ソーシャルメディア(英:Social media)とは、主にインターネットを通じて、無差別・全世界的に相互交流可能なコミュニケーションが担保されたメディアの形態である。
概要
現在では、ほとんどのインターネット上のメディアがソーシャルメディアとしての機能を有しているといえる。
旧来のメディアとの違いを言えば、手紙や電話とは、双方向性では同じだが、無差別性、広範囲なところで違いがある。テレビや新聞、ラジオとは、無差別性、広範囲なところでは同じだが、双方向性という点で、違いがある。ソーシャルメディアは、双方向性と無差別性を共に兼ね備えた、新しいタイプのメディアと言える(Web2.0)。
主なソーシャルメディア
- 電子掲示板 - 2ちゃんねる(現:5ちゃんねる)、ふたばちゃんねる、ヤフー掲示板、ニコニコ大百科
- ブログ - アメーバブログ、はてなダイアリー・はてなブロック、FC2ブログ、ヤフーブログ、Blogger、ハフィントンポスト
- 集合知系 - ウィキ、ウィキペディア、まとめサイト
- ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS) - mixi、Facebook、Twitter、Google+、LINE、Mastodon
- 画像・動画共有サイト - YouTube、ニコニコ動画・ニコニコ静画、pixiv
- レビュー・口コミサイト - Amazon、価格ドットコム、読書ログ
SNSとの違いは?
ソーシャル・ネットワーキング・サービスは、主にコミュニケーションそのものを目的としたインターネットを用いたソーシャルサービスであり、ソーシャルメディアは、双方向性のあるメディアの一形態である。
しかしながら、インターネットサービスは、コミュニケーションとメディア性(情報のやり取り)を区別しないことが多く、互いに補完的である。実際、サービスとしては、ニコニコ動画も当初は動画共有サービスとしての性格のみであったが、同じアカウントで、ニコニコ大百科を利用したり、メッセ機能(ニコニコメッセ)を用いてコミュニケーションを図ったりと、多彩なサービスを有するようになった。これは他のプラットフォームを形成しているインターネットサービス、Yahoo(独自に掲示板やニュースサービスでコメント機能を持っている)やGoogle(グーグルアカウントでYouTubeやBloggerを利用できる)などでも起きている。またSNSもmixi、LINE、Yahoo、Googleはニュースサービスを有しているなど、メディアとしての側面も無視できない。
ゆえに、ソーシャルメディアはコミュニケーションを重視する傾向にあり(SNS化)、SNSはメディア化しているといえる。
関連動画
関連静画
関連生放送
チャンネル生放送
関連チャンネル
関連項目
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