ソルテ単語


ニコニコ動画でソルテの動画を見に行く
ソルテ
5.6千文字の記事
  • 1
  • 0pt
掲示板へ
曖昧さ回避
  1. sorte - イタリア語ポルトガル語で「幸運」「運命」などの意味。
  2. 1を名の由来とする日本競走馬本項で記述。
  3. ソルテ=シュガル水上悟志漫画『最果てのソルテ』の主人公
  4. 詠雅ソルテ - UTAU音声ライブラリ

ソルテSorte)とは、2010年生まれの日本競走馬鹿毛

に似て5歳から本格化し、2016年地方年度代表馬いた、タイムパラドックスの代表産駒

な勝ち
2012年ハイセイコー記念(S
2013年ニューイヤーカップ(S
2015年川崎マイラーズ(S)、京成グランドマイラーズ(S)、サンタアニタトロフィー(S)、マイルグランプリ(S)、ゴールドカップ(S
2016年さきたま杯Jpnフジノウェーブ記念(S
2017年ゴールドカップ(S

概要

タイムパラドックスヒノデモテローザ、マルゼンスキーという血統。
は6歳から覚醒して交流GⅠ5勝を挙げた晩成のダートの名。自身は晩成の中距離だったが、産駒は仕上がりめで短距離に適応し、地方向けの*ブライアンズタイム後継としてそこそこ活躍した。ソルテは3年産駒
名古屋で走り34戦7勝。2戦のみでどちらも惨敗したが地方所属のまま中央(場の500万下)にも挑戦した。ソルテは第5
言わずと知れたスーパーカー」。種牡馬としても活躍し、としての産駒にもライスシャワーウイニングチケットメジロブライトスペシャルウィークボンネビルレコードなどがいる。
1歳下の全に、2017年かきつばた記念を勝ったトウケイタイガーがいる。

2010年5月30日新ひだか町下村繁正牧場という、繁殖牝馬が2~3頭しかいない家族経営の小さな牧場で誕生。牧場時代は大人しく人の言うことを聞く利口なだったという。なお、下村牧場2016年産を最後に生産から撤退、その後は引退馬養老牧場をしているようだ。
オーナー㈱フロンティア・キリー。中央でネコパンチなどを所有したオーナー(繊維会社「㈱キリ」代表)の地方用の名義である。

名意味は「幸運(ポルトガル語)」。

幸運を掴め

いまいち勝ちきれない日々

大井競馬場寺田太郎厩舎に入厩したソルテは、2012年9月17日大井1200mの新馬戦にて山崎士を上にデビュー。6頭立ての最低人気だったが、上がり最速タイで3着に好走する。
金子に乗り替わり、続く同条件のはつかり特別で初勝利を挙げると、1600mに距離延長したはくたか特別ではまた10番人気低評価だったが、大混戦の中で勝ちから0.1差の4着。

3戦1勝で重賞ハイセイコー記念(Sに参戦。ここも22.8倍の9番人気評価は高くなかったが、前の好位から進出し、直線一気に突き抜けて3馬身差で勝。
これで勇躍全日本2歳優駿JpnⅠ)に挑戦したが、ここでは好位を取れず、サマリーズの逃げ切り圧勝の後ろで中団のまま見せ場なく7着に終わった。

明け3歳は南関東三冠して浦和ニューイヤーカップ(Sから始動。の残る不良馬場の中で3番手の好位を取ると、3でもう先頭を捕まえて4で抜け出すと、あとは後続をぶっちぎって9馬身で圧勝。続く京浜盃(S)では内から好位で進め、直線で前を捕まえにかかったが、そこからジェネラルグラントにちぎられて4着に敗れた。

迎えた本番の羽田盃(SⅠ)では真島大輔に乗り替わり。6.6倍の3番人気に支持され、2番手で進めて直線抜け出しを図ったものの、そこで京浜盃2着のアウトジェネラルにあっさりかわされ4馬身差で2着。
2000mの東京ダービー(SⅠ)は距離が長いと見られたか、大外もあって5番人気なりに中団の外でレースを進め、直線では3頭でのしい追いべとなったが、外からインサイドザパークにかわされて3着。
中央勢相手のジャパンダートダービーJpnⅠ)ではさすがに人気せず単勝万馬券の10番人気。3番手の好位から3で先頭に立つ積極的なレースを見せたが、クリソライトには持ったままであっさりかわされて6着。3戦とも見せ場は作ったものの、惜しくもと言うには敗という感じで終わった。

