ゾイドワイルドZEROとは、2019年10月4日から2020年10月16日までテレビ東京系列などで放送されたテレビアニメである。
概要
ゾイドアニメシリーズ第6作目。
放送局はゾイドジェネシス以来となるテレビ東京。
監督は「ゾイド-ZOIDS-」、「ZOIDS新世紀/ZERO」を手掛けた加戸誉夫。
前作「ゾイドワイルド」の数百年前の物語で、ゾイドの来星後に荒廃したばかりの地球を舞台とする。ストーリーは地球の再興を主軸とし、ゾイドによる軍備増強路線をたどる共和国と帝国の争い、そして帝国反逆者たちとの戦いを描く。
また、「ゾイド-ZOIDS-」等これまでのアニメシリーズとの繋がりを示唆するキーワードが数多く登場する。
本作に登場するゾイドは、すべて前作「ゾイドワイルド」以降に登場した「地球製ゾイド」であるが、今作ではゾイド用の人工的なオプション武装や、前作では廃されていたコクピットの存在が復活している。
さらに前作に登場したゾイドの必殺ギミックである「本能解放 ワイルドブラスト」の更なる発展系として、ゾイド自身の能力が進化することで発現する「進化ゾイド」の必殺技「進化解放 エヴォブラスト」と、ゾイドを兵器改造することによって会得する「兵器ゾイド」の必殺技「兵器解放 マシンブラスト」の2種類が新たに登場する。
本作では「進化ゾイドvs.兵器ゾイド」というのが一つのテーマとされており、進化ゾイド率いる共和国軍と兵器ゾイドを操る帝国軍という、異なるアプローチでゾイドを強化して戦力とした勢力同士が敵対していることも大きな特徴であると言えよう。
ストーリー
ゾイドとは、銀河の彼方に生息する、戦う意思を持った金属生命体である。
惑星が最後を迎え、人類は第二の故郷として地球を目指すが、ゾイド因子の暴走と不慮のタイムワープで、突如、21世紀の地球にゾイドが出現。
ゾイドによる破壊と度重なる地殻変動で地球は一度滅びた。
レオは自ら発掘したビーストライガーを相棒に、地球の未来を左右する少女サリーと冒険の旅に出発した。
登場人物
主要人物
共和国
- 大統領:クレストウッド
- 少佐:ジョー・アイセル(声:日笠陽子)(ラプトリア/ヴェロキラプトル種)
- 中佐:クライブ・ディアス(声:三上哲)(トリケラドゴス改/トリケラトプス種→ワイルドライガー改/ライオン種、オメガレックス/ティラノサウルス種)
- 大佐:シェリー・ハント(声:浅野まゆみ)
- 少将:ギャレット(声:土師孝也)
- 民間人→一等空士:ジェイク・ラモン(声:興津和幸)(ソニックバード/アーケオプテリクス種)
帝国
帝国正規軍
- 隊長:リュック(声:岸尾だいすけ)(キャノンブル/バッファロー種)
- 中尉→少佐:クリストファー・ギレル(声:増田俊樹)(スナイプテラ/プテラノドン種、ジェノスピノ/スピノサウルス種)
- 准将:コリンズ(声:速水奨)
- 軍曹:シェル(声:浜田賢二)(バズートル/ワニガメ種)
- 大尉:ノックス(声:三宅健太)(ナックルコング/ゴリラ種、スティレイザー/スティラコサウルス種)
反乱軍(真帝国軍)
- 博士:フランク・ランド(声:稲葉実)(オメガレックス/ティラノサウルス種→ギルラプター/ディノニクス種→ゼログライジス/ギガノトサウルス種)
- 准将→階級剥奪:ジョナサン・シーガル(声:堀内賢雄)(キルサイス/カマキリ種)
- 少尉:ハンナ・メルビル(声:内田真礼)(スナイプテラ/プテラノドン種、オメガレックス/ティラノサウルス種)
- 少佐→階級剥奪:ダグラス・アルドリッジ(声:三木眞一郎)(スティレイザー/スティラコサウルス種→ジェノスピノ/スピノサウルス種→ファングタイガー/サーベルタイガー種→オメガレックス/ティラノサウルス種)
- 階級不明:ビクター・スピーゲル(声:高橋広樹)(ドライパンサー/パンサー種、ハンターウルフ/オオカミ種)
その他
- 科学者:ウォルター・ボーマン(声:安原義人)
- 元帝国二等軍曹:バーン・ブラッド(声:古川慎)(ガトリングフォックス/キツネ種)
- ジョシュア・コンラッド(声:堀川仁)
- デニス・ニールソン(声:浪川大輔)(ゼロファントス/ゾウ種)
- イレクトラ・ゲイト(声:朴璐美)
関連動画
関連項目
外部リンク
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