ソフィー・トワイライトとは漫画およびテレビアニメ作品『となりの吸血鬼さん』に登場するキャラクターである。本作の主人公。
概要
森さんちの隣にある洋館に住んでいる吸血鬼の少女。西暦1651年11月生まれので、身体は人間から吸血鬼になった13歳時点で止まっている。
容姿は小柄な白人の女の子。夜空に良く映える長く伸びた綺麗な銀色の髪と宝石の如き赤い瞳がトレードマーク。その整った容姿は西洋人形に例えられるほどの可愛らしさだが、真っ暗闇の森の中で出会ったら流石にビビる。服装は黒色のワンピース。
人間の食べ物は摂取出来ず、血液のみを飲んで生き続ける。おっかない吸血鬼のイメージとは違い人を襲うことはせず食料となる血はネット通販で調達し、パソコンを使いこなしインターネットや通販に熟達しテレビ番組などの最新サブカルチャーを愛する今どきな吸血鬼。本人曰く「いい時代になった」。ネット通販どころか流通技術が未発達だった昔の頃はどうやって血液を飲んでいたのかは不明(流石に襲うしかなさそうだが)。
趣味もネットサーフィンの他、漫画やライトノベル・深夜アニメといったオタク文化をこよなく愛する。特に深夜アニメに関してはフィギアを買ったり抱き枕を買って寝床である棺に入れるほど大好きで、オタク文化にどっぷり浸かっている。
大人しめな性格だが深夜アニメに登場する女子高生と同じ体験ができるとなるとテンションが上がったり、人間はおにぎりが好きだと思い込んでいて灯たちにおやつとしておにぎりをふるまってドヤ顔したりなど割と表情豊かである。
吸血鬼のため日光は命に係わるレベルで大の苦手で、日光を浴び続ければ灰になって消滅する。そのため基本的に太陽が出ている時間帯は寝るなどで屋敷に閉じこもり、夜間に活動する。どうしても日中に外出する際は真っ黒のコートと帽子で全身を覆い、日傘を差して万全の対策を採った上で出発する(ストーリーでは更に灯など同行者も付く)。オタクイベントのためならガンガン陽が射し気温も高い真夏の真っ昼間であろうと外出する。その様はまさに砂漠を旅するかのよう。
日光はソフィの弱点で浴びないよう常に気を付けているのだが、ゴミ出しでうっかり髪を一部消しちゃったり・日が昇っても家に帰らず木陰で昼寝してたら辺り一面日向になって孤立したり(灯が探しに来て難を逃れた)・エリー共々清々しい顔で初日の出を浴びて新年早々消滅しかけたりと、たびたび命に係わるうっかりや行動に走る。
日光の他流水など吸血鬼が弱点とするモノはソフィーも苦手とする。逆に吸血鬼の長所も会得しており、闇夜であっても何の問題も無く視認出来、華奢な体に似合わず力も超常的に高く(ロードローラーを持ち上げられるらしい)コウモリの翼を具現化しての飛行が出来る他、非常に長命。
自らもお化けの類であるにも関わらずホラー関係が苦手であり結構怖がり。灯の人形コレクションも当初は怖がっていた(後に夜中に部屋に侵入している辺り慣れたのかもしれない)。ゾンビは多少共感できるが幽霊はダメらしい・・・。
単行本購入特典のリーフレットによると1651年生まれの360歳代。13歳のときに人間から吸血鬼になったようで、年齢について触れられるのは嫌いなのか一度340歳代とサバを読んだこともある。自称「永遠の13歳」。
吸血鬼になって以来様々な国や歴史的舞台・偉人を目にしており、かつてエリーと一緒にフランス革命を経験している。
森で迷っていた灯を助けてから彼女に生きた人形みたいでかわいいと溺愛されており、半ば強引に共同生活することになったがまんざらでもない模様。
血液の備蓄が無くなった際などで灯はたびたび自分の血を飲ませようとして拒否されているが、それは大切な親友である灯から血を吸う事は出来ないというソフィーの礼儀・ポリシーである。
関連動画
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関連項目
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