ゾディアックとは、以下のことを表す。
- Zodiac - 英語における黄道十二宮に属する星座の総称。
- ゾディアック - 『世界樹の迷宮III』に登場する職業の一つ。
- ゾディアック - サークルSITER SKAINの同人ゲーム『RefleX』、『ALLTYNEX Second』に登場する大型機動兵器。
- ゾディアックコア - 3.の制御ユニットとして搭載される生体コンピュータ。自我を持ち、暴走を引き起こした。
- ゾディアック - 『トランスフォーマーZ』および『リターンオブコンボイ(ザ☆バトルスターズ)』に登場した宇宙創造の力を持つ超新星エネルギー。
- ゾディアック事件 - 1968年から74年にかけてアメリカ合衆国で発生した連続殺人事件。現在も未解決。
- ゾディアック(映画) - 2007年公開のアメリカ映画。6.の事件をモデルとしている。該当記事参照。
- ゾディアック・ワークス - 日本のギターメーカー。布袋寅泰やhideにアーティスト・カスタムモデルを提供している。
- ゾディアック(ボート) - フランスのゾディアック・エアロスペース社が製造するエンジン付き折畳式ボート。高い性能と耐久性で有名。
- ゾディアック(魔神) - サークル「はちみつくまさん」の同人ゲーム『KanonRPG』に登場するモンスター。
- ゾディアック(ACV) - 『アーマード・コアV』に登場する謎の敵AC集団。
- ゾディ・アック - 『ガンダム・センチネル』に登場する戦闘メカ(モビルアーマー)。1.とは英字綴りが異なる。
本項目では3.について記述する。
概要
飛行形態と戦闘形態の二つのモードに変形する。飛行形態は鳥の頭を思わせる頭部(機首)と一体化した扁平な胴体、その左右の兵装を格納した腕ブロック(ただし関節は持たない)と、胴体下部の腰関節パーツ、そこから後方に向かって田の字に伸びるバーニアを兼ねた四本の脚という姿をしている。戦闘形態に変形する際は、腰より上の胴体が後方に180度回転し、上部二本の脚を背中側に展開して後脚、下部の二本を前脚とする四脚形態となる。また、ゾディアックコアが発動した場合、背中から6枚の金色の翼が展開される。スペックなどに関する設定は公表されていないが、ゲーム中の演出より、以下の武装を持つことが分かっている。
- バスターレーザー
- 正面に向けて発射する超大型のレーザー砲。何段階かの出力モードが存在し、最大出力では画面全体を覆うほどの太さとなる。地球側の機動兵器「キャンサー」を一撃で破壊する威力を持つ。なお、同種のレーザーを地球側の流星艦隊旗艦「サジタリウス」が搭載している。
- ビット
- 本体周囲に展開される小型浮遊砲台。何種類かの兵装パターンがあると思われ、バスターレーザーや小型ビーム砲を持っている。
- トラクタービーム
- 近距離に力場を発生し、対象を吸い寄せて固定する。自機「フェニックス」のブースター出力では脱出できないほどの拘束力がある。
- アポカリプスバスター
- ゾディアックに搭載された中でも最大の出力を誇る武装。約十秒間のチャージを行ったのち、画面全体を覆う超極太のレーザーを十数秒間に渡って照射する。神威が展開する16枚の空間電磁シールドを全て貫通するほどの火力を持つが、ジェネレータに過負荷を掛けるらしく連続使用はできない。
- ミサイル
- 胴体側面に発射口を持ち、多数のミサイルを連射する。シールド展開中でも使用可能。
- 光学爆雷
- 対地攻撃に使用される。機械神殿の外壁を破壊する威力を持ち、最終ステージ冒頭のデモでゾディアック・リブラが使用した。なお、地球側の機動兵器「スコーピオン」が同種の爆雷を搭載していた(おそらく、威力などには差があると思われる)
- シールド
- 自機と同様の光学兵器反射シールドを展開。シールド同士が干渉すると、弾かれたエネルギーが放射状に飛び散る演出がある。光学兵器を反射する能力を持つが、ごく一部の攻撃は、これを貫通することができる。
ちなみに展開中にミサイルのみ使用可能なことからも判る通り、自機のシールド同様に質量体には一切影響を及ぼすことが出来ない。つまり、シールドそのものに自機に対する当たり判定はない(意外と知られていないが)。 - ロックオンレーザー(仮称)
- 脚部中間(膝関節?)に設けられた開閉式の砲門と、背中の翼部に設けられた砲門がある。一旦画面外に消えてから、自機を狙って飛んでくる。
- 各種ビーム砲
- 機体全体に、ハリネズミのように多数のビーム砲を装備している。
なお、ゾディアックは全部で12機製造されたが、性能・兵装などは全て共通するとされている。
背景
ライワット人によって12機製造された機動兵器だが、搭載されたゾディアックコアが自我を持ち暴走、辛うじて封印は成功したもののライワット母星は焦土と化した。こうした事態を見越して建造された「ゾディアックを狩るための13機目のゾディアック」も存在したが、裏切り者の一族によって地球へ持ち逃げされたため、投入できなかった。
なお、このとき持ち出されたゾディアックに搭載されたコアは、その後も恒星系級汎用管理コンピュータ「ALLTYNEX」や「神威零号機」に搭載され、地球人類の存亡に関わる数々の騒動を引き起こしていくこととなる。
関連動画
関連項目
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