ソボロ助広とは、以下のものを指す。
1.江戸時代初期の刀工。津田越前守助広の師として知られる。「ソボロ」の名の由来はいつもボロボロの着物を着ていたためなど諸説ある。
2.1の刀を元ネタとする、『ファイナルファンタジーXI』に登場する両手刀。
本項では2について解説する。
武器性能
概要
武器の基本性能は装備レベル27の虎徹と同じ。しかしその最大の特徴である「時々2~3回攻撃」は、発動率が「時々」なんてものではなく、平均攻撃回数は1.9回ほどと検証されている。
この手数特化の性能に、ウエポンスキル(攻撃すると溜まるTPというポイントを消費して繰り出す必殺技)が主なダメージソースとなる侍のジョブ設計がかみ合い、ウエポンスキルをすさまじい勢いで連発することが可能になる。
また、通常攻撃の貧相さも弓をメインウエポンとする弓侍であればさほど問題にならない。
Lv70くらいになるとさすがにD値の低さから一線を退くことになるが、それでも両手刀スキルを上げる際の素振り用武器として末永く使用できる業物である。
入手方法
リヴェーヌ岩塊群サイトB01というダンジョンに出現するクラスター族がドロップする「クラスタードタール」というアイテムを、
同エリアの特定の場所へトレードすることで出現する「Unstable Cluster」というモンスターがドロップすることがある。
当時の他の複数回攻撃武器を入手する為には21時間以上の間隔で出現するモンスターを張り込まなくてはならなかったことと比較すれば入手難易度は低いといえる。
今でこそプロマシアミッションを進めれば簡単に手に入る武器であるが、この武器の実装当時、リヴェーヌ岩塊群サイトB01はレベル制限エリアであり、レベルが強制的に50にされてしまう危険地帯であった。
その為、当時のLv50の冒険者1人では Unstable Clusterを倒すことはほとんど不可能であるため、
ソボロ助広を手に入れたい有志が集まって、ソボロ助広取得パーティを組むことが必須となるのだが、
これは様々な悲喜こもごもを引き起こした。
特に、パーティの主催者が自分の分のソボロ助広を主催者特権で一番最初に手に入れた後、
「急に用事ができた」といってパーティを抜け、対人コンテンツでソボロ助広の試し斬りを行っていた事件は、
「ヨシが逃げたシーン」 として、歴代ファイナルファンタジーシリーズの中でも特に心に残るイベントとして語り継がれることとなった。
余談
『ファイナルファンタジーXIV』にも同名の刀が登場する。
サブクエスト「ヒルディブランド外伝 紅蓮編」における重要アイテムとして登場。プレイヤーが装備することはできない。
作中ではとある豪商が所有する名刀なのだが、クエストの登場人物によって取り逃げ盗まれてしまう。……どころか、クエスト中のセリフにこの刀を「取り逃げされた」というフレーズが多用されている。公式が『ソボロ取り逃げ』をネタにした、という事で話題となった。
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関連項目
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