ソロモン諸島(英:Solomon Island)とは、南太平洋にある島々、またはブーゲンビル島を除く、そこを領土とする同名の独立国である。ここでは主に独立国について紹介する。
基礎データ
- 面積:28450km²
- 人口:687000人(2020年度調査)
- 民族:9割がメラネシア系
- 言語:英語(公用語)、ピジン英語(共通語)
- 主な宗教:キリスト教
- 政体:立憲君主制
- 通貨:ソロモン・ドル
- 時差:日本よりも二時間ほど進んでいる
概要
オーストラリアの北東、パプアニューギニアの東に位置し、北にナウル、東にツバル、南東にはフィジー、南にはバヌアツがある、大小1000以上の島が連なった岩手県の二倍ほどの面積の国。イギリス連邦加盟国の一員にして英連邦王国の一国。
19世紀末にイギリスとドイツによる奪い合いが起き1900年にイギリス領に。
1942年には日本軍が占有するも米軍との激闘のすえ1943年に撤退。米軍は1950年まで駐留。
1976年に「ソロモン諸島」として自治政府樹立。
1978年7月7日、イギリスから独立。
住民の90%以上がメラネシア系だが、87あるともいわれる言語が飛び交うなど、島や氏族によるアイデンティティが大きく異なる。
沖合や、構成する島々の中で最大の大きさで首都があるガダルカナル島は先の大戦の激戦区として知られ、今も旧日本軍の残骸が数多く残っている。
21世紀幕開け前後には武力紛争に見舞われるなど依然として火薬の臭いが漂う。
周辺の海域にはサメが多いことで知られ、特にオワリギ島の島民は古くからサメと共存してきたが、近年はフカヒレを目的とした乱獲により見かける機会を減らしているようだ。
近年は台湾と断交するなど中国の札束外交に屈し、バヌアツやパプアニューギニア、東ティモールなどの他の親中国家とともにオーストラリア包囲網とも呼べるリンクを形成している。
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関連項目
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