はたらくに”彩り”を。
Timee
タイミーとは、以下の意味を指す。
- 株式会社タイミー(東証グロース:215A) 概要で一部説明。
- 1が提供しているスポットワーク・スキマバイト仲介サービス「タイミー」当記事で解説。
- 2で就業する労働者、もしくはスポットワーカーを指す通称もしくは蔑称(タイミーさん等)
概要
タイミーとは、株式会社タイミーが提供するスポットワーク・スキマバイト仲介サービスである。
アルバイト・パートの求人で付きまとう履歴書提出・説明会・面接・労働契約・シフト調整・勤怠給与管理の煩わしさをDXで解決すべくパッケージング化されたサービスとして2018年よりサービスを開始。
新型コロナウィルス感染症による飲食業界の低迷で一時伸び悩むも、コロナ明けの慢性的な人手不足の背景もあり登録者数が急増、2024年には東証グロースへの株式上場およびサービス登録者数1000万人(外国人登録者を含む)を達成した。
好きな時間に1日単位・時間単位で働ける・求人できる気軽さから業界シェア1位となっている。
ニコニコ関連では、ニコニコ超会議2025のスポンサー(特別協賛)となった。
サービス
タイミーは、働きたい人(以下ワーカー)と企業をマッチングするサービスである。
職業安定法による有料職業紹介事業であり、いわゆる派遣労働とされる労働者派遣事業ではない。たまに「タイミーから派遣されて来ました!」と言うワーカーもいるが、実際の労働契約はワーカーと企業で直接交わされるものとなっている。ちなみにテンプレートでは「タイミーから働きに来ました!」である。
満18歳以上であれば、たとえ100歳越えでも利用できる。初回登録で本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証・パスポートおよび外国人の場合は就業可能な在留カード)と顔写真登録を行えばいつでも就業可能となる。履歴書提出や面接の必要が無く好きな求人に申し込める。
求人職種が多岐に亘るのもタイミーの特長であり魅力である。有料職業紹介事業で制限を受ける港湾運送業、建設業および芸能・IT・風俗営業で多い「業務委託」を除き幅広い職種の求人がある。大都会東京や独立国大阪で働いてみたり、リゾートバイトやライブイベント、ものづくりや地域創生、農業などただ給料を稼ぐだけではなく仕事自体に楽しみを見出すワーカーも多い。
利用料金は、ワーカー側は完全無料である。
企業側は1人1日当たり賃金の30%+振込手数料200円もしくは包括契約となる。一見すると3割も抜いて中抜きじゃないかとも思えるが、社会保険・厚生年金・福利厚生費、求人サイトや広告にかける宣伝費などの諸費用を天秤にかけてタイミーを選ぶ企業も多い。
有資格業務
ワーカーは誰でも好きな求人に応募できるが、当然ながら求人によっては資格が必須の業務も含まれている。運転免許は当然ながら介護で必要な介護職員初任者研修、ガソリンスタンドで求められる危険物取扱者、医療で必要となる医師・薬剤師・看護師免許など。要医師免許なんてそんな求人もタイミーで出ているの? と思えるものも意外と多い、さらに言えば時給も高い。
タイミーには資格登録機能があるが応募自体は誰でも出来る、というのも有料職業紹介事業の制約上求人時の募集制限が出来ないからである。企業側が気付いてキャンセルされればまだいい方で、最悪の場合BADやペナルティとなる。さすがにクレームが多かったのか、無資格者がエントリーしようとすると強制的に資格証登録画面に飛ぶようになり事実上の応募が出来なくなった。
給料
ワーカーの給料をタイミーが立て替えて即日払いするサービスも好評である。
勤怠が承認されればウォレットに入金され、任意でいつでも登録した銀行口座に入金され手数料も無料である。24時間対応のネット銀行であれば15分ほどで引出可能となる。
なお、ウォレットを放置していても入金後翌月15日に自動で振り込まれる。
なお、交通費を除く給料が9300円を超えると源泉徴収(所得税と復興特別所得税)が行われる。
評価
タイミーにはヤフオクやメルカリと同様にワーカー個人の評価機能がある。
有料職業紹介事業の制約上、評価が求人へ影響する事は無いがアプリの利用制限という形で制約がかかる。
2025年現在、タイミーに実装されている評価機能は以下の通りである。
- Good率(%)
ワーカーの過去30回の評価された就業において、企業から評価されたGood・BADの回数を率化したもの。
評価5回目以降から表示され、Good率が90%以上でエキスパートと認定され求人情報の配信が優遇される。逆に80%以下になると求人情報の配信が遅滞するほか、タイミーが定める無条件キャンセルの要件に該当するため企業キャンセルが増える可能性が高くなる。
