ソレノイド単語

ソレノイド

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ソレノイドとは、コイルである。

概要

ソレノイドはギリシャ語のsolen（筒、筒状の）という言葉が由来とされる3次元のコイル。本来は密巻きにしたコイルのことを指しているが、現在は一般的にこのコイルを利用した電子部品である「ソレノイドスイッチ」を単にソレノイドと呼ぶようになっている。

電子部品としてのソレノイドは、モーターの親戚と言われていて、電気エネルギーを機械的な直線運動に変換する部品である。すごく簡単に言うと「電気を通している間だけ動く電子部品」のこと。この性質をもつソレノイドは、多くの電化製品や金融端末で利用されている。

分かりやすい実例を取り上げると、かつて放送されていた伝説的クイズ番組「史上最大！アメリカ横断ウルトラクイズ」で使われていたあの帽子は第2回からソレノイドを使っているらしい。使われているのは「？」が起き上がる部分。第1回は、磁石とバネを利用して作られた起き上がるだけのシステムしか付いておらず解答者が手動で戻していたが、第2回からソレノイドを利用するようになったことで、起き上がるだけでなく自動的に倒れるようなものになった。