうして帰ったはずのウィスプ達が戻ってきているのか?」といったことには一切触れられておらず、完全に他のアイテムと同じ扱いとなってしまっている。
ちなみに発動不可能の時はカラーズと同じくアイコンのウィスプが眠る、とっても可愛いので注目してみよう。また、カラーズのように1ステージに2種類以上のカラーパワーウィスプが登場することはなく、1ステージに1種類のみとなっている。
「レッド・バースト」「シアン・レーザー」「オレンジ・ロケット」はジェネレーションズにも登場している。
レッドとシアンは3DS版、オレンジはPS3版に登場した。ピンク……。
カラーズより再登場
- シアン・レーザー
前作同様直線に光速で飛んでいく。ゲームパッドで方向決定し、タッチして弾いて飛ばす。 - グリーン・ホバー(WiiU版のみ)
イーグルにお株を奪われリストラ…と思いきや続投。浮遊して移動する。
前作同様リングダッシュが可能。 - イエロー・ドリル
前作同様地面を掘り進み、水中を泳ぎまわれる。今回は地面から飛び出てもまた潜れば効果が続く。
水中限定で3D視点にも対応。 - オレンジ・ロケット(WiiU版のみ)
前作同様真上に飛び出す。
今回は3D視点にも対応しており、照準による発射方向の調整も可能になっている。 - レッド・バースト(3DS版のみ)
3D視点対応となり、前作からさらにアクション面が強化。
カラーズでのBGMはピンク・スパイクのアレンジであったが今回は専用BGMも新たに作られた。
今作より新登場
- マゼンタ・リズム(WiiU版のみ)
ゲームパッドをタッチすることによってリズミカルに空中を跳ねる。 - インディゴ・アステロイド
触れたものを破壊し、巻き込んでいく ヴォイド… フレンジー… - クリムゾン・イーグル(WiiU版のみ)
大空を高速で飛びまわれる。方向の調整はゲームパッドを傾けて操作する。 - グレイ・クエイク(3DS版のみ)
巨大な鉄球に姿を変え、地震を発生させたり転がったりすることが可能。 キューブ… - アイボリー・ライトニング(3DS版のみ)
全身電気となり、雷のように光速移動する。電気はワイヤーのように利用することも可能。 - ブラック・ボム(WiiU版のみ)
Miiverseでのみ入手可能なウィスプ。ゲームパッドを傾けて転がし、効果時間が終了すると大爆発する
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- SEGA
- 任天堂
- ソニック
- ソニック関連項目の一覧
- ソニック・ザ・ヘッジホッグ
- メガドライブ
- Wii U
- ニンテンドー3DS
- ソニックワールドアドベンチャー
- ソニックカラーズ
- ソニックジェネレーションズ
- 仮面ライダーソニック
- ガイアメモリ
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