ゾーハル(Zohar)とは、カバラと呼ばれる中世ユダヤ神秘思想の中核を成すモーゼ五書の注解集である。日本語で「輝き(の書)」。ゾハル、ゾハールとも
概要
ゾーハルとはアラム語のジハラ(輝き)から派生した単語で、ゾーハルは2世紀のアラム方言を想定した文体で書かれている。
内容はユダヤ教の教典の1つである旧約聖書を創世記第一章から順に詳細な注解を加えていったもので、カバリズムの奥義がそこに記されているとされる。
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ゾーハルを扱った作品
書物としてのゾーハルそのものが登場する作品もあるが、日本ではキャラクターや設定の名前として登場する事が多い。
◆ゾーハルまたはゾハルの名前を持つ存在が登場する国内の作品タイトルは以下の通り。
『ゾハル』というワードはでは登場しないが、後のモノリスソフトによる『ゼノ』の名を冠するシリーズでもゼノサーガに登場したゾハルと同じ形状をした何らかのキーアイテムが登場するのが恒例となっている。シナリオや世界観が繋がっているわけではないので、セルフオマージュやカメオの類ではある。
- ゼノブレイド(2010年、任天堂)※登場人物の一人アルヴィースが着けているネックレスに赤い『ゾハル型』の宝石?があしらわれている。
- ゼノブレイド クロス(2015年、任天堂)※惑星ミラに不時着した移民船白鯨が落としてしまった大型のデバイスが『ゾハル型』をしている。雑に言うと地球の情報を詰め込めるだけ詰め込んだ巨大HDD。
- ゼノブレイド2(2017年、任天堂) ※ヒロインであるホムラ、ヒカリの首元のコアクリスタルが翠玉色の『ゾハル型』。敵方のメツも同様の『ゾハル型』コアクリスタルを持ったブレイドである。ただし、物語冒頭でホムラが「自分の命の半分」を死の淵にあるレックスに分け与えたことで、中央部分がX字型に欠ける。アクセサリーではなく体の一部なので、お風呂シーンでは肌に直接ついているのがわかる。
関連項目
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