夏休みを挟み、は新たに和田譲治を迎えて初の古相手となるマイルグランプリ(S)から始動、先に抜け出したトーセアドミラルを猛追したものの3着。続く1800mの勝王冠(S)は見せ場なく6着に敗れ、以降は1600m以下に絞ることになった。
というわけで大晦日おおとりオープンにて中団から上がり最速で差し切り快勝。4勝を挙げて3歳を終えた。

続く4歳初戦の多摩川オープンも好位から抜け出して2馬身差で勝。連勝で再び重賞戦線に乗りこんだが、ここからのソルテはシルコレ街道に突入してしまう。フジノウェーブ記念(S)はジェネラルグラントを上がり最速で追いかけたものの3/4馬身届かず2着。なにげに初めての1番人気に支持された船橋の葉オープンはスマートジョーカーにアタマ差差しきられて2着川崎マイラーズ(S)は逃げたサトノタイガーを2番手で追ったがそのまま3馬身ちぎられて2着京成グランドマイラーズ(S)はトーセアドミラルに1馬身半届かず2着。4戦連続2着であえなく和田騎手は降となった。
しかしに乗り替わったサンタアニタトロフィー(S)は見せ場なく10着に撃沈してしまう。

実力はあるのだが、脚質もいまいち定まらず、なかなか勝ちきれない。4歳までのソルテはそんな存在であった。

運命の相棒・吉原寛人

一休みして、はまたマイルグランプリ(S)から始動したソルテ。ここで彼は運命相棒と出会う。所属は金沢だが日本を飛び回る男・吉原寛人である。ここは不良馬場の中で積極的にハナを狙いに行き、2番手で進めて4着。続くゴールドカップ(S)も逃げリアライズリンクスを2番手で追走、そのまま直線で熾叩き合いとなったがアタマ差振り切られて2着。
以降、1戦を除いて吉原が騎乗、今まで以上に積極的な先行策に活路を見出すことになった。デビュー当初は450kg程度だった体重がこの頃に500kgに到達、体が完成したことも大きかっただろう。

明けて5歳初戦は昨年勝利した多摩川オープン単勝1.5倍の1番人気に支持されると逃げ後ろで進め、直線入口で抜け出すとあとはぶっちぎって5馬身差で圧勝。1年ぶりの勝利で連覇を飾る。
続くフジノウェーブ記念(S)は大外からポジションを取れず、終始後方のまま12着に撃沈してしまったが、吉原黒船賞のために高知に行っていたので矢野貴之代打騎乗した隅田川オープンを好位から押し切って快勝。この勝利を皮切りに、破の快進撃が始まる。

まずは吉原が戻っての川崎マイラーズ(Sを2番手追走から3で持ったまま先頭に立って5馬身で圧勝すると、続く京成グランドマイラーズ(Sも2番手追走から4で持ったまま抜け出して独走、8馬身で大圧勝。サンタアニタトロフィー(Sも全く同じ展開で2馬身半差勝すると、夏休みを挟んでのマイルグランプリ(Sハナを奪って々と後続を突き放し3馬身半差で楽勝。年末のゴールドカップ(Sは外から押してハナを取りに行き、後続を牙にもかけず5馬身で余裕綽々の勝利
怒濤の6連勝、重賞5連勝で文句なく南関東最強マイラーの地位に就いた。なおこの年のNARグランプリ最優秀短距離交流重賞2着2回のポアゾンブラック北海道)に持っていかれた。残念

いざ掴みとれ幸運を

明け6歳初戦のフジノウェーブ記念(Sも番手から3先頭の黄金パターンで危なげなく2馬身半差で勝し、重賞6連勝を飾ったソルテは、満を持してJDD以来の3年ぶりの交流重賞に参戦。
その舞台は、なんといきなりかしわ記念JpnⅠ)であった。フェブラリーSワンツーの*モーニンノンコノユメに、ここ3戦不調とはいえGⅠ級5勝のコパノリッキー、さらにサウンドトゥルーベストウォーリアというJpnⅠに相応しい面子い、いくら南関東では敵しとはいえこの中央勢相手では……と30.0倍の6番人気に留まった。しかし好スタートから積極的に逃げを打つと、みのないペースレースを引っぱり、4復活コパノリッキーに捕まって3馬身ちぎられたものの食い下がり、ベストウォーリア以下の中央勢はそのまま寄せ付けず2着。破の勢いは交流重賞でも十二分に通用することを示す。

