人を殺す魔法
ゾルトラークとは、漫画『葬送のフリーレン』に登場する「人を殺す魔法」である。
概要
初登場は5話(アニメでは4話)。サブタイトルもまんま「人を殺す魔法」となっている。
「腐敗の賢老」の異名を持つ魔族∶クヴァールが開発したこの世界で史上初の貫通魔法。見た目は無属性のレーザービームといった所で恐るべきはその性能。
人類の防御魔法は勿論、装備魔法耐性さえも貫通し人体を直接破壊する事ができる。しかも魔力の消費も少なく連射や起動操作も可能。
それにより中央諸国[1]の冒険者の4割、魔法使いに至っては7割がゾルトラークによって殺されたと言われている。
この魔法は千年以上の時を生きる魔法オタクのフリーレンにも「強すぎた」と評され、事実彼女が勇者ヒンメル一行での旅の途中にクヴァールと相対した際は”勝てないので封印”という手段を取らざるを得なかった。
本編が読める魔法
関連リンク
関連項目
~ 80年後 ~
「…フリーレン様、これはどういうことですか…?」
「…今のは一般攻撃魔法です。」
ゾルトラークとは、漫画『葬送のフリーレン』に登場する「一般攻撃魔法」である。
概要(80年後)
クヴァール封印の80年後ではゾルトラークは「人を殺す魔法」では無く主に「一般攻撃魔法」と呼ばれている。
ゾルトラークは強すぎた為、クヴァール封印後フリーレンが中心となって人類が研究し人類の魔法史に組み込まれ、それに対抗できる防御魔法や装備を開発。魔族の魔法にしては簡単な部類の為、人類側も優秀なこの魔法を使用。結果「人を殺す魔法」では無くなった。
ただし”使われなくなった”訳では無く一般化して戦いにおいてはこれが防げる前提の戦術が構築されている為、依然として重要度は高い。
弱点として人を殺す用なので竜などの硬い装甲をもつ物には効果が薄い。
同じく人間では無い魔族も耐性があるがフリーレンが使うそれは対魔族用に改良されており「魔族を殺す魔法」とよべる代物になっている。
ゾルトラーク現象/ゾルトラークの法則
2023年9月29日のアニメ放送開始後、ネット上の視聴者を中心に「出た当時は革新的だった物や手法が年月が進むにつれて一般化すること」をこの魔法の歴史になぞらえて「ゾルトラーク現象」または「ゾルトラークの法則」と呼ぶ人々が現れた。
「一般化」ではなく「陳腐化」とされる事も多いが、上記の用にゾルトラークは「これを防げないと勝負にならない」ものなので不適切な表現とも言える。
メタゲームで例えると「インフレに置いて行かれた」訳では無く「トップメタだがメタられ過ぎて強く感じない/出番がない」という感覚が近い。
派生ネタ
- モルトラーク/○○を盛る魔法
- 二次創作ネタ。当初はキャラクターなどに(何がとは言わないが)「盛る」という概念を指す言葉とゾルトラークを掛け合わせて使われていたが、次第に同作のアニメに置いて原作の描写されてないヶ所を増やしたり淡泊な部分を派手にしたりといった「盛る」行為にも言われる様になった。
関連動画
関連静画
関連リンク
- 『葬送のフリーレン』アニメ放送を経て改めて評価を受ける腐敗の賢老クヴァールとゾルトラークについてアレコレ ―― Togetter
- ハルヒが大ヒットして以来、多くの作品がハルヒの真似したので、いざ本物を読んでも何も新しく感じ取れない 『ゾルトラークだ…』 ―― Togetter
関連項目
該当しそうな物
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 12
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