しかしながら企業が与える評価に「明確な基準」は無い。
多くの企業は就業時の内容や態度、怠慢で評価するが、飲食店などでは皿を破損した等本来であれば店側が担保すべき理由でもBAD評価を出す、さらに悪質な場合は「加齢ク〇おばマジうざ」「ハ〇デ〇おぢきんもー」といった中年男性・中年女性の応募を排除したいがための恣意的なBADを出すケースも多い。
その一方で、現場と人事が分かれていて問題行動があるワーカーが多くても無条件でほいほいGoodを与えてしまう怠慢企業も多い。
なお過去30回の率なので、BAD評価をされてもその後30回Goodをもらえば100%に戻る。 - キャンセル率(%)
ワーカーの過去30回の求人応募において、ワーカー側がキャンセルした回数を率化したもの。
キャンセル率自体は無条件キャンセルの要件には当たらないが、率が高ければ企業側からは体調不良やサボりがちの性格と判断される可能性が高まる。
なお過去30回の率なので、キャンセルをしてもその後30回就業すれば0%に戻る。 - 直前キャンセル率(%)
ワーカーの過去30回の求人応募において、ワーカー側が就業前6時間以内にキャンセルした回数を率化したもの。いわば事実上のバックレ率とも言える。報告しただけマシとも取れるが企業側からしたらたまったものではない。直前キャンセル率が10%以上だとタイミーが定める無条件キャンセルの要件に該当するため企業キャンセルが増える可能性が高くなる。
なおこれも過去30回の率なので、本当に不本意な理由で直前キャンセルをしてもその後30回就業すれば0%に戻る。頑張れば水に流してくれるんだね。 - ペナルティポイント
就業時に遅刻したりキャンセル手続を行わず無断欠勤する、無資格応募など企業の就業規則に違反する、キャンセルを繰り返すと貯まるポイント。
累計4ポイント以上で求人応募制限が科され、累計8ポイントでサービス利用停止となる。当たり前ですね。
なお1回ちゃんと就業すれば1ポイント減る。
タイミーエキスパート
評価された就業5回目以降でGood率90%以上で認定される評価、新着求人情報が優先して配信される。
Timee Membership
タイミーを通して働いた回数および就業時間で算出された経験値(EXP)で認定されるレベル。
レベルによって称号が変わり最大レベルは100である、ただ経験値は単純な加算であるためレベル100に達するワーカーも増えている。
レベルによって称号によって、限定イベントに招待といった特典があるとかないとか。
なお称号およびレベルは企業側には公開されない。
バッジ機能
ワーカーが持つスキルを客観的に判断するものとしてバッジ機能を実装している。
バッジ認定に該当する業務を滞りなく完了し、企業がスキル相当と認めたワーカーに付与される。
| 飲食業 | ホール・洗い場・調理 |
| 物流業 | 検品・仕分け・ピッキング・梱包・搬入出 |
| スーパー・ドラッグストア | 品出し・レジ・清掃・調理 |
| その他の小売業 | 品出し・レジ・清掃 |
| ホテル・旅館 | 洗い場・調理・宴会スタッフ・フロント・清掃 |
| 送迎・デリバリー | 送迎・配達 |
ただし、バッジを付与するかどうかは企業側の裁量になり、統一された明確な基準は無い。ただ機械的にバンバンバッジを配ったり、ホールしかやってないのに洗い場バッジまでくれた等混乱を招く機能になっている。そのため他の就業先では全く通用せず、求人時に「タイミーのバッジ認定は経験者とはみなさない」と注意書きをする企業も少なくない。
就業申込制限
タイミーでは労働基準法・社会保険・税務の制約により下記の申込制限がされている。
- 就業件数は1日1件まで
- 週当たりの総労働時間は39時間未満まで
- 同一企業から受け取る賃金は月当たり78,000円(見込み額を含む)未満まで。
- 同一企業から受け取る賃金額は1年当たり28万円(見込み額を含む)未満まで。
* 前年12月から当年11月末まで
このうち同一企業から受け取る賃金額については、2025年7月より企業側から送られる制限解除リクエストの承認、およびマイナンバーカードの登録を行う事で1年あたり93万6000円(見込み額を含む)未満までに拡大されるようになった。ただし解除リクエストを承認すると企業から自治体に給与支払報告書が提出され所得税の徴収、および住民税課税額に影響が出る。
関連リンク
関連項目
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