というわけで向かったのはさきたま杯Jpn。ここも中央勢4頭全てJpnⅠ勝ちという顔ぶれとなったが、前走の内容からベストウォーリア人気を分け合い、堂々2番人気に支持される。
そしてレースJBCスプリント勝ちコーリンベリーを制して逃げを打つと、コーリンベリーは4で力尽き、ベストウォーリアがじわりと迫ってくる。しかし余裕の手応えで直線を向いたソルテは、吉原騎手の追い出しに応えてベストウォーリア々と振り切り、1馬身半差をつけて勝。並み居る中央のGⅠホース返り討ちにして、見事ダートグレードウィナーとなった。

これでJBCスプリントを大標に定め、夏休みを挟んでさきたま杯と同条件のオーバルスプリントJpnから始動。中央勢を抑えて堂々1番人気に支持されたが、ここはトップハンデ57kgに加えて終始レガルスイに絡まれたのもき、前年覇者レーザーバレットに差し切られて2着。

迎えた本番のJBCスプリントJpnⅠ)は、交流重賞がないので中央勢はも経験がない川崎1400mという特殊なコースもあってか、ベストウォーリアに次ぐ2番人気に支持された。実はソルテも川崎1400を走ったことは一度もないんだけどなあ。ここでももちろんハナを奪いにいったが、内のダノンレジェンドに制されて2番手追走になると、あえなく4で力尽き6着撃沈。念。

結局この年は地方勢で交流重賞を勝ったのはソルテと2歳ローズジュレップだけだったため、ソルテは堂々のNARグランプリ年度代表馬、および最優秀4歳以上と最優秀短距離三冠いた。

その後

明け7歳もフジノウェーブ記念(S)から始動したソルテだったが、断然人気に支持されながら直線力尽きてまさかの10着に撃沈。しかもこの後怪で長めの休養となってしまう。
9ヶ以上休み、ゴールドカップ(Sで復帰したソルテは、いつも通りの2番手追走から抜け出す堂々たる競馬で、ケイアイレオーネキタサンミカヅキの猛追をぎきり勝利重賞10勝を挙げて健在をアピールした。

しかし8歳となった2018年も現役続行したものの、また怪があったようで結局この年はレースに出走することなく、10月に現役引退が決定。
12月大井引退式が行われたが、そこにオーナーの姿はなかった。11月に急逝してしまったのである。引退式で吉原騎手は泣きじゃくりながら「今日オーナーと一緒にこの日を迎えることが出来ればよかったんですけど…」「ソルテと一緒にを見れたことが一生の宝物です」と語り、ソルテは亡きオーナーへの最後の挨拶だったのか、馬場入りの途中に大きく雄叫びをあげていた。

引退後は2019年から新冠町のクラックステーブル種牡馬入り。2021年からは太平洋ナショナルスタッドに移って種牡馬を続けている。……のだが、毎年1~3頭に種付けしているものの、2023年までの5年間でのべ11頭に種付けをして受胎0タイムパラドックス2022年死亡してしまい、せっかく種牡馬入りしたのにに直孫の姿を見せることができなかった。
2024年6年にしてついに1頭受胎2025年に待望の産駒ローザレーヌの2025が誕生した。太平洋ナショナルスタッドに移ってからの種付け相手は全てスタッドの代表の所有するで、ローザレーヌもわざわざソルテに種付けするために余所の牧場から買ってきたなので、現オーナーの執念がようやく実った形だろう。事に産駒デビューする日を楽しみにしたいところである。

余談

血統表

タイムパラドックス
1998 栗毛
*ブライアンズタイム
1985 黒鹿毛
Roberto Hail to Reason
Bramalea
Kelley's Day Graustark
Golden Trail
*ジョリーザザ
1991 鹿毛
Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Bold Lady *ボールドラツド
Tredam
ヒノデモテローザ
1996 鹿毛
FNo.13-c
マルゼンスキー
1974 鹿毛
Nijinsky II Northern Dancer
Flaming Page
*シル Buckpasser
Quill
シルビアワン
1986 鹿毛
*キャタオ Never Bend
Silent Beauty
ヒメアサヒ *スノッブ
*タボラ

クロスNorthern Dancer 5×4(9.38%)

関連動画

肝心のさきたま杯動画がない……。

関連リンク

関連項目

関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

  • 1
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

お兄ちゃんはおしまい! (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: はー
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

ソルテ

1 ななしのよっしん
2026/01/16(金) 21:46:35 ID: 7RvrWP8sXM
しかし事生まれてよかったなあと
👍
高評価
1
👎
低評価
2 ななしのよっしん
2026/01/18(日) 17:04:12 ID: pzQvEupVXf
マイナー種牡馬でもこんな産駒出せないのはかなりしいな
ソルテくらいマイナーになると馬主が直々に若いぴちぴちギャル用意してくれるもんだから精子がまともなら6年で0なんて事にはならんのよ
👍
高評価
0
👎
低評価