「~時」は、その処理や条件が満たされたその直後にのみ使用できることを表しています。
そのため、何らかの効果やチェーンの処理等の途中でその処理や条件を満たしていたとしてもそのカードの効果を使用できない事があります。
タイミングを逃すとは、遊戯王OCGで「一部の発動条件付きの効果」が条件を満たした場合でも発動できないルールである。(一部公式ルールブック、遊戯王カードWikiより引用)
概要
「召喚に成功した」「破壊された」「墓地へ送られた」など、特定の条件を満たした時に発動できる効果。それらの内「~した時に発動できる。」と書かれた、通称「時の任意効果」はその条件を満たした直後のタイミングでしか発動できない。
よって「時の任意効果」は
では「~した時」の直後ではなくなり、発動の「タイミングを逃す」のである。
新規プレイヤーに限らず上級者でも間違えることが多々あり、遊戯王OCGの中でも難解なルールのうちの一つとして挙げられることが多い。
余談
- マスターデュエルなど近年のデジタル作品では、このような状況に陥った際「タイミングを逃しているので、○○の効果を発動できません。」とメッセージが出るようになっている。
- 魔法・罠カードもこのルールに従わなくてはならない。
- 元来の強制効果は「時~する。」と表記され、タイミングを逃す要因となる「時~できる。」との区別が付きにくかった。これらは再録時に「場合~する。」とエラッタされ判別しやすくなっている。
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、フィールド上の表側表示モンスター1体を選択する。そのモンスターはフィールド上に表側表示で存在する限り、攻撃力が800ポイントダウンする。
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚した場合、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。そのモンスターの攻撃力は800ダウンする。
関連動画
関連項目
外部リンク
- 遊戯王カードWiki - タイミングを逃す
- 公式ルールブック(PDF) ※「時」と「場合」の項目で「タイミングを逃す」に関する記述あり。
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